ゆきさん、作文の提出(ていしゅつ)ありがとうございます。

まず、深海生物から始まり、自宅(じたく)での鰻のエピソード、さらには自然と人間の関係について広く深く考えを展開(てんかい)している点が素晴らしい(すばらしい)です。
特に、チョウチンアンコウやラブカなど具体的な生物を取り上げつつ、それがどのように科学や人間生活と関連しているかを考察している部分は、理解(りかい)が深く感じられます。
また、プラナリアの再生(さいせい)能力(のうりょく)をアニメのキャラクターに例えるなど、身近なものと比較(ひかく)することで、科学的な情報(じょうほう)をわかりやすく伝えています。

文章全体を通して、自然の不思議さや人間と自然の関係を、多角的に捉える(とらえる)試みが見られ、読み手に考えさせる内容(ないよう)となっています。
ただし、自然現象(げんしょう)や生物に対する深い興味(きょうみ)尊敬(そんけい)の念が伝わるため、さらに具体的な例やデータを加えると、より説得力のある作文になるでしょう。

また、自然と科学技術(ぎじゅつ)の関係を考えることで、現代(げんだい)社会における科学技術(ぎじゅつ)役割(やくわり)限界(げんかい)についても洞察(どうさつ)を深めることができています。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-字数が1000字以上書けています:◎
-考える言葉がよく使われています:◎
-表現(ひょうげん)豊か(ゆたか)な言葉がよく使われています:◎

「切られたところが再生(さいせい)して、増える(ふえる)なんてまるでアニメの切ったら増える(ふえる)(てき)キャラみたいだと思った」
◎たとえがうまく使われています。

語彙(ごい)評価(ひょうか):
ゆきさんの作文は、深海生物や自然科学に関する専門(せんもん)的な語彙(ごい)適切(てきせつ)に使用しており、非常(ひじょう)豊か(ゆたか)表現(ひょうげん)力を示し(しめし)ています。
特に科学的な内容(ないよう)平易(へいい)な言葉で説明している点が印象的です。
このような語彙(ごい)の使い方は、読者の理解(りかい)を助け、興味(きょうみ)を引く効果(こうか)があります。
作文字数1038字
目標字数1000字
総合点 76 点
思考語彙 74 点
 





74

知識語彙 73 点
 


■思考語彙 17個
はおそらく,あろう,。しかし,いるため,いくから,いると,たから,と思う,と思う,みると,するらしい,と思う,と思う,なければ,しまうと,ないから,人間にとって,

■知識語彙 52種
不思議,中心,事実,人工,人間,以来,元気,内臓,再生,前途,化石,博物館,問屋,場所,変化,大丈夫,大切,天候,存在,心配,意味,挑戦,操作,最初,未然,東海大学,機会,正直,水族館,水槽,海洋,深海,深海魚,災害,物事,玄関,理由,環境,生命,発展,皮膚,科学,簡単,綺麗,自分,自分勝手,自然,進歩,遼遠,都合,飼育,駿河湾,

■表現語彙 99種
いろいろ,おなか,こと,ことわざ,それ,ため,ところ,びっくり,ほう,まま,みたい,もの,よう,ん,アニメ,エサ,キャラ,コンクリート,ストレス,ロボット,三つ,上,不思議,中心,九,事実,人,人工,人間,今,以来,体,元気,全て,八,内臓,再生,前途,力,化石,十,千,博物館,問屋,場所,変化,大丈夫,大切,天候,奥,存在,家,年,心配,意味,手,挑戦,操作,敵,最初,朝,未然,東海大学,棚,横,機会,正直,水,水族館,水槽,海洋,深海,深海魚,災害,物事,玄関,理由,環境,生き物,生命,発展,百,皮膚,私,科学,簡単,綺麗,自分,自分勝手,自然,謎,進歩,遼遠,都合,雲の上,靴,飼育,駿河湾,鰻,

■文化語彙 40種
かなう,くれる,こわれる,しまう,すく,すむ,できる,られる,れる,似る,作る,作れる,傷つく,出る,出来る,分かる,切る,加える,卸す,受け入れる,増える,変える,変わる,干からびる,戻す,操れる,棲む,死ぬ,比べる,生きる,痩せる,知る,見つける,解く,調べる,防ぐ,飛び降りる,食べる,飼う,飼える,

 

自然の種類
   小5 ゆき(aonari)  2025年2月2日

生きたチョウチンアンコウがどのようにして光るのかは、長らくだれも知らなかった。この生きたチョウチンアンコウは今までのいろいろな謎を解いてくれた。このような機会はおそらくもうないであろうそのことごとくがまだ水族館では飼えないでいる。東海大学海洋科学博物館では、千九百八十九年以来生きた化石と言われているラブカを中心に、駿河湾の深海魚の飼育に挑戦してきた。しかし、正直言って前途遼遠である。深海魚が水族館で飼えないのは、それが深海にすむという事実よりも、深海に棲んでいるためだけに皮膚や内臓が傷つきやすい、体がもろくてこわれやすい、環境の変化に弱いという理由のほうが大きいようだ。



 私の家では鰻を飼っていたことがある。全然エサを食べなくてどんどん痩せていくから、大丈夫かなと心配していると、ある朝玄関の靴の横でカラカラに干からびていた。水に戻したら少し元気が出たから、鰻の生命力はすごく高いんだなとびっくりしたが、すぐに死んでしまった。多分、おなかがすいたのとストレスで棚の上にある水槽から自分で飛び降りたのだと思う。鰻がいた場所と同じ環境にするのはとても難しいんだなと思った。調べてみると、自然にはもっと生命力の強いプラナリアという生き物がいて、体を切っても再生するらしい。この生き物は、体を三つに切られても再生してさらに三つに増える。切られたところが再生して、増えるなんてまるでアニメの切ったら増える敵キャラみたいだと思った。そんな生き物がいるなんて自然はまだまだ奥が深いなと思った。



 人間は進歩して、今では人工の生き物を作れたり人間にとても似ているロボットを作ったりしている。でも、まだ自然は操れていないし、自然にいる全ての生き物すら見つけられていない。そうは問屋が卸さないということわざがある。意味は、自分勝手に都合の良いことを言っていても物事はそれほど簡単に思い通りになるものではないというたとえで、自然は思い通りにはならないということだ。自然は、人が手を加えなければ綺麗なままなのに、人が手を加えてしまうと、コンクリートに変わってしまう。最初に比べて、科学はどんどん進歩して発展している。だが、災害を未然に防いだりは出来ないし、天候を変えたりもできないから、自然には到底かなわない。自然にはまだまだ不思議やまだ知らないことが沢山ある。人間にとって、自然は雲の上の存在だ。自然は操作出来ないもので、それを受け入れることが大切だと分かった。