あえひのさん、今回の作文、大変(たいへん)素晴らしかっ(すばらしかっ)たですね。
特に(とくに)、マラソンを通じて家族の絆や個々(ここ)の思いが感じられる描写(びょうしゃ)印象(いんしょう)(てき)でした。
父との競争(きょうそう)、母の健康(けんこう)への取り組みなど、それぞれの目標(もくひょう)や感じていることが具体(てき)に書かれていて、読んでいてとても楽しかったです。

文章からは、マラソンがあなたにとってどれだけ楽しいイベントであるかが伝わっ(つたわっ)てきます。
特に(とくに)、「走るとどんどん景色(けしき)飛ん(とん)で行って面白い」という表現(ひょうげん)や、「まるで足が自転車になったみたい」というたとえは、あなたの走る快感(かいかん)をとてもよく表していました。
また、「努力(どりょく)は人を裏切ら(うらぎら)ない」というメッセージも、非常(ひじょう)にポジティブな影響(えいきょう)与える(あたえる)ものでした。

競争(きょうそう)の醍醐味やゴール時の感覚(かんかく)についての記述(きじゅつ)も、まるで読者がその場にいるかのような臨場(りんじょう)感を感じさせます。
これからも、このような感情(かんじょう)込め(こめ)表現(ひょうげん)を大切にしてくださいね。

◎たとえがうまく使われています:
「まるで足が自転車になったみたいに楽に動きます。」

項目(こうもく)評価(ひょうか)
-字数が800字以上(いじょう)書けています:○
-考える言葉がよく使われています:○
-表現(ひょうげん)豊か(ゆたか)な言葉がよく使われています:○

語彙(ごい)評価(ひょうか)
あえひのさんの語彙(ごい)力は非常(ひじょう)豊か(ゆたか)で、感情(かんじょう)状況(じょうきょう)表現(ひょうげん)するのに適し(てきし)た言葉を選ん(えらん)で使っています。
さまざまな感情(かんじょう)や動作を描写(びょうしゃ)する言葉が多く含ま(ふくま)れており、読者にとって理解(りかい)しやすく、感情(かんじょう)移入(いにゅう)しやすい文章でした。
これからも新しい言葉に触れ(ふれ)ながら、さらに表現(ひょうげん)(はば)を広げていってくださいね。
作文字数1160字
目標字数800字
総合点 59 点
思考語彙 61 点
 





61

知識語彙 53 点
 


■思考語彙 20個
できるので,走ると,なるから,のため,すると,するらしい,と思う,すれば,付くと,ないので,あるので,走ろう,すると,た場合,と思う,思うから,この場合,と思う,くれるから,と思う,

■知識語彙 28種
健康,全力,努力,半年,参加,収縮,場合,大会,子供,小学,年生,応援,普段,最初,最後,最近,月例,競争,筋肉,結果,緊張,自然,自転車,運動,達成,酸素,醍醐味,間際,

■表現語彙 84種
こと,これ,そう,ため,とき,ところ,みたい,よう,エネルギー,キロ,ゴール,ストレス,タイム,ダイエット,ダッシュ,ペース,マラソン,メートル,ラストスパート,一,三,二,五,人,今,係,俺,健康,僕,全力,六,分,前,努力,十,半年,参加,収縮,四,場合,声,大会,好き,子供,小学,川,年生,後,応援,息,感,時,普段,最初,最後,最近,月例,楽,母,気,気持ち,流,父,百,秒,競争,筋肉,結果,緊張,羽,胸,自然,自転車,血,誰,足,運動,達成,部,酸素,醍醐味,間際,際,風,

■文化語彙 29種
あがる,かかる,かける,がんばる,くれる,せる,できる,なくなる,られる,れる,上げる,付く,伸びる,使う,切れる,動く,吹く,増える,抜かす,生える,疲れる,終わる,続ける,縮まる,聞く,裏切る,走る,返す,追い抜く,

 

はあはあ
   小4 あえひの(aehino)  2025年2月1日

 「はあはあ」

今僕が走っているのは、横浜月例マラソンという大会だ。この大会は、神奈川県横浜市神奈川区新横浜駅の近くの川沿いでやっている。このマラソンは、僕も、父も母も家族みんなで走っている。母は最近朝走るようになって、どんどんタイムが伸びている。でも、僕はいつも気になることがある。それは、父が僕にとって、尋常じゃなく速いことだ。父には、どう頑張っても勝てない。父は、全体的に運動神経がいい。卓球も、サッカーも、バスケまで全部僕の上位互換だ。父は何でも練習をしているから勝てないけど、二十年後に父がお年寄りになったら、僕は三十歳だから勝てるのではないかと思う。自分でも少しセコイと思っている。父には勝てないけど、僕にとって走ることは楽しいことだ。なぜなら、走るとどんどん景色が飛んで行って面白いし、一キロマラソンを走り終わった後は達成感があって楽しい。五十メートルや百メートル走も全力ダッシュができるので気持ちいい。



 母に聞いたところ、母は走ると胸が苦しくなるから、走るのはあまり好きではないと言った。それでも最近は健康とダイエットのために走ることにしたそうだ。走るのは「有酸素運動」と言って、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことを言うそうだ。有酸素運動をすると、ダイエットになるだけではなく、ストレスがなくなったり、血流が良くなったりするらしい。母は最初、一キロ十分かかっていたけど、半年走り続けて今は一キロ六分四十秒まで縮まった。母は半年で三分二十秒も伸びていて凄いと思う。やっぱり、努力は人を裏切らない。父は、努力すれば速くなると言っていた。



 僕は走るとき、まるで足が自転車になったみたいに楽に動きます。そして、まるで羽が生えたみたいで気が付くとビューンといなくなるし、走り終わった後も全く息が切れていないのが凄い、と母に言われた。



 月例マラソンは子供の部があって、その部は小学六年生までが参加できる。普段一人で走るときは誰にも見られていないので緊張感がないが、マラソン大会は緊張感があるので「もっと早く走ろう」という気持ちになり、タイムが伸びる。前に走っている人を追い抜かそうとすると自然とペースがあがり、抜かした後も、抜かし返されないようにペースを上げて、結果どんどん速くなる。僕が抜かされた場合も、抜かし返したいと思うから、この場合も速くなる。これが競争の醍醐味だと思う。ゴール間際に川の風がそよそよと吹いてきて、とても気持ちいい。最後は応援してくれる人も増えてきて、係の人も、がんばれと声をかけてくれるから、俺ならできる!と思い、ラストスパートをかける。

その時はラストスパートができても、ゴールした後は疲れる。

「はあはあ」