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AI森リン「森リー」
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AI森リン「森リー」
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都市住民は、役に立つものに馴らさせられているから、目の前に何も役に立たないものが出現すると深く困惑する。困惑が、新しい文化を創り出す。都市の各所に何も役に立たないものを出現させ、住民に文化的衝撃を与えることが流行しはじめている。噴水の水は、同じものが循環しているだけであるから、水不足の場合でも停める必要はない。 私にも、要らないものだけれど、これがあったら雰囲気がよくなる。必要ではないけれど、これがあったら皆が笑顔になるということを実感したことが二つある。一つ目は、音楽を聴きながら食事をしたことだ。普段、うちでは食事の時には音楽もテレビもつけない。食事の時は、音楽は要らない、必要ではないものとなる。それなのになぜ音楽をつけてみたかというと、食事を少し豪華にしてみようと思ったからだ。なぜならば、レストランやカフェなどにはいつも音楽がかかっているのを思い出したからだ。そこで、電子ピアノに内蔵されているクラシック曲をかけると、まるで家がレストランになったようだった。二つ目は、金曜ロードショーのオープニング曲を聴くことだ。これを聴くと、明日は土曜日だ。休みだと思う。そして、父は毎週必ず聴く(笑) 母からは、「サザエさん症候群」の話を聞いた。サザエさんのオープニング曲を聴くと明日は月曜日だ、とがっかりする人のことを指すそうだ。私の体験とは逆だ。このことから、音楽は実用的ではないけれど、人の心を変える効果があるとわかった。 また、母は、スーパーマーケットで買ったお惣菜でもパックのまま食べず、お皿にうつして食べることにしているそうだ。お皿に移す一手間で一ランク上がるような気がするらしい。日本には、器を愛でるという文化がある。 人間にとって文化というものは、まるで受け皿のようなものだ。プラスチックのお皿でそのまま食べてもいいが、きれいな器にうつして食べるとそれだけで食事が華やぐ。食文化は変化しているが、日常の文化はいつになっても変わらないことがわかった。また、社会の授業で習う日本の歴史や文化とは違い、家庭や人間関係、日常の文化など様々な文化が継承されていることに気づいた。
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