昔話は、教科書
小6 あきたい(akitai)
2025年3月2日
端的にいって、私たちは、お話を文学のうちでも、文字によらず、声によって伝達される文学と考えている。さて、ではそういう作品をどこに求めるかというと、具体的には昔話と創作(主として子ども向きの短編)ということになります。そして、語るという点からいえば、このうち、とくに昔話が重要になってくる。昔話の中には、単に語ることから生じた表現の形式や民衆の文学であることからくる内容の普遍性ということだけでなく、何かもっと大きな力がかくされているような気がします。昔話は、たえずそこに自分をうるおしにかえっていかなければならない泉のようなものだと思う。
僕の昔話の体験は、金の斧銀の斧だ。この話は、「金の斧 銀の斧」は、イソップ寓話を元にした有名な話だ。この話は、精霊が木こりが湖に落とした木こりの斧を拾ってくれる。すると「金の斧または、銀の斧それか木こりが落とした斧を選べ」と言い木こりは、正直者なのではっきりと自分の斧を選択します。すると精霊が、正直者なので金の斧と銀の斧を差し上げましょう。というお話です。その後、他の人が嘘をついてやるのですが、もちろん精霊は、金の斧をあげず、それどころか嘘をついた人が落とした斧までも奪ってしまいます。このお話で伝えたいことは、正直であることの大切さと、欲張ると罰を受けるということだ。僕は、これも小さい頃の自分でも嘘や欲張りは、よくないと思った。なので僕は、昔話は基本的な道徳心を育ててくれる道徳の教科書だと思った。さらに昔話は、昔ビデオや本でみたのだが、小さい頃に見るのならとても面白いのだ。ビデオなら話は、ゆっくりそして言葉も幼稚園でもわかるような簡単な言葉ばかりだ。なので昔話は、小さい子供にもわかりやすいと素晴らしいものだと思った。
僕の母は、小さい頃に北風と太陽を見たのが印象に残ってるそうだ。北風と太陽は、北風と太陽がどちらが強いかを競うことになった。そこで、旅人の着ているマントを脱がせる勝負をします。
まず、北風が強い風を吹きつけました。しかし、旅人は寒さを感じてマントをしっかりと押さえ、ますます脱ごうとしませんでした。次に、太陽が暖かい光を照らすと、旅人はだんだん暑くなり、自分からマントを脱ぎました。この結果、太陽の方が北風よりも強いことが証明されました。母はこの話を知って力づくで相手を変えようとするよりも、温かさや優しさの方が良いと思ったそうだ。僕もこの北風と太陽の話を知らなかったので、読んでみると母の言っているとうり急いで力でやる北風より暖かさで優しくしている太陽の方がいいと思った。そして、北風はセリフが悪役なので昔話は、正義の人と悪役をはっきりさせていることがわかる。桃太郎や猿かに合戦でも同じだ。なので、昔は、話勧善懲悪だと思った。
僕は、このような話から昔話とは、現代の常識な道徳心を教えてくれる教科書だと思った。僕も昔話のおかげでこの道徳心があるのだと思った。