あきひろさん、作文をしっかりと読ませていただきました。カについての興味深い(きょうみぶかい)視点(してん)盛り込ま(もりこま)れていて、とても楽しく読むことができました。特に(とくに)、カの生態(せいたい)についての詳細(しょうさい)説明(せつめい)は、読者にとって非常(ひじょう)に教育(てき)ですね。
また、カのメスだけが血を吸う(すう)という事実に驚か(おどろか)れた部分は、多くの人が共感(きょうかん)するポイントだと感じました。

さらに、夏の風物詩としての蚊帳(かや)について触れ(ふれ)た部分も良かっ(よかっ)たです。昔ながらの和風の蚊帳(かや)が持つ風情(ふぜい)を感じさせる記述(きじゅつ)は、読んでいるこちらもその情景(じょうけい)思い浮かべる(おもいうかべる)ことができました。
そして、カよりも恐ろしい(おそろしい)のは汚れ(よごれ)環境(かんきょう)だという結論(けつろん)至っ(いたっ)た点は、環境(かんきょう)問題への意識(いしき)を持つことの重要(じゅうよう)(せい)を物語っています。

全体を通して、あきひろさんがしっかりと調べたうえで作文を書かれたことが伝わり(つたわり)、その熱心(ねっしん)さに感心しました。これからも色々なことに興味(きょうみ)を持ち、調べてみるのはとても良い(よい)ことですね。次回の作文も楽しみにしています。

###項目(こうもく)評価(ひょうか)
-内容(ないよう)理解(りかい):非常(ひじょう)良い(よい)
-表現(ひょうげん)工夫(くふう):良い(よい)
-情報(じょうほう)正確(せいかく)(せい):非常(ひじょう)良い(よい)
-読者への訴求(そきゅう)力:良い(よい)

「夏の夜耳障り(みみざわり)な音はまるで合奏(がっそう)のようで、これは夏の(いや)恒例(こうれい)行事だと思いました。」
◎たとえがうまく使われています。

 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:852字/800字
思考点:52点
知識(ちしき)点:57点
表現(ひょうげん)点:67点
総合(そうごう)点:61点
(新しい森リンで(かり)の点数を出しています)

 


■思考語彙 14個
吸わざる,ません,ません,でしょう,みんな思う,。なぜ,でしょう,あると,は考える,かゆいから,しまうと,と思う,するため,と思う,

■知識語彙 27種
一番,動物,合奏,和風,大半,実家,恒例,昆虫,最初,果物,気温,水中,理由,環境,生活,病気,発生,研究,網状,蚊帳,行事,言葉,進化,長文,陸上,風情,風物詩,

■表現語彙 86種
うち,お母さん,かぎり,かゆみ,こと,これ,そう,その他,たち,ため,なに,なん,ばあちゃん,ほう,ぼく,みんな,もと,もの,よう,オス,カゴ,ゲーム,ヒト,メス,ライオン,一,一つ,一番,中,主,人,体,何,動物,匹,口,合奏,和風,回,夏,夜,大半,嫌,実家,家,布,年々,後,恒例,日,昆虫,時,最初,果物,樹,気温,水,水中,液,理由,環境,生活,病気,発生,百,目,研究,網状,耳障り,腕,虫,蚊,蚊帳,血,行事,言葉,赤ちゃん,進化,長文,陸上,音,風情,風物詩,餌,1つ,2つ,

■文化語彙 32種
しまう,せる,たまる,ふえる,よごれる,れる,上がる,入る,入れる,出す,出る,刺す,取る,吊る,吸う,守る,寄りつく,寝る,居る,感じる,掻く,熟す,知る,移る,答える,考える,聞く,読む,起きる,進む,遊ぶ,驚く,

 

カより恐ろしいのはよごれた環境だ‼ (清書)
   小4 あきひろ(asiguru)  2025年2月4日

 カもハエも同じ、二枚羽の昆虫です。これも新しい虫で、成虫が地上を飛びまわる    のに、幼虫は水の中の生活です。だいたい、動物は、水中生活から陸上へと移ってきたものです。昆虫も進化が進むほど、陸上生活をするものになります。 血を吸うカはメスです。オスは血を吸わず、樹にたまった水を吸ったり熟した果物の液を吸うだけです。  カを研究している人たちは、一日のうちに一回、カの入ったカゴの中に腕を入れ、何百匹ものカに血を吸わせます。それでもヒトにはなにも起きません。病気のもとがないかぎり、カは、けっして、こわい虫でもなんでもありません。恐ろしいのはよごれた環境のほうでしょう。 ぼくが、一番驚いたのは血を吸うカはメスだったことです。ライオンはオスが赤ちゃんを守ってメスが餌を取りに行くのは大半の人が知っていますが、ぼくは、血を吸うカはオスもメスもだとみんな思っていました。

 夏は楽しいことがいっぱいあるけれど嫌なこともあります。嫌なことでみんなが最初に口から出す言葉は「カ」と答えます。なぜでしょう理由は主に2つあるとぼくは考えます。1つ目はカに刺された後、すぐにかゆみが発生します。かゆいからと掻いてしまうとさらにかゆくなり血が出てきてしまいます。それから、さらにかゆくなります。 2つ目はブーンと言うカの音です。夏の夜耳障りな音はまるで合奏のようで、これは夏の嫌な恒例行事だと思いました。年々気温が上がってきた、カもふえてきたと感じます。

 お母さんに聞きました。ぼくのおばあちゃんの実家にお母さんが夏行ってカがいっぱい居たそうで、その家には蚊帳があってその中で寝たと言っていました。蚊帳とは、蚊やその他の虫が人の体に寄りつかないようにするための網状の布のことです。昔ながらの和風の蚊帳は風情があり、夏の風物詩の一つとも言われています。ぼくが、ゲームをしている時は、まるで蚊帳を吊るように一人で遊んでいた。

 ぼくは、この長文を読んで、カより恐ろしいのはよごれた環境だと思いました。