医学の驚威的な進歩
   小3 あきたお(akitao)  2025年2月18日

 このお話を読んで一番極めてすごいと思った事は、パストゥールが動物に猛毒の注射を打っても動物が平気でいられる方法を見つけたことです。

僕はよぼうせっしゅを一回も受けたことがないので、日本でも珍しい天然記念物です。お兄ちゃんが赤ちゃんの時に、接種して痙攣が起き死にかけたので、小児科医の先生と相談していまだに一回も打っていない珍しい人間です。そのためこの冬、百日咳にかかり、とんでもないひどい目にあいました。百日咳にかかるとまるで罠のように咳した時に咳を止められません。

お母さんは、4歳の時に受けた予防接種の苦い思いがあります。近所の小学校へ予防接種を受けるために、歩いていたら、校門から幼稚園のお友達が、何人も泣きながら出てくるのが見えました。

「これはまずい。行かないほうがいいな。」

咄嗟にそう思い、家に帰ろうとしましたが、お母さんのお母さんがてをぎゅっと強く握って話さないので、しょうがなく体育館まで降参して歩きました。体育館の中はもっとひどい景色が待っていました。幼稚園で強い男の子達も、わんわん泣いていたのです。お母さんは夢中で逃げました。後ろからお母さんのお母さんと、看護師さん何人かが追いかけてくるのが見えるけど、関係ありませんとにかく走りましたが、すぐに捕まりました。大きな声で泣いてみました。看護師さんの1人が

「私の背中に乗って遊ぼう。汽車ポッポごっこしよう。」と

とよつん場になって誘ってきました、お母さんはうっかり背中になんか乗ったら、みんなが怖い目にあっている場所(注射の所)へ連れて行かれると思い、

「嫌だー!」

と叫びまた逃げ出しました。これを3階くらい続けたそうですが、子供が誰もいなくなり、体育館にいる大人全員に囲まれてて、とうとう注射されまた。あまりにも辛い、悲しい思いをしたので、今でも覚えています。

僕はお母さんの話を聞いて、看護師さんに騙されなかったお母さんは、とても賢いなと思いました。

僕はこのお話を読んで、動物に猛毒の注射を打っても、動物が平気でいられる方法を見つけ、病気が流行っていても健康でいられる方法を見つけ、医学を進歩させたパストゥールの功績はとても驚異的だと思いました。