ゆうたろうさん、作文の提出(ていしゅつ)ありがとうございます。()についての詳しい(くわしい)説明(せつめい)体験(たいけん)談がとても興味深く(きょうみぶかく)読ませていただきました。

特に(とくに)()生態(せいたい)について綿密(めんみつ)に調べたことが作文から伝わり(つたわり)、その情報(じょうほう)(もと)にして自分の体験(たいけん)関連づけ(かんれんづけ)て書くことができている点は素晴らしい(すばらしい)ですね。また、()刺さ(ささ)れることの不快(ふかい)感だけではなく、その背後(はいご)にある生態(せいたい)(けい)環境(かんきょう)問題にも触れ(ふれ)ている点が、とても考えさせられる部分でした。

「まるで()のかごに手を突っ込ん(つっこん)だみたい」という表現(ひょうげん)や、「まるで、母は、()に対して文句(もんく)しかないみたいです」という部分では、実際(じっさい)感覚(かんかく)をうまく読者に伝える(つたえる)ことができています。これにより、作文にリアリティと感情(かんじょう)加わっ(くわわっ)て、より引き込ま(ひきこま)れる内容(ないよう)となっています。

これからもいろいろなことに興味(きょうみ)を持って、そのことを深く探求(たんきゅう)してみるとさらに良い(よい)作文が書けるようになるでしょう。次回の作文も楽しみにしていますね。

◎たとえがうまく使われています:
「まるで()のかごに手を突っ込ん(つっこん)だみたい」
「まるで、母は、()に対して文句(もんく)しかないみたいです」

###項目(こうもく)評価(ひょうか)
-字数が800字以上(いじょう):○
-考える言葉の使用:○

###語彙(ごい)評価(ひょうか)
-語彙(ごい)の使用および表現(ひょうげん)豊か(ゆたか)さ:良い(よい)
作文字数824字
目標字数800字
総合点 63 点
思考語彙 70 点
 





56

知識語彙 52 点
 


■思考語彙 25種
かゆいので,かけば,ますから,吸うと,ますから,たたかざる,ません,でしょう,かけば,ないから,ません,ません,かゆいから,と思う,あるから,いるから,ないので,ません,行けば,増えるから,蚊に対して,のため,と思う,なければ,と思う,

■知識語彙 21種
一番,以上,全滅,利用,動物,十分,去年,夕方,大量,成長,文句,果物,玉子,環境,産卵,病気,発達,瞬間,簡単,自分,途中,

■表現語彙 66種
あまり,いや,おととし,かご,かゆみ,か所,こと,ため,ちゃ,とき,ぼく,みたい,もと,よう,ら,スプレー,セミ,ボウフラ,メス,一番,中,以上,何,全滅,冬,利用,動物,十,十分,卵,去年,取り,品,夏,夕方,外,大量,家,寄り,成長,手,文句,方,果物,母,水,水の上,液,玉子,環境,産卵,病気,発,発達,瞬間,簡単,自分,虫,蚊,蚊取り線香,血,途中,遊び,鉢,限り,隣,

■経験語彙 37種
あげる,かく,かける,かむ,く,せる,たたく,できる,やめる,やる,れる,入る,出す,出る,分ける,刺す,去る,吸う,増える,広がる,当たる,持つ,散らばる,死ぬ,殺す,汚れる,浮かべる,熟す,産む,突っ込む,答える,置く,聞く,返す,遊ぶ,飛ぶ,驚く,

 

かゆい蚊の液
   小4 ゆうたろう(akiara)  2025年2月4日

 血を吸うかは雌です。オスは血を吸わず、樹にたまった水を吸ったり熟した果物の液を吸うだけです。メスは玉子を発達させたり、卵を産むとき、水の上に浮かべる卵がバラバラにならないように、動物の液を利用するのです。かゆいので、かけば、それだけ散らばりますから、よけいかゆくなります。蚊の方は十分血を吸うと、この液も出さなくなり、飛び去りますから、途中でたたかず血を分けてやった方がかゆみは少ないのです。病気のもとがない限り、蚊は、決して、こわい虫でも何でもありません。恐ろしいのは汚れた環境の方でしょう。ぼくが、一番驚いたのは、かけばもっと広がることです。

おととしの夏と、去年の夏に外に出たら大量に蚊に刺されました。外に遊びに行ってセミ取りをしていたら、十か所以上刺されていました。まるで蚊のかごに手を突っ込んだみたいにいっぱいかまれていました。刺されたくないから、あまり外で遊んでいません。冬もあまり遊んでいません。ぼくは、蚊に刺されるのはかゆいからいやだなあと思いました。

 母に、聞いてみたら、自分の家の隣の家の自分の家寄りに大きな鉢があるから夏は、外に出た瞬間に刺されていると言っていました。鉢の中に水がたっぷり入っているからボウフラがいて成長して蚊になって産卵してどんどん増えています。ぼくは、たまに蚊を殺すスプレーを持って鉢にかけています。ボウフラは死ぬけど蚊はそう簡単に当たらないので十発くらいかけないとできません。でもボウフラは全滅させました。母はホンマやめてほしいと言っていました。ぼくは、

「言いに行けばいいやん。」

と返しました。夕方になったら、もっと増えるから蚊取り線香は必じゅ品と答えていました。まるで、母は、蚊に対して文句しかないみたいです。ぼくは、何のために置いているのかなあと思いました。ぼくは、蚊に刺されても、かゆみさえなければちょっと吸われるくらいへっちゃらで分けてあげるのになあと思いました。