あえたしさん、こんにちは。
あなたの作文を読ませていただきました。
「カ」についての情報(じょうほう)がたくさん詰まっ(つまっ)ていて、とても興味深かっ(きょうみぶかかっ)たですよ。

まず、あえたしさんがブルーベリーを摘む(つまむ)シーンでのカの描写(びょうしゃ)がリアルで、まるでその場にいるような気分にさせてくれました。
その部分で「まるでここはカの工場みたいで、次から次へとカが大量(たいりょう)生産(せいさん)されているようだ」とたとえを使っているのも、とても印象(いんしょう)(てき)でした。

また、カが人間の命を奪う(うばう)危険(きけん)な生物であることを、ライオンやサメと比較(ひかく)しながら説明(せつめい)している点も、情報(じょうほう)重要(じゅうよう)(せい)際立た(きわだた)せています。
それでいて、最後(さいご)にカは「ふつうの虫」として捉え(とらえ)直すあなたの考えが、非常(ひじょう)に考えさせられるものがありました。

小学4年生のあえたしさんが、このように多角(てき)に物事を考え、表現(ひょうげん)できるのは素晴らしい(すばらしい)ですね。
これからも色々なことに興味(きょうみ)を持ち、自分の言葉で表現(ひょうげん)する力を伸ばし(のばし)ていってくださいね。

**項目(こうもく)評価(ひょうか):**
-**内容(ないよう)充実(じゅうじつ)度:**高
-**表現(ひょうげん)力:**高
-**理解(りかい)度:**高
-**興味(きょうみ)を引く表現(ひょうげん):**高

◎たとえがうまく使われています:「まるでここはカの工場みたいで、次から次へとカが大量(たいりょう)生産(せいさん)されているようだ」 森リン評価 カは害虫か te 02月4週 あえたし
字数/基準字数:
883字/800字
思考点:60点
知識点:63点
表現点:72点
文化点:60点
総合点:64点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
文化点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙 19個 60点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙35種44個80%63点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙94種127個74%72点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
文化語彙26種29個90%60点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
883字
 60点
 63点
 72点
 60点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 文化語彙

 


■思考語彙 19個
せん,見つけると,見ると,ふりまわすと,すみからしい,と思う,と思う,でしょう,でしょう,よれば,カによって,。だから,防ぐため,。例えば,られると,ないので,と思う,ないので,と考える,

■知識語彙 35種
一番,人間,公園,分目,利益,半分,南部,危険,友達,台湾,図鑑,地球,夢中,大量,媒介,安心,害虫,工場,年間,植木鉢,死亡,死因,死者,沢山,消毒,生物,生産,病気,益虫,直接,祖母,罰金,調査,身近,面倒,

■表現語彙 94種
うろちょろ,がさ,ここ,こと,すみか,ぜんぶ,そ,たくさん,たち,ため,とき,ふつう,ぺちゃんこ,ぼく,みたい,よう,りつ,サメ,シンガポール,ブルーベリー,マラリア,ライオン,一,一番,万,三,上,中,人,人間,体,何,公園,分目,利益,力,匹,十,半分,南部,危険,友達,受け皿,台湾,命,図鑑,地球,夏休み,多く,夢中,大量,媒介,安心,実,害虫,家,工場,年間,摘み,数,日,時,木,植木鉢,次,死亡,死因,死者,気,水,沢山,法,消毒,生物,生産,病気,百,益虫,直接,祖母,私,答え,罰金,虫,血,袋,話,調査,足,身近,近く,遊び,隊,面倒,

■文化語彙 26種
うばう,おどろく,およぶ,かかる,きれる,つく,つっこむ,つむ,ふりまわす,よべる,よる,られる,れる,住む,刺す,吸う,帰る,持つ,数える,殺す,終わる,考える,聞く,見つける,読む,防ぐ,

 

カは害虫か
   小4 あえたし(aetasi)  2025年2月4日

   血を吸うカはメスです。じっさい血をすわないカもいますし、ヒトとまったく関係のないカのほうが多いのです。病気のもとがないかぎりカはけっしてこわい虫なんかではありません。

   ぼくがこの話を読んで一番おどろいたことは血を吸わないカもいるということです。

   夏休みに祖母の家の近くの公園に遊びに行った時だ。公園の中にブルーベリーの木があって、沢山の実がなっている。ぼくはうれしくて、さっそく摘みにかかった。ぼくは黒い実を見つけると、体を木の中につっこんで、ぜったいにゲットする。でも、がさごそするのに夢中でカがくるのに気がつかなかった。

   半分ぐらいつみ終わって足を見ると20匹ぐらいのカがうろちょろしていた。ぼくは足をふりまわすとカはぜんぶぺちゃんこになった。ぼくは安心してブルーベリーの袋が7分目ぐらいなったとき、またカが三匹来た。どうやらここは数えきれないほどのカのすみからしい。まるでここはカの工場みたいで、次から次へとカが大量生産されているようだ。ぼくはもう面倒だと思い、帰ることにした。

   地球上でもっとも多くの人間の命をうばっている生物は何だと思いますか。ライオンでしょうか、それともサメでしょうか。ぼくの持っている危険生物の図鑑によれば、答えは「カ」です。

   カによって死亡する人間は年間約72万人におよびます。刺されたことが直接の死因ではなく、力が媒介したマラリアによる死者がほとんどです。一年間にライオンが殺す人間は百人ほど、サメはもっと少なく約数十人ほど。だから私たちの身近にいるカは危険生物とよべるのだ。

   シンガポールに住んでいる友達から、シンガポールではカを防ぐため厳しい法りつがあると聞いた。例えば、植木鉢の受け皿に水があると調査隊が来て、見つけられると罰金がある。台湾の南部では公園などの消毒の日がある。

   ぼくは、カはたくさんの人を殺すけど、こわいのは病気でカではないので害虫ではないと思う。でも人間にも利益がないので、益虫でもない、「ふつうの虫」なのだと考えた。