チョウチンアンコウ
   小5 あおやゆ(aoyayu)  2025年2月2日

  チョウチンアンコウは深海にいるあまり記録のない魚である。 チョウチンアンコウの最初の記録は1837年であるから、もう155年も昔から大勢の学者の興味を引いていた。しかし生きた提灯アンコウがどのようにして光るかは、長らく誰も知らなかった。1969年日本の水族館において初めて確かめられた。深海魚は体が柔らかくて脆いため環境の変化に弱いなど水族館で買うのには難しいためだ。しかし現在の水族館は水温も、比重も、水質も、明るさも自在に調節できるようになった水族館で未解決の課題として挑戦するのにふさわしい相手ではないのだろうか。つまり人間が自然の真似をするのはとても難しいのだ。

私は夏休みに軽井沢に行った。そこではたくさんの日本トカゲ、金蛇がいてかってみたいと思った。東京ではあまり見かけないツルツルとした肢体、虹色の縞模様、魅力的で買おうとしたがなかなか難しく1日で戻した。餌の虫や体温調節などしなくてはならない世話がたくさんあって自然と同じようにはなかなかできないものなんだなと思った。

動物園ではたくさんの種類の動物がいるが、みに行ってみて元気でなかったことはあまりない。動物たちがなるべく自然に暮らせるように様々な工夫が凝らされている。例えば、餌が人間から簡単に手に入ってしまうと1日の大半を暇に過ごさなければならない。そうならないために餌を隠したり、回数を増やしたりする。また自然と同じように考えたり実行したりするために遊具や道具を与えてみる。そして他の動物の匂いのついた麻袋を出すなど様々な工夫が凝らされている。このように様々な工夫を使って自然をまねることによって動物が自然に暮らせているのだと思った。

「やはり野に置け蓮華草」という言葉がある蓮華草は野に咲いていてこそ美しいものなので摘み取らない方がいいという意味だ。草木に限らず人や動物に対しても本来あるべき環境から動かさない方がいい。

自然と同じことを作ることは難しい。つまり自然のバランスはとても上手くできてることがわかる。同じように人間や動物が本来いるべきところから動かすということは自然のバランスを崩すことになるのだろうかと思った