はるまきさん、今回の作文「おいしいナスになぁれ」について
拝読しました。とても
心温まる内容で、読んでいて
私も
笑顔になりました。
ナスが
苦手なのに
挑戦する
姿勢が
素晴らしいですね。自分で
育てたナス
に対して、「おいしいナスになってね!」と話しかけるシーンは、まるでナスが
家族の
一員のようで、とても
印象的でした。
また、じいじのエピソードを
取り入れることで、
植物を
育てる難しさや大切さがよく
伝わってきます。それを通じて、
愛情を
持って
世話をする大切さを学んだことが
伝わり、
感動しました。
ナス
味噌おやきを作る
過程も、
具体的でわかりやすく
描かれていて、読んでいるこちらも作ってみたくなりますね。
作文
全体を通して、はるまきさんの
成長とナスへの
愛情が
感じられる
素敵な
作品でした。
項目評価:
-
説明が
具体的である:◎
-
感情が
豊かに
表現されている:◎
たとえがうまく
使われています:
「おいしいナスになってね!」と声をかけた。
太陽が当たり、ナスがぴかぴかと光った。
語彙力
評価:
-字数が600字
以上書けています:◎
-
難しい言葉がよく
使われています:◎
はるまきさん、これからもぜひいろいろなテーマで作文を書いて、自分の思いをたくさんの人と
共有してくださいね。
作文字数1518字 |
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目標字数600字 |
総合点 51 点 |
思考語彙 45 点 |
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| 表 現 語 彙 46 点
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知識語彙 55 点 |
■思考語彙 10個
、きっと,だろう,たので,するから,たので,と思う,くれると,作ろう,すると,あるから,
■知識語彙 25種
一番,世話,人間,以前,体験,先生,写真,動画,味噌,大切,工夫,想像,愛情,料理,期待,植物,気分,生地,発表,絶対,自分,苦手,親子,言葉,野菜,
■表現語彙 48種
お母さん,こと,これ,そう,どこ,はさみ,みんな,よう,ナス,マッチ,一番,世話,人間,他,以前,体験,何,先生,写真,動画,味噌,大切,子,工夫,心,想像,愛情,感,手作り,料理,時,期待,植物,気分,生き物,生地,発表,稲刈り,絶対,自分,色々,苦手,茎,親子,言葉,野菜,食べ物,食べ頃,
■文化語彙 25種
かぶりつく,くださる,くれる,こねる,しまう,できる,やく,作る,使う,切る,包む,合う,含める,喜ぶ,思いつく,感じる,持つ,撮る,焼く,育てる,舞い上がる,見える,通じる,頬張る,食べる,
おいしいナスになぁれ(清書)
小3 はるまき(akoruka)
2025年2月4日
おいしいナスになぁれ
はるまき
「何を育てたいですかー?」
そろそろ夏の6月。私達2年生は夏野菜を育てることになっていた。トマト、ピーマン、ナスと3つの選択肢があり、迷いに迷った結果⋯
「ナスを育てたい人ー!」
「はい!」
私はナスが苦手だが、自分で作ったナスならおいしいかもしれないと思い、あえて人気のないナスを選んだ。
まず、プランターに土と苗を入れた。ここから2ヶ月ほどで実がなるそうだ。これから毎日、朝や休み時間にナスを観察することになる。いつも学校に早く来ている私は、朝に観察したり水やりをしたりすることはあまり苦ではなかったが、休み時間にそれをすることは、楽しい休み時間が潰れてしまうため少し嫌だった。
「おはようございます!」
今日は初めてのナスの観察だ。ベランダの前に立っている先生にあいさつをしてから、まだ実がなっていないナスの前でも心の中でおはよう、とあいさつをする。すると、
「野菜も、優しい言葉をかけるとおいしくなるからね〜」
と先生が呼びかけた。その途端、みんな
「おはよう!」
「おいしくなってね〜」
と野菜に声をかけ始めた。私も、
「おいしいナスになってね!」
と声をかけた。太陽が当たり、ナスがぴかぴかと光った。
「うん!おいしいナスになるね!」
となんだかナスに返事を返されているような気分になった。
それからは、苦労して育てたかいもあって小さいナスの実もでき始めた。休み時間に観察することも苦にならなくなり、自分の子どもを育てているようで逆に楽しみになってきた。
私のじいじは、小さい頃ひよこを飼っていたそうで、ある寒い日、ひよこも寒いだろうと思ってこたつに入れてあげたら次の日には死んでしまっていたらしい。良かれと思ってやっただけなのに死んでしまうなんて、じいじもひよこもかわいそうだなと感じた。もし私だったらそんなことは絶対しないが、今はネットなども発達しているので、しっかり調べてから育てたいなと思う。
ナスもそろそろ食べ頃になってきた。親子のようになっているナスは、きっとおいしいだろうと期待してはさみで茎をチョキン、と切った。他の子もおいしそうに野菜がなっていたので、先生は
「育てた野菜を使って何かお料理を作ったら写真や動画を撮ってきてください。みんなに発表するからね〜」
と言った。色々な料理を思いついたが、以前稲刈り体験をしに行った時に食べたナス味噌おやきがとてもおいしかったので、おやきを作ることにする。生地をこね、ナス味噌を包み、焼く。
「できた!」
まず、どこがおいしそうに見えるかなと工夫し、写真を撮った。ナスが苦手なみんなも、これを見てナスって実はおいしいのかな⋯と思ってくれると嬉しいなと想像し、おやきにかぶりついた。甘じょっぱいナス味噌とほんのり甘い生地がよくマッチしていてとてもおいしい。少しピリッとするが、これも手作り感があってまた良い。
「これ、めっちゃおいしい!絶対また作りたい!」
とおやきを頬張る。
「やっぱり、自分で作った食べ物って、おいしいね。また作ろう!」
お母さんも喜んでくれて、思わず舞い上がってしまうような気分になった。植物なども含めて生き物は、人間と言葉が通じない。だけど、愛情を持って世話をすると、心が通じ合うこともあるから、生き物を育てる時は愛情が一番大切だと感じた。また、色々な生き物を育ててみたいな!