こんにちは、喜莉珂ちゃん(^o^) がんばって清書に取り組めました。推敲して仕上げることができましたね。既定路線から外れる勇気をもって、ちょっとした冒険を楽しむつもりで生きていけたらいいね!この調子で3月1週の作文テストにも自信をもって臨みましょう♪
<<え2010/237み>>
わのきさんの作文について評価させていただきます。
まず、自己の経験や具体的な例を引用することで、説得力を持たせる手法が見事に用いられています。特に、アインシュタインのエピソードは、失敗を恐れずに挑戦する大切さを際立たせるのに効果的でした。また、自分の美術の授業における体験を通じて、「自分らしいやり方」の重要性を説く部分は、読者に深く共感を呼び起こす素晴らしい内容です。
文章を通じて、自己成長の価値と社会における創造性の尊重を訴えるテーマが一貫しており、考えさせられるものがあります。表現も丁寧で、読みやすい構成になっており、高校1年生の作文としては非常に高いレベルです。
一方で、より作文を深めるためには、反対意見や異なる視点も少し取り入れることで、議論の幅が広がり、読者を引きつけることができるでしょう。しかし全体的に見て、非常に素晴らしい試みがなされていると感じます。
◎名言がよく書けています。
「私たちは間違えることはない。ただ小さな楽しい事故を起こすんだ。」
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1786字/1200字
思考点:78点
知識点:84点
表現点:91点
総合点:87点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)
■思考語彙 30個
だろう,しまえば,それこそ,恥ずべき,。だから,恐れざる,突き進むべき,自分らしい,、つまり,れざる,を確か,ならば,なるため,すると,言えば,終わりかも,するため,頑張ろう,と思える,自分らしい,いくべき, 確か,だろう,なかろう,いると,は思う,と思う,に考える,自分らしい,と思う,
■知識語彙 62種
一定,不安,中学,事故,人生,今後,仕事,以上,以来,作品,個人,先生,創作,努力,卒業生,大型,大手,失敗,学校,安全,安心,実用,尊敬,平凡,平面,年生,彫刻,彼女,成長,技術,授業,描画,改変,方法,既存,期間,本物,模索,水面,状態,現代,生徒,生活,生粋,画家,的確,確認,社会,立体,経験,美術,自信,自分,自由,若輩,規定,証拠,評価,課題,道草,選択,部分,
■表現語彙 129種
こちら,こと,これ,さ,そこ,そのもの,それ,たち,ため,ところ,まま,もの,やり方,よう,ん,アインシュタイン,アドバイス,アーティスト,カナダ,スタイル,スタジオ,スタンス,ハイスクール,ボブ,ロス,一,一つ,一定,上,不安,中学,事,事故,二,二つ,人,人生,今後,仕事,他,以上,以来,何,作品,個人,先生,八,六,前,前向き,創作,努力,十,卒業生,多く,大,大型,大手,失敗,学校,安全,安心,実用,尊敬,平凡,平面,年生,度,彫刻,彼女,心,思い,成長,手,扱い,技術,授業,描画,改変,方,方法,既存,時,期間,本物,模索,水面,点,犬,状態,現代,生き方,生徒,生活,生粋,画家,癖,的,的確,目,確か,確認,社会,私,積み重ね,立体,経験,絵,美,美術,者,自信,自分,自由,若輩,規定,証拠,評価,課題,談,道,道草,選択,部分,間違い,面白み,頃,顔,齢,
■文化語彙 47種
くれる,しまう,しれる,できる,もらう,もらえる,よる,られる,れる,上がる,入る,出す,分かる,劣る,助かる,勧める,取る,合う,変わる,学べる,思える,恐れる,恥づ,感じる,手慣れる,持つ,描く,教える,止まる,生きる,突き進む,終わる,縛る,考える,表す,褒める,見つける,赴く,起こす,送る,通う,通る,連れる,間違える,頑張る,食う,飼う,
心赴く
高1 わのき(wanoki)
2025年2月4日
既成の安全なやり方ではなく、危険もあるが成長もある自分らしいやり方で物事に取り組むべきだ。
一つ目の方法としては、失敗を恐れないことである。あの天才学者のアインシュタインの逸話に、このような話がある。アインシュタインが生徒たちの前で、黒板に簡単な計算を書き始めた。常識も常識といったような九の段の掛け算の計算式で、アインシュタインは順調に全て解いていった。だが最後の十問目の問題だけ、答えを間違えてしまった。それを見た瞬間、生徒たちは笑い始め、彼を馬鹿にしたそうだ。教室が静まるのを待ち、笑った生徒たちに対しアインシュタインは、
「私は十個の問題のうち九個を解いた。しかしその事を誰も賞賛しない。それなのに間違えた1問をみんなでからかい笑う。これが何を意味するのか。これはある人が成功していても気づかないが、小さな間違いには気づきそれをみんなで叩く。社会そのものだ。間違いはプロセスの一つである。決して間違いを犯さない唯一の人、それは『何もしない人』だ。」
と言い放った。アインシュタインは、天才と名高く評されている者だが、人間であることには間違いなく、人間というのは間違いを犯すものである。彼もまた天才であるがために、たくさんの間違いを犯してきただろう。今私たちが知っている彼の功績は、彼の人生の氷山の一角ほどもないだろう。強いて言うなれば氷山の頂の一点だけが水面から顔を出しているような状態だろう。間違いとは努力をしたという証拠そのもので、決して恥ずかしいことではない。失敗を恐れて、アインシュタインの言う「何もしない人」になってしまえば、それこそ恥ずべきことである。だから、失敗する事を恐れず、突き進むべきだ。
二つ目の方法として、自分らしいやり方というものを評価することだ。私は、ハイスクールに入って以来、全期間において選択授業の一つに美術を取っている。彫刻のような立体の美術ではないが、平面上に絵を描くような美術の授業を取っている。八年生、つまり中学二年生の頃からずっと美術の先生は変わっていない。彼女はもう長いこと私の通っている学校で美術を教えているようで、生徒の扱いが手慣れている。かの先生はカナダの大手美大の卒業生であり、本物の画家である。ただ、規定に縛られず自由に創作をすることを勧める生粋のアーティストだ。その分癖も強く、飼っている大型犬をスタジオに連れてくることが多々ある。ただ課題もかなり自由度が高く、技術を確かに学べていて、実用できているならば、自分の心が赴くままに描いて良いというスタンスである。私は、よく自分の作品が描画スタイルに合っていないのではないか、他の人の作品より劣っているのではないか、と不安を感じてしまう。だが、その自信のない作品をこれ以上どう改変できるか分からなくなるため、先生のところへ持っていき、確認してもらう。そうすると、自分が思いもよらなかった部分を褒めてくれたり、的確なアドバイスをしてくれて、こちらとしては大助かりである。それが先生の仕事だと言えばそれで終わりかもしれないが、私はあの先生を尊敬している。必ず良いところを見つけて言ってくれる上に、更に良い作品にするためのアドバイスもくれるのだ。人から褒められるのはやはり嬉しいもので、私は前に作品を褒めてもらえた時、これからも頑張ろうと思えて、モチベーションが上がった。難しくもあり楽しくもある美術はやはり奥深いものである。このような経験談から、社会で自分らしいやり方というのをもっと評価していくべきである。
確かに、既存の安心安全な道を通っていくのも一つの手である。だが、そこに面白みはあるだろうか。成長が一定で止まる平凡な人生になるのではなかろうか。現に多くの現代人がそのような生活を送っていると私は思う。齢十六の若輩者ではあれど、私は個人的に、多少道草を食うくらいの方がちょうど良い人生の生き方だと思っている。間違いはその人そのものを表すものではなく、その人の努力の積み重ねの一層を表すものである。私がよく見るボブ・ロスという画家が
「私たちは間違えることはない。ただ小さな楽しい事故を起こすんだ。」
とよく言っていた。私はこのように間違えても前向きに考え、今後も自分らしさを模索しながら生きていきたいと思う。