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AI森リン「森リー」
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AI森リン「森リー」
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私たちは、お話を文学、文学のうちでも、文学によらず、声によって伝達される文学、と考えている。口承文学ということばもありますが、そういうかたいことばをさけるとすれば、文学作品を、語り手がおもに声によって表現し、それを聞き手ともども楽しむことだといってもよいだろう。そして文学的に価値のある作品とは、「私たちの心を楽しませ、人間についての私たちの理解を助けてくれるもの」と表現しておこう。昔話に親しむことによって、「物語」やそれを「語る」ことの意味が少しずっわかってくるように思えるからだ。お話に興味をもつ者にとっては、昔話は、たえずそこに自分をうるおしにかえっていかなければららない泉のようなものだと思う。 私は0才から六才まで毎晩、母に絵本を読んで もらっていた。私の好きな絵本は、「バムとケ口の空の旅」、「はじめてのおつかい」などをはじめとして昔話の「はなさかじいさん」も私の好きな本の一つである。はなさかじいさんのあらすじを簡単に説明しよう。ある日、弱った子犬を助けた優しい老夫婦は、シロと名付けわが子のように可愛がって育てていた。ある日シロが「ここほれワンワン」と鳴き始める。そしておじいさんが畑をほると、大判小判がザクザクと掘り出されてきたのだ。それを見ていたとなりの欲張り老夫婦はシロに財宝を探させようとするも、シロが示した場所をほるとゴミばかり。激度した欲張り老夫婦はシロを殺してしまう。そして優しい老夫婦がシロのお暮にうえた木がどんどん大きくなり、欲張り老夫婦がその木を切ってしまう。その木で優しいおじいさんが臼を作りもちをつくと、なんと臼から金銀財宝があるれ出てきた。だがまたしても欲張り夫婦がもやしてしまい残ったのは、灰だけ。その灰でかれにに灰をまくと、なんと満開の桜が咲いた。というお話である。このお話から欲張らずに生きることの大切さや、優しい心で生きる、という大切なことを学べた。 母の、昔話で好きなお話は「かぐや姫」といっていた。私は二年前バレエの発表会でかぐや姫の演目をしたことがある。バレエといえばチュチュ、という洋のお人形さんがきているような衣装を想像する人が多いと思う。それと同時に、バレエの演目も、洋風のコッペリアやくるみわり人形などを思いうかべる人も多いだろう。そのような中で二年前、かぐや姫、という日本の昔話の演目をすることが出来たのは、とてもうれしかったし、とても独特であったと思う。なぜなら、バレエの衣装であるチュチュではなく「和」の衣装を着ておどったからだ。今までにない新たな演目を昔話から作り上げたのである。 人間にとって昔話とは、ただ聞いて楽しい、というだけのお話ではなく昔話から人生の生き方や、人としてのきれいな心をはぐくむことができる物である。そして昔話こそ今の時代にとても大切なことをうったえているのではないかと、私は思う。正直に生きることの大切さや、感謝の気持ちの大切さなど昔話から学べることはたくさんあるはずだ。
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