AI森リン「森リー」

★4月18日から新しい森リン点になっています。

題名：名前：

＜＜構成＞＞「狂気」とは、「天使になろうとして豚になる」存在である自覚を持たない人間、あるいはこの自覚を忘れた人間の精神状態のことかもしれない。我々が正気だとうぬぼれている生活でも、よく考えてみれば、代償の「狂気」の起伏の連続であり、「狂気」なくしては、生活は展開しないこともあるということは、奇妙なことだ。＜＜主題＞＞私は、誰にとっても狂気は必要なものだと思う。

＜＜構成＞＞第一に、狂気によって何かをやり遂げることに繋げられるからだ。私は、一年前に中学受験をした。＜＜題材＞＞受験勉強を始めたばかりのころは、特にストレスなども何も感じなかった。しかし、時間が経つにつれて、気づけばストレスが蓄積していってしまっていた。そのストレスにより、私は前髪をむしったりしてしまっていたのだ。しかし、私は本番まで狂気を押し通し、勉強を続けた。ついに受験当日。私は母に「今日までよく頑張ったね〜！」私は、なんで急に？と思ったが、実はこんな真相があったのだ。なんと私は起きている時間だけでなく、寝ている時間にも髪の毛をむしってしまっていたのだそうだ。そして私は、母の言葉となね先生の「受験で落ちたらその学校が私を見る目がないんだなと思えば良いんだよ」という言葉に励まされて、受験会場に向かった。
　＜＜題材＞＞話は変わるが、私が2歳から今までずっと続けているバレエでの話だ。私は、小学校高学年の頃に初めてトウシューズを履き、今もなお週に一回のペースでトウシューズを履いてレッスンをしている。トウシューズは、足のつま先の部分がとても硬く、平たい。このお陰でつま先で立つことができているのだ。そして、それと同時に足のつま先に全体重がかかることになる。しかし、トウシューズの中に入れる、指が痛くないようにしてくれる道具は、ただ一つ。トウパッドというものだ。もちろん、トウパッド一つ付けただけで、足の痛さがなくなるはずはない。実際、私の足にもその結果が出ている。両足の小指の爪が変色してしまっているのだ。これには、狂気で耐えるしかない。もちろん、絆創膏を貼ったりして対策はできるし、慣れも関係あるが、最終的には耐えるしかないのだ。しかし、それによって楽しくて綺麗に、優雅に見えるように踊ることができるようになっていくのだ。以前、バレエの先生に爪先が痛すぎて指の皮が剥がれて痛くてどうしようもないときに先生に相談してみた所、こんなことを言われた。「私は、子供の頃そんなこと絶対に先生に相談できなかったのよ？それにはもう耐えるしかないの。まあ、どうしてもバレエシューズに履き替えたいなら良いけど、甘いわね。」と、言われた。私は、先生の言っていることが厳しすぎて内心考え方、昭和すぎない！？と、思った。あの綺麗に見えて、全然痛そうに見えない踊りの裏側には、そんな狂気がたくさん潜んでいるのだ。私は、バレエは狂気のスポーツだと思っている。

＜＜構成＞＞第二に、狂気があることによって新しいアイディアや考え方を見つけられるからだ。みんながみんな、狂気を持ってなかったら、新しい面白いアイデアは生まれない。＜＜題材＞＞例えば、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックだ。特に、スティーブ・ジョブズは、一度大きな危機に襲われた。ジョブズは、自分が創立した会社だというのに、アップルの取り締まり役会によって会社を追い出されてしまった。しかし、ジョブズはその後、狂気と言えるほどの執念で自らの新たな企業を設立し、ピクサーを買収するなどで新たな挑戦を始めた。この経験は、のちにアップルのトップに戻った際に成功を収める原動力となったのだ。私は、ジョブズがアップルを追い出されてしまったというのに、諦めずに自分の新たな会社を設立してまたアップルのトップに戻ってきたというのが凄いなぁと感じた。それほどジョブズにとってアップルという企業は大切な存在だったということがわかった。

＜＜主題＞＞確かに、物事を冷静に判断することも大切だ。しかし、アルバルート・アインシュタインの言葉である＜＜表現＞＞「狂気は同じことを繰り返して異なる結果を期待するものだ。」という言葉もあるように、何かを成し遂げたり新しいアイデアや考え方を見つけるためにも、＜＜主題＞＞狂気は大切なものなのではないかと思う。実は狂気なくしては生活の発展が進まなかったりすることを改めて感じることができた。このことを自覚しつつ、＜＜構成＞＞今日もまた爪先の痛みと戦いながらも狂気の練習を始める。

山年月週
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