にすけくん、こんにちは。物事には良い面悪い面のふたつがありますが、良い面、メリットに注目していくことが大事です。「緊張をプラスにとらえる」ための努力の積み重ねの大切さがわかる作品です。ランキング入りしていますよ。文字数あと少しアップでさらに加点しそうです。
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<<え2014/18み>>
なかすけさん、作文の内容が非常に深く、感情の表現が豊かで素晴らしいですね。
まず、代表の言葉を務めることへの緊張感とその状況描写が非常にリアルで、読みながら緊張感を共有できます。
また、緊張に対するポジティブな考え方を述べた部分は、とても考えさせられるものがあります。
緊張感をプラスに変える方法について、ご自身の体験だけでなく、ご家族の経験も交えて書かれている点が、説得力を増しています。
文章全体を通して、自分自身と向き合う姿勢が感じられ、成長する過程が見て取れる素晴らしい作文です。
ただし、少し繰り返し表現が見られるため、同じことを異なる言葉で表現する練習もしてみてください。
###項目評価
-**表現力**:とても豊かで、感情が伝わってきます。
-**内容の深さ**:緊張というテーマを多角的に捉え、深く掘り下げています。
-**構成**:論理的で、読みやすい構成です。
-**説得力**:家族のエピソードを取り入れることで、説得力が増しています。
「大会」ともなれば緊張するものであろう。しかし、母はそれどころか、「緊張」を楽しんでいるというのだ。
◎たとえがうまく使われています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1144字/1200字
思考点:72点
知識点:75点
表現点:76点
総合点:80点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)
■思考語彙 26個
のため,。なぜ,だろう,なければ,を考える,。もちろん,だから,ないと,は思う,ことに対して,なれば,あろう,。しかし,と思う,しまうと,できざる,そのため,。確か,なると,なると,できざる,、考える,ないため,とらえるため,あれば,と思う,
■知識語彙 51種
一時,一生懸命,万全,不安,中台,交感神経,代表,優位,先生,前日,剣道,努力,効果,十分,危機,問題,場面,大丈夫,大会,失敗,始業,心理,心臓,必要,意識,拍手,普段,最後,有効,朝礼,活性,活用,準備,状態,状況,発揮,筋肉,管理,緊張,練習,能力,自信,自分,要素,言葉,試合,達成,陸上,階段,集中,鼓動,
■表現語彙 101種
いくつ,いろいろ,お願い,こと,さん,それ,たくさん,たび,ため,とき,もの,よう,スイッチ,デメリット,パフォーマンス,プラス,ミス,メリット,一時,一生懸命,万全,不安,中台,交感神経,亮,仁,代表,体,何,備え,僕,優位,先生,六,前,前日,剣道,力,努力,効果,動き,化,十分,危機,台,問題,場,場面,大丈夫,大会,失敗,始業,年,式,心理,心臓,必要,意識,感,感じ,憂い,拍手,日,日々,昔,普段,最後,有効,朝礼,母,活性,活用,準備,父,状態,状況,発揮,的,目,確か,積み重ね,筋肉,管理,糧,緊張,練習,能力,自信,自分,要素,言葉,試合,達成,部,間,陸上,階段,集中,面,頭,鼓動,
■文化語彙 49種
いける,うる,おこる,しまう,せる,だす,つながる,できる,とらえる,やりとげる,やる,れる,上げる,上る,乗り越える,働く,入る,出る,分かる,動く,務める,取り組む,向かう,向き合う,引き受ける,感じる,戻る,抜ける,楽しむ,歩く,気づく,決める,積み重ねる,答える,終わる,続く,繋がる,繋げる,考える,聞く,言い聞かせる,読む,負ける,走る,起こる,選ぶ,震える,驚く,高まる,
緊張したこと
小6 なかすけ(nakasuke)
2025年2月1日
「次に、代表の言葉です。中台仁亮さん、よろしくお願いします。」「はい!」緊張が走る。心臓の鼓動を強く感じる。僕は、始業式の代表の言葉を務めることになったのである。この日のために、練習を積み重ね、一生懸命に取り組んできた。準備も万全である。それでも緊張してしまう。朝礼台に向かって歩くたびに、頭が白くなっていく。(今更戻ることはできない。なぜ引き受けてしまったのだろう。それでも最後までやりとげなければ。拍手がうるさい。)などといろいろなことを考えていた。だが、先生に代表の言葉をやってみないかと聞かれたとき、とてもうれしかった。もちろん、「やります。」と答えた。選ばれたことは自分の自信につながった。選ばれたことは自分の自信に繋がった。自分で決めたことなのだからと、自分に言い聞かせ、朝礼台の階段を上っていった。
緊張することは、決して悪いことではないと僕は思う。そして、緊張することのメリットがいくつかある。それは、目の前のことに対して意識を集中させやすくしたり、不安要素を危機管理能力に繋げることで、あらかじめ起こりうるミスや問題に気づきやすくなったり、集中力が高まったり、交感神経が優位に働き、動きや心理にスイッチが入ったり、筋肉を固くさせることで、普段よりも強い力を発揮することができるなどということがある。また、僕の母は昔、陸上部で、大会に出ることもあったのだが、「大会」ともなれば緊張するものであろう。しかし、母はそれどころか、「緊張」を楽しんでいるというのだ。僕は、そのことに驚き、緊張することのメリットを有効活用できるなんてすごいと思った。
緊張には、一時的に能力を活性化させ、パフォーマンスを上げる効果があるが、かえって緊張状態が続いてしまうと、大きな場面で能力を十分に発揮できず、失敗することもあるという。そのため、緊張にはメリットがたくさんあるが、デメリットもあるのだ。確かによく、剣道の大会の前日から緊張してしまい、試合前になると、体が震えだしたり、動きにくかったりすることがある。そうなると、十分な力が発揮できず、考えている間に負けてしまう。そうならないために父は、緊張しても大丈夫なように、日々、練習を積み重ね、努力しているのだという。
緊張には良い面と悪い面があるが、緊張をプラスにとらえるために、その場としっかりと向き合い、備えあれば憂いなしというように、どんなに緊張しても大丈夫なように、日々の努力の積み重ねが必要であることが分かった。そして、緊張を糧にこれからもどんな状況でも乗り越えていけるようにしていきたいと思う。「六年、中台仁亮。」読み終わり、拍手がおこった。何かがすっと抜けていくような感じがした。達成感がすごかった。