はるまきさん、こんにちは。

作文「失敗(しっぱい)成功(せいこう)のもと」を拝読(はいどく)しました。
まず、実際(じっさい)出来事(できごと)としてお父さんのワインのコルクが工作に活用されたエピソードや、カレー()歴史(れきし)について具体(ぐたい)(てき)描か(えがか)れていて、とても興味深く(きょうみぶかく)読むことができました。
特に(とくに)山崎(やまざき)次郎(じろう)さんがカレー()を作り出す過程(かてい)詳しく(くわしく)説明(せつめい)してくれた部分(ぶぶん)は、失敗(しっぱい)から学ぶ大切さをよく表し(あらわし)ていて、素晴らしい(すばらしい)ですね。

また、自分の経験(けいけん)を交えながら、偶然(ぐうぜん)失敗(しっぱい)成功(せいこう)につながる可能(かのう)(せい)について考えを深める(ふかめる)姿勢(しせい)が見られ、小3年生の作文としては非常(ひじょう)考察(こうさつ)深い(ふかい)感じ(かんじ)ました。
言葉(ことば)選び(えらび)丁寧(ていねい)で、読み手に伝わり(つたわり)やすい文章(ぶんしょう)を心がけていることが伝わっ(つたわっ)てきます。

これからも、周り(まわり)の小さな出来事(できごと)から大きな学びを見つけ出す素敵(すてき)視点(してん)を大切にしてくださいね。

**項目(こうもく)評価(ひょうか):**
-語彙(ごい)力:◎
-内容(ないよう)充実(じゅうじつ)():◎
-具体(ぐたい)(れい)使用(しよう):◎
-構成(こうせい)明確(めいかく)さ:◎
-主題(しゅだい)への回帰:◎

**語彙(ごい)評価(ひょうか):**
-字数が600字以上(いじょう)書けています。◎
-難しい(むずかしい)言葉(ことば)がよく使わ(つかわ)れています。◎

「目立ちたがり()(わたし)にはまるで神様(かみさま)のご褒美(ほうび)のような出来事(できごと)でした。」
◎たとえがうまく使わ(つかわ)れています。
作文字数911字
目標字数600字
総合点 49 点
思考語彙 44 点
 





48

知識語彙 53 点
 


■思考語彙 12個
と考える,。しかし,ません,捨てよう,もいえ,捨てよう,と思う,と思う,変えれば,だので,諦めざる,に考える,

■知識語彙 28種
世界,人物,企業,会社,偶然,出来事,失敗,実感,山崎,当時,感動,成功,日本,日本人,次郎,無数,独自,発明,神様,秘密,立場,簡単,自分,褒美,配合,長文,食材,高価,

■表現語彙 55種
こと,ことわざ,これ,そう,たち,もと,もの,よう,イギリス,インド,カレー,スパイス,ヶ月,一つ,世界,人物,企業,会社,何,作り方,偶然,出来事,失敗,実感,屋,山崎,峯,当時,彼,感動,成功,手,日本,日本人,昔,時,本,次郎,無数,独自,発明,神様,私,秘密,立場,簡単,粉,自分,褒美,話,配合,長文,食材,香り,高価,

■文化語彙 24種
いえる,かける,がる,やる,伝わる,似る,作る,作れる,入る,変える,学ぶ,役に立つ,急ぐ,感じる,成り立つ,捨てる,目立つ,経つ,考える,試す,読む,調べる,諦める,重なる,

 

失敗は成功のもと
   小3 はるまき(akoruka)  2025年2月3日

   失敗は成功のもと

             はるまき

 私がこの長文を読んで一番印象に残ったことは、偶然が重なって、古くなった培養液をニワトリに注射してみると、そのニワトリはコレラにかからなかったということです。



 一ヶ月前、この話と似た出来事がありました。私のお父さんは、ワインが大好きでワインをたくさん飲むのですが、ワインのコルクがたくさん溜まってしまいました。もったいないけど少し捨ててしまおうかな、と悩んでいたその時です。図工の授業で、コルクを使った工作が始まりました。みんなの役に立つならと思い、コルクを家にある分どっさり持っていきました。すると、先生やみんながとても喜んでくれて、目立ちたがり屋の私にはまるで神様のご褒美のような出来事でした。



 もう一つ似た話があります。本で読んだ話です。昔、イギリスがインドのカレーに感動し、これをもっと簡単に作れたらと発明したのがカレー粉なのですが、少し経ってから日本にもカレー粉が伝わりました。実は、当時の日本ではカレー粉はとても高価で、なかなか手に入らない食材だったそうです。そこで、日本人は自分たちでカレー粉を作れないかと考えました。しかし、イギリスのカレー粉会社は、カレー粉の作り方を企業秘密にしていました。ところが、カレー粉を日本独自で作ることに成功した人物がいました。山崎峯次郎という人物です。彼は、何ヶ月もかけて無数のスパイス配合を試しました。でも、やってもやってもカレー粉にはなりませんでした。諦めかけていたその時です。古くなって捨てようとしていたカレー粉から、ふわっとカレーの香りがしたのです!彼は、急いでそのカレー粉の配合を調べ、日本で初めてカレー粉を作ることに成功しました。まさに、失敗は成功のもとということわざを実感する話だなと感じました。



 このように、世界は、偶然の重なりや、失敗からの成功で成り立っているともいえます。捨てようと思っていたものや失敗したと思っていた出来事なども、立場を変えれば役に立つこともあるということをこの長文で学んだので、これからも諦めずに考えていきたいです。