失敗は成功のもと
小3 はるまき(akoruka)
2025年2月3日
失敗は成功のもと
はるまき
私がこの長文を読んで一番印象に残ったことは、偶然が重なって、古くなった培養液をニワトリに注射してみると、そのニワトリはコレラにかからなかったということです。
一ヶ月前、この話と似た出来事がありました。私のお父さんは、ワインが大好きでワインをたくさん飲むのですが、ワインのコルクがたくさん溜まってしまいました。もったいないけど少し捨ててしまおうかな、と悩んでいたその時です。図工の授業で、コルクを使った工作が始まりました。みんなの役に立つならと思い、コルクを家にある分どっさり持っていきました。すると、先生やみんながとても喜んでくれて、目立ちたがり屋の私にはまるで神様のご褒美のような出来事でした。
もう一つ似た話があります。本で読んだ話です。昔、イギリスがインドのカレーに感動し、これをもっと簡単に作れたらと発明したのがカレー粉なのですが、少し経ってから日本にもカレー粉が伝わりました。実は、当時の日本ではカレー粉はとても高価で、なかなか手に入らない食材だったそうです。そこで、日本人は自分たちでカレー粉を作れないかと考えました。しかし、イギリスのカレー粉会社は、カレー粉の作り方を企業秘密にしていました。ところが、カレー粉を日本独自で作ることに成功した人物がいました。山崎峯次郎という人物です。彼は、何ヶ月もかけて無数のスパイス配合を試しました。でも、やってもやってもカレー粉にはなりませんでした。諦めかけていたその時です。古くなって捨てようとしていたカレー粉から、ふわっとカレーの香りがしたのです!彼は、急いでそのカレー粉の配合を調べ、日本で初めてカレー粉を作ることに成功しました。まさに、失敗は成功のもとということわざを実感する話だなと感じました。
このように、世界は、偶然の重なりや、失敗からの成功で成り立っているともいえます。捨てようと思っていたものや失敗したと思っていた出来事なども、立場を変えれば役に立つこともあるということをこの長文で学んだので、これからも諦めずに考えていきたいです。