我が家の節分
   小5 あきあと(akiato)  2025年2月1日

 「鬼は外-。キャーッ。」

私の家は、毎年のように家で豆まきなどをしている人にとっては驚くかもしれないが、私の記憶では豆巻きなどをした記憶がなく、保育園や学校での思い出しかない。なぜなら、私の家は私が産まれる前から犬がおり、間違えて誤飲してしまうと危険極まりないからだ。ここで少し節分の話をしよう。節分は、古代中国の「追儺」という邪気を払い、鬼を追い払う行事が期限である。節分になると恵方巻を食べる理由は、その年の福徳を祭る歳徳神がいる恵方に向かって福を招くためである。恵方巻の具は、アナゴやウナギ、えび、かんぴょう、しいたけ、きゅうり、だし巻き卵、桜でんぶであり、これらの具材は七福神にちなんでいて、縁起物だとされている。また、食材の形状や語呂合わせなどから、長寿や繁栄、金運上昇などの願いが込められている。



 第一段落でも書いた通り、私の家は節分という行事をしておらず、私は、保育園と学校での思い出しかない。だから、保育園と学校のエピソードを書こうと思う。保育園では毎年節分になると、鬼に変装した先生に、豆に見立てた新聞紙を丸めたボールを

「福はーうちー。鬼は外―。」

と言いながら投げつけていた。なぜ豆ではなく、新聞紙なのかというと予想だが、小さい子がいるから誤飲してしまってはいけない。また、掃除が大変だからというのもあったからだと思う。私が今通っている学校は、節分の日の近くで、節分集会というのが開かれる。また、豆も配られる。なぜ豆まきをしないのかというと、全校生徒が豆まきをしたら、掃除が大変になるからだと思う。このことから、保育園も学校も、やり方は違うけれど、節分という行事をちゃんと行っているということが分かった。また、保育園では、小さなころは泣いていた子も、泣かなくなり成長するなど、また、毎年食べる豆の数によって、成長を感じられる行事である。ということが分かった。



 母と父に話を聞いてみた。すると、どちらも家で豆まきをしたそうで、母はちゃんと片づけをし、父は祖母に掃除をしてもらっていたそうだ。このことから、今の家とは違い、家庭で節分をいう行事をしたんだと思った。ちなみに、母は恵方巻がそこまでとくいではないそうだ。



 節分とは、日本の大切な行事であり、大切にしている人はたくさんいる。なぜ大切にしてあるかというと、江戸時代から始まった、日本の大切な行事で文化だからだと思う。家庭ではできていない人も、小さなころは行うであろう行事であり、どこかで節分という文字を見かけることで、季節を感じることができる、ということがわかった。

「福は内―。逃げろー。」

今日もまた、福を呼び込み、小さなころの記憶の私が駆け抜けている。