よしたかさん、節分に関する作文を読ませていただきました。

作文の冒頭(ぼうとう)から節分の行事に対する個人(こじん)的な見解(けんかい)と体験が織り(おり)交ぜられており、読み手にとって非常(ひじょう)興味深い(きょうみぶかい)内容(ないよう)となっています。
特に、節分の「(おに)」という存在(そんざい)をどのように捉える(とらえる)かについて、自身の経験(けいけん)を元に考察している点が印象的です。
豆を投げる行為(こうい)が単なる遊びではなく、様々な意味を持つ行事であることを、過去(かこ)経験(けいけん)と結びつけながら説明しているのがよく理解(りかい)できます。

また、恵方(えほう)(まき)に対する考え方や、節分の本質(ほんしつ)(さい)認識(にんしき)したという部分では、単にイベントとしてではなく、その背後(はいご)にある意味を深く掘り下げ(ほりさげ)ていることが窺えます。
作文全体を通して、節分という行事の多面的な理解(りかい)促す(うながす)内容(ないよう)となっており、読む人にとって考えるきっかけを提供(ていきょう)しています。

文章の流れもスムーズで、節分の行事についての説明から個人(こじん)的な体験、そしてそれがどのように自身の考えに影響(えいきょう)与え(あたえ)たかが論理(ろんり)的に繋がっており、非常(ひじょう)に読みやすいです。

最後に、たとえを用いた表現(ひょうげん)が見受けられ、「まるで心に釘が刺さっ(ささっ)たようだ」という表現(ひょうげん)は、感情(かんじょう)的な体験を効果(こうか)的に伝えています。
◎たとえがうまく使われています。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
-内容(ないよう)理解(りかい)表現(ひょうげん):非常(ひじょう)に良い
-文章構成(こうせい):良い
-説得力:非常(ひじょう)に良い
-創造(そうぞう)(せい):良い
-表現(ひょうげん)力:非常(ひじょう)に良い

語彙(ごい)評価(ひょうか)
-字数が1000字以上書けています:達成
-考える言葉がよく使われています:達成

これからも多角的な視点(してん)で物事を捉え(とらえ)表現(ひょうげん)する力をさらに伸ばし(のばし)ていきましょう。
作文字数1208字
目標字数1000字
総合点 66 点
思考語彙 78 点
 





66

知識語彙 62 点
 


■思考語彙 22個
重量によって,はなぜ,だろう,いるため,行けば,。だから,だろう,水圧によって,超えると,守ろう,なるため,超えると,しまうと,きれざる,。だから,ないので,ないから,、つまり,ないと,のため,生きるため,と思う,

■知識語彙 53種
世界,中毒,人間,内側,内臓,出来事,単位,反射,反応,器官,困難,圧力,場所,増加,変化,尊敬,影響,捕獲,摂取,最強,比例,気体,気圧,水中,水圧,水族館,水深,水面,流水,液体,深刻,深海,深海魚,物体,環境,生物,異常,発光,破裂,種類,翌日,自体,進化,運動,過酷,適応,部分,酸素,重量,金魚,開放,静止,鼓膜,

■表現語彙 93種
こと,ごと,さ,それ,それぞれ,ため,つまり,どこ,ぺちゃんこ,め,もの,よう,エサ,エネルギー,グロテスク,メートル,世界,中,中毒,丸呑み,人,人間,代わり,体,僕,内側,内臓,出来事,分,動,単位,反射,反応,口,器官,困難,圧力,場所,増加,変化,奥,尊敬,影響,手,捕獲,摂取,最強,朝,比例,気体,気圧,水,水中,水圧,水族館,水深,水面,流水,浮き袋,液体,深刻,深海,深海魚,物体,環境,生きもの,生物,異常,発光,破裂,種類,翌日,耳,肺,脂,自体,起,進化,運動,過酷,適応,部分,酸素,重量,金魚,開放,陸,静,静止,高,魚,鼓膜,m,

■文化語彙 33種
いける,おびきよせる,きれる,こむ,しまう,できる,ならす,もつ,られる,れる,入る,入れる,出す,及ぼす,受ける,呼ぶ,基づく,守る,持つ,指す,棲む,死ぬ,潜る,潰れる,生きる,破れる,続ける,耐える,起こす,起こる,超える,遂げる,飼う,

 

タカアシガニ
   小5 よしたか(yositaka)  2025年2月1日

 タカアシガニ

駿河湾はチョウチンアンコウのような発光生物の宝庫なのだ。ところが、そのことごとくがまだ水族館では飼えないでいる。深海魚が水族館で飼えないのは環境の変化に弱いという理由が大きい。

僕は、小さいころ金魚すくいを良くしていた。初めて金魚を取ったとき、知識がなかったので水に慣らしてあげたりをせずにそのまま金魚を入水槽の中に入れてしまった。ので、だんだん弱っていく金魚をただじっと見つめることしかできなかったのだ。金魚はその翌日の朝に死んでいた。この出来事があってから、水にちゃんとならすことにしている。水圧とは、水や液体などが物体や水自体に及ぼす圧力を指す。水の重さによる圧力とも呼ばれる。

水圧は、静止している水では深さに比例して大きくなります。

水圧は、開放水面をもつ水中では水深10mごとに約1気圧増加する。

水圧の単位はPaかN/㎡です。

水圧にも種類がある。

静水圧:静止した水中で水の重量によって受ける圧力。

動水圧:流水が持つ運動エネルギーに基づく圧力。

水圧とはこのようなものだ。ではなぜ深海魚は水圧に耐えられるのだろうか?

深海魚は浅い場所に棲む魚は浮き袋に気体が入っているため、もし深海に行けば、水圧で潰れてしまう。 ところが深海魚は浮き袋や内臓に気体の代わりに脂を入れている。 だから深海の高い水圧にも耐えられるのだ。では人間はどうだろうか。人間は水圧によって肺がぺちゃんこになったり、鼓膜が破れたりして、深刻な影響を受ける。

肺がぺちゃんこになる:水深30メートルを超えると肺がぺちゃんこになりますが、その水圧から体を守ろうとする反射反応が同時に起

鼓膜が破れる:深く潜るにつれて水圧が強くなるため、耳の奥の鼓膜が内側へこむ。

酸素中毒を起こす:高分圧の酸素を摂取し続けることで起こる体の異常で、水深57メートルを超えるとほとんどの人が酸素中毒になってしまうといわれている。

深海魚も、深海から出してしまうと水圧の変化に耐えきれず破裂してしまう。そして環境の変化にとても弱い。だから水族館で深海魚を飼ったりすることは困難なのだ。

だが、陸に出しても死なない最強の深海生物がいる。それは、タカアシガニは気体の入っている浮き袋や肺などの器官を持たないので水圧の変化をほぼ受けないからである。この環境の変化を受けない、つまり環境に適応できるタカアシガニを、僕は尊敬したい。

このように、生物はそれぞれの環境の中で適応できるように進化を遂げている。深海魚がグロテスクなのは生きものを丸呑みするとなったら口は大きくないといけないし、捕獲のために手が長くなったり、どこかの部分がすごく大きくなったり、発光してエサをおびきよせたり。つまり“過酷な世界で生きるため”じゃないのかなと思った。