みおさん、作文を読ませていただきました。
内容が豊富で、いくつかの体験を通じて学んだ教訓を上手く結びつけている点が素晴らしいです。
特に「早起きは三文の徳」ということわざを自身の体験を通して理解し、それを生活に取り入れようとする姿勢(しせい)が感じられました。

また、マラソン大会の部分では、自分だけでなく周りの支えがあってこそ成果が出ることを認識(にんしき)し、感謝の気持ちを持つ重要性に気づいたことがしっかりと書かれています。
これは社会性や協調性の理解を示しており、成長を感じることができる部分です。

母親の影響(えいきょう)を受けて英語を学ぶ意欲(いよく)についても、将来(しょうらい)的な視野(しや)を広げる良い例として挙げられています。
こうした異なる(ことなる)事象から一貫(いっかん)したテーマを抽出(ちゅうしゅつ)し、それを自己(じこ)成長につなげる力は、文章作成能力の高さを示しています。

「まるで自分が大勢の観客の前で、ステージに立っているようだった。」
◎たとえがうまく使われています。

頑張る(がんばる)ということは人間にとって周りの人たちが自分や自分たちのために頑張れる(がんばれる)場を作ってくれているということである。」
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。

 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1225字/1200字
思考点:87点
知識点:75点
表現点:82点
総合点:83点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)

 


■思考語彙 35個
と思う,戻ろう,と考える,。しかし,と思う,なければ,向けると,づけよう,と思う,学年によって,変えざる,あきらめざる,と思う,たから,からこそ,と思う,。しかし,と思う,たから,たから,。だから,なければ,と思う,取るため,と思う,話せれば,。だから,いこう,と思う,人間にとって,のため,。だから,なければ,嬉しいから,と思う,

■知識語彙 50種
一周,三文,中学生,人間,仕事,仕方,先週,勉強,参加,地域,声援,大会,大勢,女子,存在,学年,学校,宿題,年生,当日,必要,応援,感謝,新鮮,方法,旅行,日曜日,日本語,時間,最後,最高,朝顔,本気,校庭,海外,満足,準備,無理,用意,相手,結果,習慣,自分,英語,表彰,表現,観客,言葉,距離,途中,

■表現語彙 112種
いつ,おかげ,お礼,かん,きれい,こと,そう,それ,たくさん,たち,ため,とき,ばった,ひと,もの,よう,ん,アサガオ,アメリカ,カーブ,キロ,コミュニケーション,コース,ステージ,スピード,パフォーマンス,ベッド,ペース,マラソン,メダル,一,一つ,一周,三文,中学生,人,人間,今,仕事,仕方,位,先週,出会い,前,勉強,参加,周,周り,地域,坂,場,声援,夏休み,外,大会,大勢,女子,存在,学年,学校,宿題,年生,式,弟,当日,後,徳,必要,応援,感謝,新鮮,方,方法,旅行,日,日曜日,日本語,早起き,時間,最後,最高,朝,朝顔,本気,校庭,母,気持ち,海外,満足,準備,無理,用意,目,相手,私,種,窓,結果,習慣,自分,花,英語,表彰,表現,観客,言葉,誰,距離,途中,関わり,頃,.,

■文化語彙 43種
あきらめる,かける,がんばる,くれる,しまう,づける,できる,なれる,ます,もらう,伝える,作る,使う,出す,切る,取る,向ける,咲く,増える,変える,寝る,帰る,広がる,思い出す,戻る,手伝う,持ち帰る,枯れる,気づく,立つ,終わる,続ける,考える,育てる,落ちる,話す,話せる,走る,起きる,進める,違う,頑張る,頑張れる,

 

感謝を伝える方法
   小6 みお(aemio)  2025年3月1日

 遠くでアラームの音が聞こえる。私はとっさに目を覚ました。

学校があると思ったが夏休みだったことを思い出し、ベッドに戻ろうかと考えた。しかし、早起きをしてみたいと思ったのと、宿題を進めなければならないのとで、無理に朝早く起きる必要はなかったが、頑張って早起きをした。いつもはまだ寝ている時間である。宿題をしている途中、窓の外に目を向けると弟が学校で育て、持ち帰ってきたアサガオと私が種から育てたフウセンカズラの花がかわいく咲いていた。フウセンカズラの花はほぼいつでも見ることができるが、朝顔の花は朝早い方がみずみずしく新鮮だ。私は今まで枯れかけた花しか見たことがなかった。私はその日、「早起きは三文の徳」というものが本当に存在するのだと気づいた。そしてこれからも夏休みだけでなく学校がある日も頑張って早起きをして習慣づけようと思った。

私は先週の日曜日のマラソン大会に弟と参加した。学年によって走る距離は違うが、5、6年生は校庭を一周、学校の外を3周の1.8キロを走る。途中で急カーブや坂があり、少しだけスピードが落ちてしまったがペースをほぼ変えずに走り切ることができた。コースの最後ではいろんな人から声援があり、まるで自分が大勢の観客の前で、ステージに立っているようだった。結果は5、6年生の女子一位で、表彰式でメダルをもらった。あきらめずにがんばったおかげだなと思い、とてもうれしかった。私は本気を出して走ったからこそ、走り終わった後、清々しい気持ちになれたんだなと思った。しかしそれだけではないと思った。なぜなら、私たちがマラソン大会に参加できたのは、地域の人やPTAの人たちが前から準備してきてくれたからだし、当日、手伝ってくれたり応援してくれたりしたからだ。だから私は手伝ってくれたひとたちにお礼を言わなければならないと思った。

私の母は仕事で、海外の人とコミュニケーションを取るために英語の勉強をかんばったそうだ。母は中学生の頃から英語を続けている。私が一年生のときに旅行にいったアメリカで、母が英語で誰かと話しているのを見てあんなきれいな英語を話せるようになりたいと思い、今、英語の勉強を頑張っている。英語が話せれば日本語だけが話せるときよりも出会いが広がり、人との関わりが増える。だから私はこれからも英語の勉強を頑張っていこうと思う。

頑張るということは人間にとって周りの人たちが自分や自分たちのために頑張れる場を作ってくれているということである。だから私たちはその人たちに感謝しなければならない。感謝の気持ちを伝える方法はたくさんある。一つは自分の最高のパフォーマンスをすることだ。なぜなら、自分が用意した場を満足に使ってくれることは誰だって嬉しいからだ。また、帰るときに「ありがとうございました」などと言葉で伝えることもできる。私はこれから、自分にあった感謝の表現の仕方で相手に感謝を伝えていきたいと思う。