こんにちは、真央ちゃん(^o^) 自国の文化を知り他国の文化を取り入れることは大切ですね。自分の、そして日本の目指したい姿を模索(もさく)していく中で、いずれの手段を講じていくかが見えてきますね。他国で生活する真央ちゃんにとって日本文化を外から見る視点を得られたのは大きなプラスにもなっていますね。
<<え2004/161み>>一段落目: 読みやすくまとまっているね<<え8001み>>。
<<え2004/162み>>二段落目: 意見①<<え8001み>>と実例①<<え8002み>>、よく書けています。やはり日本人なら日本の食文化を知らなければ!という思いに至るよね。私もドイツにいた(ころ)、日本の文化について尋ね(たずね)られ自分がどれだけ無知だったかを痛感した記憶(きおく)が甦りました(^^ゞ
<<え2004/163み>>三段落目: 意見②<<え8001み>>と実例②<<え8002み>>もいいですね。『三(ひき)の子ぶた』を引用して意見②を裏づける工夫が◎です。新しいものを果敢(かかん)に取り入れる大切さをしっかり説けたね。
<<え2004/164み>>四段落目: 反対理解、名言(故事成語も!)<<え8003み>>、総合化<<え8004み>>としっかりまとめられたね。結びの一文から自分の挙げた意見に対してどう向き合っていきたいかがよく伝わってきたよ。
<<え2014/240pみ>>


あささえさん、作文の内容が非常に深く、多角的な視点から日本文化について考察されています。
特に、縄文(じょうもん)時代の土器から感じ取った日本の原初的な魅力(みりょく)と現代日本の文化的アイデンティティの危機感を対比させる部分は、読者に強い印象を与え(あたえ)ます。
さらに、和食に関する具体例を交えて、日常生活での文化的変化を説明した点も理解しやすく、説得力があります。
また、他国の文化を取り入れることの重要性を「三びきのこぶた」の例を使って説明するアプローチは、童話を通じて複雑なテーマを分かりやすく解説しており、非常に効果的です。

日本文化の重要性と、外来文化の取り入れ方のバランスについての最終的な結論は、深い洞察(どうさつ)に基づいており、読む者に対して重要なメッセージを伝えるものとなっています。

◎名言がよく書けています。
付和雷同(ふわらいどう)」という言葉がある。これは自分の意見がなく、周りに流されている様を目指す四字熟語だ。

◎複数の意見がよく書けています。
欧米(おうべい)の文化を取り入れすぎたことで独自の文化が薄れ(うすれ)ている」という意見と、「新しいものを取り入れることは大切だ」という意見が示されています。

語彙(ごい)力評価:
-字数が1200字以上書けています。
-難しい言葉がよく使われています。
-表現豊かな言葉がよく使われています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1213字/1200字
思考点:87点
知識点:91点
表現点:91点
総合点:90点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)

作文字数1213字
目標字数1200字
総合点 90 点
思考語彙 87 点
 





91

知識語彙 91 点
 


■思考語彙 35個
。いわゆる,いるため,も考える, 確か,。例えば,も同様,そのため,多いため,ないかも,よく考える,みると,といえ,と思う, しかし,自分にとって,。しかし,れざる,から考える,考えるば,と考える,あろう,を可能,そのため,も考える, しかし,取り入れるべき,。たとえば,するべき,。一方,のかも,度考える,みるべき,と思う,そのため,を考える,

■知識語彙 71種
一番,三男,世界,中心,主流,付和雷同,価値,兄弟,印象,危機,可能,同様,味噌汁,和食,問題,土器,基本,場面,大切,大幅,完全,小学校,弥生,当時,形式,必要,惰性,意見,感動,感覚,提供,文化,料理,日本,日本人,明治,時代,根本,根源,標的,欧米,歴史,洋風,洋食,海外,熟語,物語,特徴,特有,状況,独自,現在,現状,生活,異様,発見,白米,童話,筆者,素材,紹介,給食,縄文,自分,自国,観点,言葉,説明,諸国,陰湿,順番,

■表現語彙 128種
こ,ここ,こと,これ,それぞれ,それら,たち,ため,とき,はじめ,びき,ぶた,もの,よう,グローバル,サビ,バランス,フレッシュ,レンガ,一,一番,三,三男,上,世界,中心,主流,二つ,人,今,他,付和雷同,価値,兄弟,前,力,化,印象,危機,可能,同様,吸い物,周り,味噌汁,和食,問題,四,国,土器,基本,場面,大切,大幅,字,完全,家,小学校,屋,度,弥生,当時,形式,彼ら,後,必要,惰性,意見,感,感動,感覚,提供,文化,料理,方,日本,日本人,明治,時代,木,根本,根源,様,標的,欧米,歴史,洋風,洋食,海外,熟語,物語,特徴,特有,状況,独自,狼,現在,現状,生活,異様,発見,白米,的,目,確か,私,童話,筆者,箸,糸,素材,紹介,給食,縄文,考え方,自分,自国,藁,視,観,観点,言葉,説明,諸国,身,陰湿,順番,風,魚,

■文化語彙 44種
いえる,しまう,しれる,すぎる,できる,はこぶ,ぶつける,もつ,もらう,られる,れる,わかる,仕上げる,使う,倒す,取り入れる,取り戻す,受ける,合う,合わせる,向ける,困る,壊す,委ねる,守る,建てる,役立つ,感じる,感じ取る,持つ,描く,流す,済む,目指す,知る,立つ,考える,薄れる,行う,負ける,通じる,連れる,違う,食べる,

 

日本が必要とする文化
   中2 あささえ(asasae)  2025年2月3日

 筆者は上野の博物館で縄文土器を見たとき、「日本」を身をもって発見した。いわゆる「日本風」といった、弥生時代から後のワビ、サビ、シブミが特徴の陰湿な文化から感じ取られる形式的で惰性な日本観とは違って、根源的感動をぶつける力強い印象を受けたという。このような状況で、世界には二つの糸があり、それらの上に私たちは異様なバランスで立っているような感覚を筆者は持っている。また、日本は現在欧米の方にばかり目を向け、価値観さえも彼らに委ねてしまっているため、縄文時代のフレッシュな日本人を取り戻した方が良いのではないかとも考えているという。

 確かに、欧米の文化を取り入れすぎたことで独自の文化が薄れている日本の現状に危機感を感じている意見もある。例えば、私たちは白米、味噌汁、魚、お吸い物などを箸だけで食べるというような完全な和食を食べることは少ない。基本的に私の家では白米に洋食を合わせて食べることが多い。小学校で提供される給食も同様だ。そのため、私が和食屋に連れて行ってもらったときは、食べる順番がわからなかったり、どのように食べるかがわからないものがあったりして困った。今はそういった人が多いためあまり問題視されていないかもしれないが、よく考えてみると、自国の料理の正しい食べ方を知らないというのは大きな問題といえると思う。

 しかし、他の国の文化をはじめ、自分にとって新しいものを取り入れることは大切だという意見もある。童話「三びきのこぶた」ではこぶたの三兄弟がそれぞれ藁、木、レンガを使って家を建てる。しかし、標的の狼の前で家を壊されずに済んだのは三男が建てたレンガの家だけだった。この物語が描かれた時代を私は詳しく知らないが、歴史的観点から考えれば、レンガは当時一番新しい素材だったと考えられる。その時代主流であったであろう藁と木は狼に負けてしまったが、レンガは狼から身を守るのに役立ったということから、新しいものは今まで厳しいとされていたこと、ここでいう狼を倒すこと、を可能にする力がある。そのため、新しいことを取り入れることは大切だとも考えられる。

 しかし、一番大切なのは、自国の文化を大切にする場面と周りの文化を取り入れるべき場面がわかることである。たとえば、海外に日本を紹介するときは、日本に特有であり、日本の根本である文化を中心にするべきだ。一方で、明治時代に行われた日本の大幅な洋風化も、日本を海外に通じるグローバルな国に仕上げるには必要なことだったのかもしれない。「付和雷同」という言葉がある。これは自分の意見がなく、周りに流されている様を目指す四字熟語だ。日本は今欧米諸国に「付和雷同」しないように自国の文化について今一度考えてみるべきだと思う。私もそのために、まずは日本の文化について海外に説明できるくらい詳しくなり、今日本という国が必要とするような考え方や生活に合う文化を考えたい。