こんにちは、真央ちゃん(^o^) 時代の変化とともに変わっていく価値観、絶対不動としたい自分の価値観がある中で自分はどうあるべきかについて、
軸のしっかりした意見文を書けたね。真央ちゃんの
芯の強さがよく表れていたよ。総合化も◎です!
<<え2004/161み>>一段落目: よくまとまっているね。長文をきちんと理解できていると分かるよ。
<<え2004/162み>>二段落目: 実例が具体的でとてもいい<<え8002み>>。意見①<<え8001み>>をしっかり裏づける力を持っていた。どの時代も美についての関心は強く追求する姿勢も様々だね。美に対する不変の価値観はないだけに自分自身の価値観を大切にすべきと説けました。
<<え2004/163み>>三段落目: 昔話『かぐや
姫』からの引用とその後の考察が説得力あるね<<え8002み>>。意見<<え8001み>>と実例の内容が
合致しているのは大切なことだね。かぐや
姫は人間界で愛情たっぷりに育てられたがゆえに人間の心を理解し、自身もまた人間の心を持ったようだね。
<<え2004/164み>>四段落目: 反対理解とことわざの引用<<え8003み>>をもって総合化につなげられたね<<え8004み>>。
状況に応じたしなやかな姿勢が求められるよね。
<<え2018/66み>>
あささえさん、作文のテーマに対する深い考察が見受けられ、非常に興味深く読ませていただきました。
特に、文化のコードについての説明が
丁寧で、現代社会における文化の
影響を具体的な例を挙げて解説している点が素晴らしいです。
また、自分自身の体験を取り入れながら、文化の
変遷について考察を深めている部分は、読者にとっても共感しやすく、理解を
促進する効果があります。
さらに、かぐや
姫の物語を引用しながら、文化への適応というテーマを展開しているのは、非常に効果的な
比喩であり、文化と個人の関係性についての理解を深めるのに役立っています。
項目評価:
◎名言がよく書けています。
「
隣の
芝は青い」という言葉がある。これは、周りはどうしても
羨ましく見えるもの、という意味がある。
語彙力評価:
-字数が1200字以上書けています。
-難しい言葉がよく使われています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1404字/1200字
思考点:70点
知識点:83点
表現点:82点
総合点:80点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)
作文字数1404字 |
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目標字数1200字 |
総合点 80 点 |
思考語彙 70 点 |
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| 表 現 語 彙 82 点
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知識語彙 83 点 |
■思考語彙 33個
あるので,はつまり,逃げよう,、例えば,はもちろん,あるので, 確か,人間に対して,持つべき,。しかし,見ると,。つまり,それに対して,。つまり,と思う,すれば, しかし,経つと,がため,ないので,果たせざる,読むと,美貌ゆえ,と思う,美しいから,だろう,。つまり,かかわらざる,なので,。つまり,は単なる,しよう,すぎざる,
■知識語彙 64種
一番,主張,人工,人気,人間,以上,使者,価値,信用,努力,化粧,南国,古代,地球,場所,変化,大事,大切,夫婦,女性,宇宙,容姿,常識,年月,彼女,必要,意味,意見,愛情,成長,探求,支配,文化,日本,時代,有名,正反対,歴史,注目,活躍,流行,物語,特徴,状況,現代,現在,生活,発見,確定,社会,細目,結婚,美人,美貌,自分,芸能人,行動,観点,言葉,評価,貴族,近代,適応,面長,
■表現語彙 113種
いくら,こと,これ,これら,すぎ,そう,そこ,それ,たち,ため,とき,ひとり,まぶた,もの,ゆえ,コード,レベルアップ,一,一番,世の中,中,主張,二,人,人工,人気,人間,以上,使者,価値,信用,出会い,力,努力,化粧,南国,古代,周り,国,地球,場,場所,変化,大事,大切,夫婦,女性,姫,宇宙,容姿,常識,年月,彼ら,彼女,必要,性,意味,意見,愛情,成長,探求,支配,文化,日本,時代,月,有名,正反対,歴史,気,注目,活躍,流れ,流行,物語,特徴,状況,現代,現在,生まれつき,生活,画,発見,的,目,確か,確定,社会,私,竹,糊,細目,結婚,美,美人,美貌,考え,者,自分,芝,芸能人,行動,観,観点,言葉,評価,貴族,近代,適応,重,隣,面長,顔,
■文化語彙 41種
かかわる,かぐ,しまう,すぎる,せる,できる,なれる,られる,れる,わかる,住む,作る,優れる,受ける,合わせる,変わる,奪う,心がける,応じる,怠る,悩む,持ち上げる,持つ,振り回す,探す,描く,果たせる,残れる,求める,流す,申し込む,終わる,経つ,育つ,見える,読む,近づく,逃げる,逃げ切る,隠す,離れる,
周りと比べること
中2 あささえ(asasae)
2025年2月2日
中世や近世のヨーロッパで見られたヘンリー8世やヒットラーといった支配者は、文字通り彼らの価値観を社会に押し付けて支配した。では、こういった代表的な支配者が存在しない現代に生きる私たちは、何にも支配されていないのかと言うと、そうではなくて、文化のコードという不確定であいまいなものに支配されていると言える。社会という人間がたくさん集まった中で生まれた価値観が私たちを支配しているということである。人間には創造性があるのでこれらは変化することもある。それはつまり常識が変わるということである。こういった「文化」から逃げようとして、例えば自分の住む場所から離れた南国に行ったとしても、その国での流行や人との出会いはもちろんあるので、やはり文化から逃げ切ったとは言い難い。
確かに、文化のコードに流されている人間に対して、もっと自分の価値観を持つべきだと主張する意見もある。現代人は特に社会の中の美の文化のコードに振り回されている人が多く、かくいう私もそのひとりである。私は生まれつき一重まぶたで、現代の美人の特徴である二重まぶたに近づきたいと悩んでいる。まぶたを糊で持ち上げて人工的に二重まぶたを作る化粧をするくらいだ。しかし、歴史的観点から見ると、日本で古代から近代までの「美人画」に描かれているのは目が細い面長の女性が多い。つまり、細目の面長が「美人」と評価されていた時代があったのだ。それに対して現在日本で活躍する芸能人は小顔で目の大きい人が多く、「美人画」の中の女性たちとはまるで正反対である。つまり、「文化のコード」はこのくらい目まぐるしく変わるのである。こんなに不確定で信用できないものに支配されるより、自分が美しいと思うものを探し、それを探求すればいいのではないか。
しかし、世の中の流れに適応する力も必要という意見もある。月からの使者かぐや姫は竹の中から老夫婦に発見され、二人の愛情を受けながら育っていく。そしてそこから年月が経つと、かぐや姫が貴族の目すらも奪うほどの美人に成長する。そして、彼らから結婚を申し込まれるが、月からの使者であるがために地球に残れないので彼らはかぐや姫との結婚は果たせずに終わってしまう。この物語を読むと、かぐや姫が人気だったのは彼女の美貌ゆえだと思われそうだが、それ以上にかぐや姫は月からの使者、要するに宇宙人なのである。いくら美しいからといって宇宙人とは結婚したくはないだろう。つまり、かぐや姫は月から来たにもかかわらず、人気者になれるほど地球での生活に適応していたのである。周りの文化に合わせ、宇宙人であるということを隠すだけで、ただ容姿が注目されて有名になれるくらいなので、周りに適応しているというのはそれくらい大事であるということがわかる。
しかし、一番大切なのはその場に応じた行動や考えができることである。周りを気にする必要がなく、自分の価値観が大事になるときはそれに従い、周りに合わせる必要があったら状況を見ることを心がけることが求められる。「隣の芝は青い」という言葉がある。これは、周りはどうしても羨ましく見えるもの、という意味がある。つまり、周りが優れているというのは単なる考えすぎだということだ。かといって、自分の芝を青くしようとする努力を怠らないことも必要である。周りを気にしすぎずに、自分をゆっくりレベルアップさせたい。