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AI森リン「森リー」
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AI森リン「森リー」
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ヨーロッパにおけるリンゴの栽培は『創世記』までさかのぼり、四千年を超える歴史を持っている。外国でリンゴは生食用、加工用、料理用と多彩な用途に分かれ、見た目が悪くても味がよければよしとするポリシーで今日に至っている。それに対して日本は、生食用一筋で、ひたすら外見重視の「高級化」の道を歩いてきた。ただし、本末転倒なのは、しばし味よりも「見てくれ」の方が、「高品質化」の上位に座っていることである。さらに、外国が驚いたのはリンゴをひとつずつ手で回してまんべんなく日に当たらせ、着色していることだ。このきめ細やかな技術は、リンゴを美味しくするためではなく、美しく色づかせる目的である。 昨年のバレンタインで、友達にもらったチョコレートの包装がとてもていねいにかわいくされていた。もらったとき、「この袋かわいいなー」と思ったが、いざ開けて食べるとなるともったいなく感じてしまう。この包装に何時間かけたたのか、少し気になってしまった。さらに、「こんなにこだわらなくても…」とも思ってしまった。友達がていねいにやってくれた包装をとるのに時間がかかってしまった。かといって、ただのビニール袋や、手渡しされても困ってしまう。この間で、ちょうどよいところの包装などがいいなと思う。そういう私も、包装に結構こだわる方なのだ。お店で袋を買い、袋がぐちゃぐちゃにならないようにペンなどでていねいに入れていく。だから、包装にはとても時間がかかる。自分でも思うが、そんなにていねいに包装をしても求められるものはチョコレートである。チョコレートを渡すために入れるにすぎないのだ。だからといって適当にやるわけにもいかない。矛盾してしている気がする。包装にこだわるが、ていねいにはやりすぎないようにするという矛盾。しかし、中にはただの袋に入れて渡してくる子もいる。その子には、「シンプルでいいな」と思うのだが、包装にこだわっている人と比べると「もうちょっと手の込んだやつでもいいんじゃないか」と思うこともある。 母に、包装についての話や、見掛け倒しの話を聞いてみた。すると、バレンタインに買うチョコレートについて話してくれた。高級なチョコレートというのかどうかは分からないが、いわゆる高級チョコレートの包装についてである。この高級チョコレートは、包装にもお金がかかっている。包装というか、箱や袋などはかわいいが、中身が少ない。たまに、私にはおいしく感じないチョコレートもある。人によるのだが…。高級チョコレートの他にケーキの箱も同じだ。どちらも箱代だけで、何百円とすることが多い。箱が高くて中身が少ないこともしばしば。さらに母は、形の悪い食べ物について話をしてくれた。トマトやキュウリ、サツマイモなどがある。私も、トマトなど食べたことがある。たまにおいしくないものもあるが、おいしいものもたくさんある。いい意味で見掛け倒しだ。形の悪いものは売れないからとスーパーなどで売られていることは少ない。形が悪いとおいしくないと思われがちだが、意外とそんなこともない。おいしくないものもまざってはいるがおいしいものが多い。 人間にとって見た目とは、見た目も大切だが見た目にこだわりすぎない方が良いものである。包装については、やりすぎても良くないし、やらなすぎても良くない。包装にこだわる人とこだわらない人を比べると、こだわらない人が目立つ。チョコレートを買うときは包装の値段で何百円ととられることもある。求めているものはチョコレートなのに肝心のチョコレートよりも、包装の値段の方が高いこともある。だから、包装に関してはやりすぎず、やらなすぎずを防ぐために、ちょうどいいところを自分で見つけることが大切だ。食べ物の方は、ただ形が悪いということで処分されてしまうことが多い。食べてみたらおいしいかもしれないのにと思う。スーパーに行くと形や色が悪いものは売れないからと、売られていないことが多い。しかし、形の悪いものでも売っている場合がある。私の母は、それを買って食べることもあるのだ。トマトの場合は、すっぱすぎるものやムチムチのものと色々あるが、おいしいものもたくさんある。いい意味で見掛け倒しである。だから私は、見かけだけにとらわれずに中身を見て物事を判断していきたいと思った。
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