うなちゃん、こんにちは。すばらしい主張になっています。スピーチにすると迫力(はくりょく)と感動がありそうです。ダム建設に反対している川原地区の魅力(みりょく)を直に知ったうなちゃんは、それを伝えることで自然との向き合い方を訴え(うったえ)ています。「まるでダムの中に自分が沈ん(しずん)だように落ち込ん(おちこん)でしまう」故郷(こきょう)を喪失(そうしつ)する悲しみは想像以上でしょう。それと同じく、生物の絶滅(ぜつめつ)も避け(さけ)なければなりませんね。
★実際そこには、人々の暮らし(くらし)があった。そして、ただ暮らし(くらし)ているだけではなく地区の魅力(みりょく)を発信している人たちもいた。たとえば、作物の栽培(さいばい)、自然保護などがある。
★この部分ですが、まだダムは建設されていないのですよね。
　「人々の暮らし(くらし)があった。そして、ただ暮らし(くらし)ているだけではなく地区の魅力(みりょく)を発信している人たちもいた。」→「人々の暮らし(くらし)がある。そして、ただ暮らし(くらし)ているだけではなく地区の魅力(みりょく)を発信している人たちもいる」
現在形にするとよさそう。
＜＜え2016/98pみ＞＞


すりりんごさん、作文の提出ありがとうございます。この作文では、自然と人間との関係について深く考察しており、非常に感動しました。
特に、地元のダム建設問題を通じて、自然保護の重要性を訴え(うったえ)ている点が印象的です。地元の具体的な事例を挙げることで、読者に対して問題の緊急(きんきゅう)性とリアリティをしっかりと伝えることができています。

また、絶滅(ぜつめつ)危惧(きぐ)種についての記述も詳しく(くわしく)、人間の行動が自然環境(かんきょう)にどのような影響(えいきょう)を与え(あたえ)ているかを理解する上で助けになります。
さらに、「人間しか考えることはできない」という引用を用いて、人間の責任と役割(やくわり)について考えさせるアプローチは、効果的だと感じました。読後には自然保護の必要性について考えさせられる内容で、説得力があります。

**項目(こうもく)評価:**
-地元のダム建設問題を例に挙げた具体性:非常に良い
-絶滅(ぜつめつ)危惧(きぐ)種と自然保護の重要性についての説明:非常に良い
-引用を用いた説得力のあるメッセージ:非常に良い

◎一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。「人間にとって自然とは、未来に貢献(こうけん)できるものである。」

**語彙(ごい)力評価:**
-字数が1200字以上書けています:達成
-難しい(むずかしい)言葉がよく使われています:達成

全体として、すりりんごさんの作文は、読者に深く考えさせる力があり、非常に素晴らしいです。今後もこのような熱意を持って取り組んでいってください。

内容★　構成◎　題材◎　表現◎　主題◎　表記◎

字数/基準字数:1539字/1200字
思考点:74点
知識点:93点
表現点:92点
総合点:83点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)

作文字数1539字

目標字数1200字

総合点 83 点
思考語彙 74 点
		表 現 語 彙 92 点
知識語彙 93 点

　

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■思考語彙　30個
。たとえば,せよう,登ろう,だろう,壊そう,ないらしい,を考える,。例えば,しか考える,は確か,するため,といえ,しよう,しよう,は考える,は考える,いるかも,は考える,。考える,。だから,のため,を考える,なければ,人間にとって,れると,守るため,を考える,を考える,を考える,未来ため,

■知識語彙　75種
世界,九州,予定,二酸化炭素,人間,以上,住民,作物,便利,保護,共存,利益,動植物,動物,北海道,危惧,原因,参加,反対,四国,困難,国語,地区,地球,天然記念物,学者,川原,川棚,建設,必要,拠点,指定,提案,故郷,救助,教科書,方法,日本,是非,未来,本州,本拠地,栄養,栽培,植物,正念場,残念,毎年,水没,源流,特別,狩猟,現場,生存,生息,生物,町民,発信,登山,知恵,石木,石木郷,石黒,破壊,種類,絶滅,自分,自然,虚空蔵山,言葉,貢献,運動,酸素,食料,魅力,

■表現語彙　130種
きっかけ,こと,これ,これら,さん,たくさん,たち,ため,ところ,はじめ,もの,よう,イベント,カスミ,サンショウウオ,ダム,ニホンカモシカ,ホタル,ロボット,世界,中,九州,予定,二酸化炭素,人,人間,今,以上,住民,何,作物,便利,保護,個,元通り,先,共存,利益,動き,動植物,動物,北海道,十,危惧,卵,原因,参加,反対,口,四,四国,困難,国語,地,地区,地球,天然記念物,学者,家,川原,川棚,年,建設,後,心,必要,拠点,指定,提案,故郷,救助,教科書,数,方法,日本,春,是非,未来,本州,本拠地,栄養,栽培,植物,正念場,残念,毎年,水没,浩,源流,特別,狩猟,現場,生存,生息,生物,田んぼ,田植え,町,町民,畑,発信,登山,百,県,知恵,石木,石木郷,石黒,破壊,確か,私,種,種類,稲刈り,絶滅,緑,考え,肝,自分,自然,虚空蔵山,言葉,貢献,運動,酸素,際,頭,食料,魅力,麓,

■文化語彙　36種
あふれる,いえる,いける,しまう,しれる,せる,つなぐ,できる,もらう,やめる,られる,れる,住む,出し合う,出す,危ぶむ,向かう,吸う,命じる,壊す,失う,守る,救う,暮らせる,残す,沈む,痛む,登る,知る,続く,続ける,置く,考える,落ち込む,行う,通る,

　

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自然を愛すると言いながら（感）
　雑草に対する人間の態度は、時と場所によってさまざまである。ハイキングに行けば、自然が豊かなことを喜ぶ人も、自分の庭に出てきた雑草は血眼で引き抜いてしまう。コンクリートには飽き飽きしていて、道ばたに草が生えている風景を心ひそかに楽しんでいた。数年たって路地全体に異変が起きた。車の震動で下水管がこわれぬようにしっかりとほそうされてしまった。私も、人工物より自然が好きだ。自然を楽しむことで、心もあかるくなる。

　以前、ダム建設予定地へ行ったことがある。そのダム建設予定地とは、長崎県川棚町川原地区というところだ。地区名の読み方は、川原で「こうばる」と読む。ダム建設予定地というと、何もない更地が思い浮かぶが、実際そこには、人々の暮らしがあった。そして、ただ暮らしているだけではなく地区の魅力を発信している人たちもいた。たとえば、作物の栽培、自然保護などがある。この地区を人が便利に暮らせるようにとダムにして水没させようとしているのだ。私は、そのような考えをしている県に、断固反対する。この県と町民の反対運動は四十年以上続いている。川原地区の魅力はホタルをはじめ百種類以上の生物の生息だ。その生存が危ぶまれている。この川原地区のダム予定地を知ったのは「石木の源流である虚空蔵山に登ろう！」というイベントに参加したことがきっかけだ。この虚空蔵山の麓、川棚町石木郷は、登山口へ向かう際に通るところであり、ダム建設予定地となっている。ダム建設が行われると水没してしまう。この動きは、住民の心を痛ませている。川原地区が故郷の人は特に、まるでダムの中に自分が沈んだように落ち込んでしまうだろう。自然にあふれた畑や田んぼ、住んでいた家が一気に沈んでしまうなんて…と私の心も沈んでしまった。ダム建設を提案した人には、虚空蔵山へ登ったり、稲刈り、田植えなどのイベントに是非参加してもらいたい。そして、人と自然が共存しているこの現場を壊そうとしていることをやめてほしい。この川原地区にダムができても、あまり利益はないらしい。私は、今よりも、未来のことを考え、人にも植物にも優しい人でありたい。

　今、地球にはたくさんの絶滅危惧種がいる。日本でも、残念ながら絶滅してしまった動物たちがいる。例えば、北海道に生息拠点を置いていたエゾリス、本州・四国・九州を生息本拠地にしていたニホンオオカミなどがいる。また、狩猟で数頭が少なくなっていたニホンカモシカは、特別天然記念物に指定されている。そして、ダム建設予定地にも天然記念物のカスミサンショウウオの卵のうが毎年春に見られるとのことだ。これらの生物たちは、私たち人間と同じく、酸素を吸い、二酸化炭素を出す生物である。この生物たちを絶滅させた原因は、人間である。「人間しか考えることはできない。」これは、国語の教科書でロボット学者の石黒浩さんの言葉だ。この言葉は確かに今の世界の困難を救助するための言葉だといえる。ロボットも動物も、この先の食料や栄養はどうしようか。この後は何をしようなどは考えていない。動物の中には考えている個種もいるかもしれないが、ほとんどの動物は考えることができない。考えることができるのは、人間だけなのだ。だから、自然保護、未来のために私たちは、地球を救い続けることを考えなければいけない。

　人間にとって自然とは、未来に貢献できるものである。一度失われると元通りにはならないことを肝に命じて、今ある緑をどう未来につなぐが、動植物たちの生存を守るための方法も知る必要がある。ダム建設はまさに人間が知恵を出し合う正念場だ。今だけを考え、自然を破壊するか、未来を考え、自然保護を考えるか。私は、未来ために自然を残したい。