こんにちは、優(おつ)ちゃん(^o^) 社会での自分の立ち位置が分からず悶々とする人が少なくない中で、自分の役割は何かいかに貢献(こうけん)するか向き合う中でアイデンティティを確立していきたいね。
 手伝いを自分の役割として幼少の(ころ)からやっていると利他の精神も養えるし、組織の中の自分の立ち位置もとらえやすくなるね。
 また「小さいから無理かな」とは考えず、相手への信頼(しんらい)を大切にして役割分担することで小さい子たちも利他の精神や自分の役割を自覚していくのだろうね。
 首尾(しゅび)一貫(いっかん)した内容でよかったよ。アイデンティティ不定の時代で生きづらさを感じる人も多いようだけど、足下をしっかり固めて自分はどうあるべきかを常に意識していきたいね。
<<え2014/14み>>


あえももさん、あなたの作文は、現代社会におけるアイデンティティの形成について非常に深く考察しており、読み応えがありました。
特に、自分自身がどのように社会に貢献(こうけん)し、アイデンティティを確立していくかという点において、具体的な例を挙げて説明しているのが印象的です。
家庭でのお手伝いや、習い事でのイベント委員長としての経験を通じて、社会的な役割を果たすことの重要性を理解し、それを実践(じっせん)している様子がよく表れています。

また、「勝負に勝つためには、苦手をなくすことよりも、得意技を持つことである。」という表現は、あなたの考えを効果的に伝える名言となっており、非常に印象に残りました。
このように自己の考えを言葉でうまく表現する力は、これからのさらなる学びにおいても大いに役立つことでしょう。

◎名言がよく書けています。
「勝負に勝つためには、苦手をなくすことよりも、得意技を持つことである。」

語彙(ごい)力評価:
-字数が1200字以上書けています。
-難しい言葉がよく使われています。
-表現豊かな言葉がよく使われています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1434字/1200字
思考点:67点
知識点:88点
表現点:88点
総合点:81点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)

作文字数1434字
目標字数1200字
総合点 81 点
思考語彙 67 点
 





88

知識語彙 88 点
 


■思考語彙 23個
は第,勉強第,第第,ましょう,たため,は言える,あるため,だろう,するため, 第,のため,たため,すれば,小さいから,なるため, 確か,。しかし,勝つため,追いつこう,持つため,自分らしい,あるべき,を考える,

■知識語彙 67種
一番,中学年,人間,仕事,他人,企画,位置,使命,修学旅行,側面,傑出,勉強,勝負,司会,名案,向上,和式,増加,大人,大切,天賦,委員,存分,存在,学力,学校,家庭,宿舎,寝室,小学校,布団,役割,得意,必要,意図,感覚,成長,才能,挑戦,方法,普段,未知,段階,特性,特技,率先,真剣,社会,第一歩,経験,結局,自信,自分,苦手,貢献,責任,近代,近年,進行,過程,達成,部屋,重要,重視,雑談,領域,頻繁,

■表現語彙 124種
いくつ,うち,お手伝い,お知らせ,がち,こと,これら,その後,たち,ため,とき,なか,みんな,よう,アイデンティティ,イベント,ゲーム,ベッド,レッスン,レベル,ワード,一,一番,中学年,人,人間,今,仕事,他人,代わり,企画,会,位置,何,使命,修学旅行,個々,側面,傑出,先,内,分,勉強,勝負,司会,名案,向上,和式,増加,大人,大切,天賦,委員,子,子ども,存分,存在,学力,学校,家庭,宿舎,寝室,小学校,布団,度,役割,得意,必要,息抜き,意図,感,感覚,成長,手伝い,才能,技,挑戦,方,方法,日々,時,普段,期,未知,案,様々,段階,母,気持ち,気遣い,特性,特技,率先,的,皆,真剣,確か,社会,私,第一歩,経験,結局,習い事,考え,耳,自信,自分,苦手,貢献,責任,近代,近年,進行,過程,達,達成,部屋,重要,重視,長,雑談,領域,頻繁,2つ,

■文化語彙 40種
おく,く,くれる,しまう,つながる,できる,なくす,みなす,やる,れる,与える,作る,入る,出る,分かる,勝つ,向き合う,寝る,広まる,思いつく,感じる,戻る,手伝う,抱える,持つ,振る,敷く,果たす,楽しむ,泊まる,減らす,知る,終わる,続ける,考える,聞く,至る,言える,追いつく,集める,

 

アイデンティティを見つける
   中3 あえもも(aemomo)  2025年2月1日

 現代はアイデンティティ不定の時代と言われている。近代社会が、前時代の共同性を解体させ、個人がある具体的な共同体に属することの内的な意味を希薄化させた。近代以前の子どもと大人は、儀式によってはっきりと分けられていた。ところが、近代は、その境目が「教育課程」という長いシステムになったため、自分がどこで大人になったのかを曖昧にさせた。一方、近代以前には、子どもは小さな大人であり、早期から大人の集団に仲間入りしていた。しかし、近代は、子どもは子どもとしてあつかうようになった。これら2つの側面から、近代になって、子ども期は、いくつかの段階を抱え持ちつつ、次第に大人になる「過程的な」存在とみなされるに至ったのである。このことから私は、社会のなかで自分の役割を果たし、アイデンティティを持った人間になりたい。

 その方法は第1に、家庭内でお手伝いをすることだ。近年、学力向上を重視する学校が増加し、勉強第第一の考えが広まってきているように感じる。私の学校でも、「勉強」というワードは耳が痛くなるほど聞いているが、「お手伝いを率先してやりましょう。」とは、ほぼ言われない。修学旅行に行った時のことだ。私たちが泊まった宿舎の寝室は、和式だったため、自分達で布団を敷く必要があったのだが、同部屋のみんなは、雑談をし続け、なかなか敷いてくれなかった。結局私が、一番に敷き終わり、他人の分まで手伝った。私は、頻繁にお手伝いをするとは言えないが、布団敷きは、母の代わりに何度かやったことがあるため、普段ベッドで寝ている人よりも手早くできたのだろう。このように、家庭内の手伝いが、社会に出た時に、自分の役割やアイデンティティとなるのだ。何か傑出した天賦の才能がなくとも、自分の役割を持って、社会に貢献するための第一歩として、家庭でお手伝いをすることが大切だ。  

 第2の方法は、社会のなかで役割を与えることだ。私は習い事で、イベント委員会になり、その委員長に挑戦した。この委員会は、みんなのために、イベントを企画し、日々のレッスンの息抜きを作る委員会だ。私は、初めて委員長という位置になったため、何をどうすればいいのか分からない未知の領域に入った感覚だった。委員のみんなを集め、早速「どんなゲームがしたい?」と聞いてみた。なかなかすんなりと案が出て来なかったが、出てきた案は私には到底思いつかない名案だった。また、イベントの進行にあたって役割を振ったのだが、まだ小学校中学年の子たちも、イベントのお知らせや司会などの重要な仕事をしっかりと果たしてくれた。「まだ小さいから。」という気遣いが先に出てしまいがちだが、しっかりとした役割を意図的に与えることで、個々が使命感と責任感を持ち、真剣な気持ちでその企画と向き合うとともに、役割を達成したときの自信はその後の成長にもつながる。社会で必要とされる存在となるために、早いうちから様々な役割を経験しておくことが大切だ。

 確かに、二度と戻ってこない子ども期を存分に楽しむのも良い。しかし、「勝負に勝つためには、苦手をなくすことよりも、得意技を持つことである。」というように、苦手を減らして、皆のレベルに追いつこうとするよりも、自分の役割を持つために、様々なことに挑戦し、アイデンティティを持つ方が、社会で自分らしく輝ける。まずは、今の自分と向き合い、自分はどうあるべきかを考えて、自分の特技、特性について知ることが重要だ。