AI森リン「森リー」

★4月18日から新しい森リン点になっています。

題名：名前：

人間は客観的世界にのみ生きているものでもないし、通常理解されているような社会的活動の世界にのみ生きているのでもなく、その社会の表現手段となっている特定の言語に強い影響を受けているのである。
　人間は文化を通して世界を見ている。自分の狭い世界を基準として他の文化を忌避するべきではない。
　そのための方法としては、第一に、自分の理解しがたいものに対してもできるだけ理解しようと努めることだ。理解しがたいものを理解することは難しく、どうしても自分の理解できることだけで物事を決めつけて判断してしまう。そうするのではなく、理解できなかったとしても理解しようとすることが大事である。理解しようとすることで新たに気づくことがあるかもしれないので、自分には理解できないと決めつけるのではなく、理解してみるべきだ。
私は友達と話す時やグループで意見を出し合う場のとき、なるべくみんなの意見を聞くように意識している。人はみんな異なるため考え方もそれそれ違う。なので伝え合うことで色々な価値観を知ることができる。自分とは異なる考えだった時に違うからと切り離すのではなく、異なるからこそどう思うのかなぜそう思うのか詳しく知りたいと思うことが大切である。
　また、第二の方法としては、学校などで子供のころから幅広い体験をさせ、異文化と接触する機会を持たせることである。子供のころから異文化と接触する機会を持たせなければ、大人になっても、視野を広げることができず、自分の知っている世界のみからでしか物事を考えることができないかもしれない。
明治維新は、日本人が民族として急激な異文化体験をした時代である。しかし、このことによって、従来の日本人の枠を打ち破るような人物が多数登場した。
異文化体験をすることで今までなかった考え方から物事を見ることができるので日本人にとっては良いことしかない。私は小学生の時にオーストラリアに1週間ほど留学した。とても良い経験になり、文化の違いを実際に交流することで感じることができた。この経験を小学生の時にできたというのも自分の中では大きく、今に活かされているなと感じる。なので思い立ったらすぐに行動することが大事だと思う。
　確かに、自分の文化の枠組みで物事を見ることは、物の見方の効率化につながる。犬はワンワンと鳴くという共通の文化があるから話もスムーズに進む。だが、国によって異なるものもある。認識の幅を狭める枠組みではなく、幅を広める枠組みでなければならない。

山年月週
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