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AI森リン「森リー」
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AI森リン「森リー」
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「これ、『おめぐりさん』って言うの?」 と、私は言った。漢字を読んでいた時である。 「ワーッハッハッハー!結衣ったらー。『お巡りさん』と書いて、『おまわりさん』と読むのよ。おもしろい。ハハハハ!」 と母に、笑われた。私は、その時初めて、知った。『お巡りさん』と書いて、『おまわりさん』と読むのだと。その時、久しぶりに、家族全員、母、私、父の3人で、涙が流れるくらいに大笑いをした。 もう一つ、大笑いをした出来事がある。それは、年の終わりの大晦日の日恒例の、人生ゲームである。ここで、いつも大笑いする理由は一つしかない。それは、まるで神様が仕組んだように、父がゴールの一つ前で宇宙旅行に行ってしまうことだ。去年の人生ゲーム大会の時も、父は行ってしまった。去年は母も行ってしまった。しかし、もっとおかしいことは、私が人生ゲームをやっていて、一回も宇宙旅行に行かないことだ。人生ゲームを大晦日の日にやり出して、早くも4年。その中で一回もない。ただし、大晦日の日以外にやると、行ってしまうことがたまにある。私は、まるでこの一日にすべての運を使ってしまっているかのように、この日だけは運がよい。なぜだろうか。 私が普段の運がとても悪いのは、この日(大晦日の真夜中)のために蓄えられているのかなと思った。もしこの日の運が悪ければ、いつ運がよいのだろうと思った。 「『お巡りさん』覚えた?」 と、母に聞かれた。 「もう覚えた!」 これは、もう絶対に、忘れないなと思った。
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