あかれりさん、作文の提出ありがとうございます。
まず、遊びと学びの重要性を
比較し、それぞれの価値を深
掘りしている点が非常に良いです。遊びを通じて子供たちが社会性や協調性を学ぶ例として「
鬼ごっこ」を挙げ、具体的なシナリオを通じてその効果を説明している部分は、理解しやすく効果的です。また、学問の必要性について因数分解を例に挙げ、直接的な生活への応用ではないものの、思考力や問題解決能力にどのように
貢献するかを述べている点も素晴らしいです。
作文全体を通じて、遊びと学びのバランスについて考えさせる問いかけがあり、読者に深い考察を
促しています。さらに、「子供時代を楽しめ。大人になれば自由はない。」という引用は、子供時代の価値を際立たせるのに効果的で、感情に
訴える強いメッセージとなっています。
次に、遊びと学びの具体的な例を挙げている点が、この作文の理解を深めるのに役立っています。文章全体として、論理的な流れと説得力のある結論がしっかりしており、読みやすい構成になっています。
項目評価:
-◎名言がよく書けています。「子供時代を楽しめ。大人になれば自由はない。」
今後はさらに、遊びと学びの間での個人的な経験や感じたことを加えることで、より一層読者に共感を呼び起こす作文を目指してみてください。
森リン評価 こどもの特権 yube 03月1週 あかれり字数/基準字数: 1193字/1200字 思考点:90点 知識点:98点 表現点:92点 文化点:82点 総合点:90点 | ●語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 文化点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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●語彙の説明語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
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思考語彙 | | 37個 | | 90点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
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知識語彙 | 81種 | 104個 | 78% | 98点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
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表現語彙 | 131種 | 221個 | 59% | 92点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
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文化語彙 | 39種 | 70個 | 56% | 82点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
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種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1193字
 | | 90点
 | | 98点
 | | 92点
 | | 82点
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字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 文化語彙 |
■思考語彙 37個
くるから,と考える,そのため,、つまり,を考える,考えるば,だから,、むしろ,だろう,。例えば,た場合,なければ,なければ,いえば,も可能,なければ,だろう,ないと,ないと,そう考える,だろう,。しかし,深く考える,するかも,できるため,一層言える,あれば,だろう,ないから,と考える,も言える,だろう,たかも,いれば,n確か,。しかし,なれば,
■知識語彙 81種
一番,一種,不要,世界,中学校,交渉,他人,仲間,価値,修身,倫理,分解,利用,勉強,卑小,協力,協調,可能,問題,因数,団子,基本,基礎,場合,場所,場面,多彩,大人,大切,大抵,太郎,奔放,子供,学童,展開,崩壊,序盤,必要,思考,想像,意外,感受性,感覚,抽象,新鮮,早計,昔話,時代,時間,未来,桃太郎,活動,浦島,牢屋,物事,現実,環境,生活,発達,直接,知恵,知識,社会,空想,筆者,精神,結果,絶対,習慣,能力,自由,解決,言葉,計画,訓練,訓話,退治,過程,適応,選択,重要,
■表現語彙 131種
うえ,こと,これ,そう,そのもの,それ,たしか,ため,つまり,どちら,もの,よう,わけ,ゲーム,パズル,マナー,ルール,一,一番,一種,三,不要,世界,中,中学校,事,二,交渉,人,今,他人,仲間,価値,修身,倫理,分解,利用,前,力,助け,勉強,匹,卑小,協力,協調,可能,問題,因数,団子,基本,基礎,場合,場所,場面,多く,多彩,大人,大切,大抵,太郎,奔放,子ども,子供,学童,展開,崩壊,序盤,彼ら,必要,思考,性,想像,意外,感受性,感覚,抽象,挟み撃ち,新鮮,早計,昔話,時,時代,時間,未来,桃太郎,様々,活動,流れ,浦島,点,牢屋,物事,現実,環境,生活,発達,的,直接,知恵,知識,確か,社会,私,種,空想,筆者,精神,結果,絶対,習慣,能力,自由,芽,解決,言葉,計画,訓練,訓話,誰,身,退治,通り,遊び,過程,適応,選択,重要,鬼,鬼ごっこ,黍,%,
■文化語彙 39種
あそぶ,させる,しまう,しれる,すぎる,せる,つかまる,つく,つむ,できる,はいる,れる,わかる,乗り越える,使う,入る,助ける,含める,学ぶ,守る,役に立つ,得る,成り立つ,持つ,楽しめる,狙う,生み出す,着ける,知る,繋がる,習う,考える,育つ,行う,解く,言える,通す,遊ぶ,違う,
こどもの特権
中3 あかれり(akareri)
2025年3月1日
筆者は学童のあそびには多くの想像力や抽象思考力がはいってくるからきわめて多彩なものになると考えている。ゲームとは、あそびの一種にすぎないとはいえ、この種のあそび活動を通して社会的ルールを守ること、そのために他人と協力すること、つまり倫理の基本的訓練が行われる。修身の訓話よりもこうしたあそびの中で子どもの社会性が育って行くことを考えれば、それだけでもあそびの重要性がわかる。彼らの新鮮な感受性と、奔放な空想力をうまく発達させ、大人の卑小な「現実」を乗り越えさせるのだ。結果新しい精神の世界を生み出す基礎能力となるのだから、大人はなるべくこの芽をつんでしまわないように、むしろ子どもから学ぶようにする必要がある。
たしかに子ども時代の遊びから得るものは多い。私も含めて誰しもがしたことがあるだろう鬼ごっこでも様々なものを得ることができる。例えば協調性や計画性、社会性などだ。助け鬼だった場合協力してつかまっている人を助けたり、二人で挟み撃ちをして一人を狙ったりなど協力してゲームを展開させていくことができる。また、つかまった人は牢屋に行かなければならないという基本的であり絶対的なルールを守らなければこのゲームは崩壊する。一人一人がルールやマナーを持っている、また遊びを通して得る事で鬼ごっこのような遊びは成り立っているのだ。その点でいえば社会性を身に着けることも可能というわけだ。
しかし勉強しなければ身につかないものもある。大抵はそうだろう。中学校の序盤で習う因数分解。これは中学校に入らないと知ることもないうえに生活に使うわけでもない。中学校という場所で勉強しないと身につかないものなわけだ。生活するうえで使わないなら身に着ける必要はない。そう考える人も少なくないだろう。それはその通りである。しかし、100%そうではない。知識を直接使わなくても物事を深く考える力や問題解決能力に繋がったり、意外な場面で使ったりするかもしれない。特に因数分解はパズルのような感覚で解くことができるためそのようなことがより一層言える。また、学ぶ過程そのものにも価値がある。新しいことを学ぶ習慣があればどんな環境でも適応しやすくなるだろう。要するに、今使わないから不要だと考えるのは早計だというわけだ。昔話からも言えるだろう。桃太郎は鬼退治に行く前に黍団子を使い三匹を仲間にしたがそれは知恵を使った交渉力によるものである。浦島太郎ではもし未来や時間の流れについて学んでいたら違う選択をできていたかもしれない。つまり勉強をしていればいざという時に役に立つのだ。
確かに子供時代には遊ぶことも勉強することもどちらも大切だ。しかし「子供時代を楽しめ。大人になれば自由はない。」という言葉があるように一番大切なことは子供であることを利用してその時にしかできないことをたっぷり行うことである。