◆要約はOKです。 【生き方の主題】は『人間的なコミュニケーションを大切にして生きていくべき』という意見。
◆【方法1】『人との触れ合いを大切にしていくことである』。現代は直接人と会わなくても済むようになっているために、いざ会ってみるとどのように会話をしたらいいかわからなくなる。“実際に顔と顔を合わせて話すと感情表現がとても豊かになるとはそのとおりだと思います。
◆【方法2】『社会自体も機械に頼らず、人間どうしの触れ合いを重視したものしていくことである』。【伝記実例】はエジソン。“エジソンは先生がただ教科書に掲載されている文章をそのまま生徒に伝えていることが面白くないと思った”。機械みたいな先生だったんですね。
◆『確かに、大量生産や大量販売は、豊かな社会を生み出した』しかし「経験は、最良の教師である」という名言があるように『人間が成長するための貴重な経験は、人間との触れ合いの中により多くあるのではないだろうか』。人間的なコミュニケーションは必要ですね。
<<え2018/141pみ>>
あおにまさんの作文は、現代社会におけるコミュニケーションの重要性を巧みに論じています。
特に、路上商売から始まる具体例は、読者に身近な話題を通じて、テーマへの理解を深めるための良い導入となっています。
また、エジソンのエピソードを引用して、機械ではなく人間性がいかに大切かを強調している点も見事です。
論点の展開が明確で、それぞれの段落がスムーズにつながっているため、読みやすく説得力ある文章となっています。
さらに、「経験は、最良の教師である」という名言を用いることで、自らの主張を効果的に補強しています。
ただ、もう少し具体的な日常生活でのコミュニケーションの例を挙げると、よりリアルな説得力が増すかもしれません。
全体として、非常にレベルの高い作文で、多くの洞察を提供してくれています。
◎名言がよく書けています。
「経験は、最良の教師である」という名言があるように、人間が成長するための貴重な経験は、人間との触れ合いの中により多くあるのではないだろうか。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1205字/1200字
思考点:83点
知識点:88点
表現点:86点
総合点:87点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)
■思考語彙 33個
買おう,売れば,だから,だろう,と思う,。つまり,。だから,しまうと,。だから,いくべき,そのため,は第,。しかし,あるので,すれば,と思う,取ると,なるかも,話すと,と思う, 第,頼らざる,と思う,の可能,に思う,ない場合,。例えば, 確か,。しかし,向けるべき,するため,中により,だろう,
■知識語彙 68種
一服,万事,不思議,事情,人間,会話,信頼,倉庫,充分,先生,再開,原点,友人,可能,名言,商売,基盤,場合,大切,大半,大量,子供,実験,小学校,感情,成長,指導,掲載,教師,教科書,文章,日本,時代,最大限,最良,最近,機会,機械,母親,毎回,毎朝,活用,減少,煙草,生徒,生産,発展,発明,社会,簡単,納得,経験,自体,自分,草屋,蓄音機,表現,記号,説明,販売,貴重,路上,退学,都会,重視,金本位,面倒,首都,
■表現語彙 119種
こと,さ,そう,それ,たくさん,たち,ため,とき,どうし,ぼく,もの,よう,わけ,インターネット,コミュニケーション,スーダン,タバコ,一,一服,万事,不思議,中,久しぶり,事情,二,人,人間,会話,例,信頼,倉庫,充分,先生,再開,分,力,十,原点,友人,可能,名言,商売,国,基盤,場合,外,多く,大切,大半,大量,子供,実験,家,小学校,屋,度,彼,性,感情,成長,指導,掲載,教師,教科書,文章,日,日本,昼休み,時,時代,最大限,最良,最近,本,楽しみ,機会,機械,母親,毎回,毎朝,気持ち,活用,減少,火,煙草,生徒,生産,発展,発明,的,目,確か,社会,私,種,箱,簡単,納得,経験,自体,自分,草屋,蓄音機,表現,触れ合い,記号,説明,誰,豊か,販売,貴重,路上,退学,都会,重視,金本位,面倒,顔,首都,
■文化語彙 44種
がる,しまう,しれる,すぎる,せる,できる,はる,やる,られる,れる,わかる,仕入れる,会う,伝える,例える,儲かる,入れる,出る,出会う,取る,合う,合わせる,向ける,喜ぶ,売る,売れる,引き出す,弾む,戻る,済む,減らす,減る,燃える,燃やす,生きる,生み出す,知る,示す,見かける,話す,買う,賑わう,足りる,頼る,
今、日本の都会では、路上で
中3 あおにま(aonima)
2025年3月3日
今、日本の都会では、路上でものを売る人を見かけることがほとんどない。
日本のように万事がお金本位になっていない国では、まだ 路上の商売は賑わっているし信頼もされている。スーダンの首都はるハルトゥームである日、路上のこの煙草屋から一箱買おうとした。一度にたくさん売れば、簡単に儲かるわけだから種草屋も喜ぶだろうと思ったのだが、一箱は売れないと言われた。つまり、このタバコやにしても、毎朝早く、その日に売る分だけを仕入れてくる。だから、ぼくが二十本も買ってしまうと、昼休みの一服を楽しみにしている誰かの分が足りなくなる。事情を知ったぼくは、一本だけ買って、いい気持ちになった。だから、私たちは人間的なコミュニケーションを大切にして生きていくべきではないか。
そのためには第一に、人との触れ合いを大切にしていくことである。最近はインターネットが発展してきて人と話す時に毎回合わなくても済むようになってきた。しかし、同時に人と顔を合わせる機会が減少してきていると言うことでもあるので、いざ友人と再開したときに久しぶりすぎて、どのように会話をすればかがわからなくなり、あまり会話が弾まないことがないことも少なくもないと思う。人と出会う機会を減らさないようにするには人と会ってのコミュニケーションをめんどくさがらないことが大切だ。大半の人は家から出るのが面倒で、人と会う機会が減ってきている。そこでて、外に出てみて友人とコミュニケーションを取ると、コミュニケーションの面白さがわかるようになるかもしれない。それは、やはりインターネットでは感情的な表現を記号でしか示すことしかできないが、実際に顔と顔を合わせて話すと感情表現がとても豊かになると思う。
第二には、社会自体も機械に頼らず、人間どうしの触れ合いを重視したものしていくことである。エジソンは、蓄音機などを発明したことからもわかるように機械の力を充分に活用した人だったが、子供時代は、小学校の先生による機械的な指導で退学を余儀なくさせられた。エジソンは先生がただ教科書に掲載されている文章をそのまま生徒に伝えていることが面白くないと思ったそうだ。そのエジソンの可能性を最大限に引き出したのが母親の人間性だった。彼の母親はエジソンが不思議に思うことを例に例えてエジソンが納得するまで説明をしていた。また彼はそれでも納得がいかない場合は自分で実験をしていた。例えばどうやって火が燃えるのかが知りたくて入れの倉庫を燃やしたことがあるそうだ。
確かに、大量生産や大量販売は、豊かな社会を生み出した。しかし、私たちは原点に戻って、社会の基盤となる人間のコミュニケーションということに目を向けるべきである。「経験は、最良の教師である」という名言があるように、人間が成長するための貴重な経験は、人間との触れ合いの中により多くあるのではないだろうか。