たくみさんの作文は、生き物への興味深(きょうみぶか)さと理解(りかい)を深める姿勢(しせい)が感じられ、読み手を引きつけます。特に、チョウチンアンコウやクワガタ、クニマスといった珍しい(めずらしい)生物に焦点(しょうてん)を当てたことが、生物多様(せい)への関心を高める良い例です。
作文の構成(こうせい)もしっかりしており、導入(どうにゅう)部でチョウチンアンコウの話から始め、自身のクワガタ飼育(しいく)経験(けいけん)、そしてクニマスの発見についての話へとスムーズに移行(いこう)しています。
これにより、全体を通して「珍しい(めずらしい)生物の発見と保護(ほご)」の大切さが際立ち(きわだち)ます。
また、作文の最後には、珍しい(めずらしい)生物を守るために自分に何ができるかを考えるという点で、読者にも考える機会を提供(ていきょう)しています。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-構成(こうせい):明確(めいかく)理解(りかい)しやすい。
-内容(ないよう)の深さ:生物学的な知識(ちしき)個人(こじん)的な経験(けいけん)がうまく組み合わさっている。
-テーマの継続(けいぞく)(せい):統一(とういつ)されたテーマに沿っ(そっ)ており、話が逸れる(それる)ことなく進んでいる。

語彙(ごい)評価(ひょうか):
-字数が1000字以上書けています:達成
-考える言葉がよく使われています:達成

「それはまるで、探し(さがし)ても探し(さがし)ても見つからないようなとても珍しい(めずらしい)宝物(ほうもつ)のような存在(そんざい)だと思った。」
◎たとえがうまく使われています。

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:1193字/1000字
思考点:92点
知識(ちしき)点:67点
表現(ひょうげん)点:75点
総合(そうごう)点:75点
(新しい森リンで(かり)の点数を出しています)

作文字数1193字
目標字数1000字
総合点 75 点
思考語彙 92 点
 





75

知識語彙 67 点
 


■思考語彙 23種
せざる,たので,できざる,たので,と思う,珍しいかも,も思う,いるかも,と思う,たはず,いるかも,も思う,と思う,できざる,守るべき,いるから,からこそ,残らざる,いこう,と思う,するため,なければ,と思う,

■知識語彙 44種
世話,人間,以上,仲間,保存,保護,判明,半分,固有,場所,外来,大半,大学,存在,宝物,実感,幼虫,悲惨,成虫,採取,教室,教授,日本,普通,最終,本来,標本,水族館,特定,田沢湖,発見,移動,種類,簡単,結果,絶滅,羽化,自然,蓮華草,西湖,観察,途中,違和感,駆除,

■表現語彙 102種
お父さん,こと,さかな,さん,すべて,そう,それ,たくさん,たち,ため,とき,はず,びっくり,ぼく,ます,もと,もの,よう,ガイド,クニ,クワガタ,クン,バス,ヒメマス,ホテル,マス,メス,一,上,世話,二,人,人間,他,以上,仲間,何,保存,保護,僕,判明,匹,半分,卵,図,固有,場所,外来,大半,大学,大急ぎ,存在,宝物,実感,家,巻,年,幼虫,度,悲惨,成虫,採取,教室,教授,日本,時,普通,最終,木,本,本来,標本,横,水族館,湖,特定,生き物,田沢湖,発見,的,移動,種,種類,簡単,素,結果,絶滅,羽化,者,自然,蓮華草,西湖,観察,話,近く,途中,違和感,野,間,頭,駆除,魚,

■経験語彙 33種
かかる,しまう,しれる,できる,なくなる,なぐ,もらう,られる,わかる,亡くなる,似る,住む,向かう,増やす,変える,守る,届ける,持つ,探す,残る,生きる,産む,知る,置ける,聞く,見つかる,話す,調べる,買う,通る,連れる,釣れる,飼う,

 

貴重な固有種
   小5 たくみ(nomutaku)  2025年2月2日

 イリシウムの先端には、エスカという丸いふくらみがあり、この部分が光るためにチョウチンアンコウという名前があるのだ。これは珍しい魚だということで、そのチョウチンアンコウは、段ボール箱に入れられて、八キロ離れた江ノ島水族館に運ばれ、海水に戻したところ元気を渡英戻し、八日間生きた。水族館では傷つき弱って入ってきた魚の健康を回復させてあげることがほとんどできないので、そこが一番弱い

 僕は一度家でクワガタを飼っていたことがある。ぼくは観察しかせずにほとんどお父さんが世話をしていたが、そこで成虫で1年以上生きたので、びっくりした。またその時他の種類のクワガタの幼虫も飼っていて、すべてのさなぎが羽化したという結果ではなく、半分くらいが羽化できずになくなってしまったという悲惨な結果になってしまった。また、羽化したクワガタの大半がメスだったので、また新しく卵を産むという結果にはならなかった。また、飼っていたクワガタが実は日本の固有種であり、珍しいクワガタだということも図巻で知った。それはまるで、探しても探しても見つからないようなとても珍しい宝物のような存在だと思った。さらに、そのクワガタは日本にある二本の木にしか住んでいないくらい珍しいかもしれないとも思った。

 上の話と少し似ているが、移動教室のときにこんなことを聞いた。ホテルに向かっている途中で西湖という湖の横を通りかかっている時に、バスガイドさんが西湖には田沢湖と同じ種類のクニマスというとても珍しいますが住んでいるのだと話していた。それは2010年に西湖でヒメマスの採取をしていた人が、黒いますが釣れてそのますに違和感を持ち、とても頭のいい大学の人たちに見てもらったのだそうだ。最終的には、さかなクンにまで見てもらって、調べた結果、本来なら田沢湖にしか住んでいないクニマスの仲間だと判明したのだそうだ。もし僕がそのクニマスも発見者だとしたら、大急ぎで魚についてとても詳しい教授のもとに連れて行き、調べてもらっているかもしれないと思った。また、もし絶滅したはずの魚だとわかったら、すぐに近くの水族館に届けているかもしれないとも思った。

 僕は、生き物というものは普通にたくさんいたり普通に変えたりするものだと思っていたが、生き物はそう簡単に買うことができず、またその特定の場所にしかいない珍しい生き物もたくさんいるのだとわかった。守るべき生き物がいるからこそ、人間は固有種を増やし、外来種を一匹残らず駆除していこうとしているのだとも、改めて実感した。また、特定の場所でしか生きられない生き物は、やはり野に置け蓮華草だと思った。そこで僕は、日本の自然を保護するためにも何かできることをしなければならないと思った。クワガタが亡くなってからしばらくして、素のクワガタを標本にすることにして、しばらくの間保存した。