あやゆかさん、今回の作文を拝読(はいどく)しました。非常(ひじょう)興味深く(きょうみぶかく)、多くの点で考察が深い作文でしたね。
まず、科学理論(りろん)日常(にちじょう)生活の変化に対する視点(してん)豊か(ゆたか)で、それぞれの事例をしっかりと理解(りかい)し、自分の言葉で表現(ひょうげん)できている点が素晴らしい(すばらしい)です。あやゆかさんが月の起源(きげん)に関するジョージ・ダーウィンの説から、学校生活の変化、さらには科学実験の方法の変遷(へんせん)至る(いたる)まで、様々な変化を取り上げていることは、多角的に物事を見る力が育っている証拠(しょうこ)です。

また、自分の生活における変化を具体的な例として挙げ、それにどう対応(たいおう)していくかを考える姿勢(しせい)も、問題解決(かいけつ)能力(のうりょく)が身についていることを示し(しめし)ています。このように、自分自身の経験(けいけん)踏まえ(ふまえ)ながら、社会や科学の進歩と自分との関連を考えることは、批判(ひはん)的思考能力(のうりょく)を高める素晴らしい(すばらしい)トレーニングになります。

ただし、もう少し段落(だんらく)を整理して、それぞれのアイデアが更に(さらに)明確(めいかく)に伝わるようにすると、より読みやすい作文になるでしょう。次回の作文では、各段落(だんらく)の主題をもう一度確認(かくにん)し、その主題に沿っ(そっ)内容(ないよう)がしっかりと含ま(ふくま)れているかを見直してみてください。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-(ろん)理性(りせい):A
-内容(ないよう)理解(りかい):A
-表現(ひょうげん)力:B+
-構成(こうせい):B

「まるで、学校のプールで水泳の授業(じゅぎょう)をするというのが、当たり前だと思っていたので、わたしはとてもおどろいた。」◎たとえがうまく使われています。 森リン評価 月ができた原因に ne 03月3週 あやゆか
字数/基準字数:
1329字/1000字
思考点:92点
知識点:66点
表現点:68点
文化点:65点
総合点:72点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
文化点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙 38個 92点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙39種57個68%66点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙87種163個53%68点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
文化語彙29種41個71%65点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1329字
 92点
 66点
 68点
 65点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 文化語彙

 


■思考語彙 38個
と思う,たので,。しかし,常識らしい,。確か,関わらざる,減るので,。しかし,を考える,考えると,みると,のちがい,多いらしい,なると,。確か,だから,。しかし,遊ぼう,分かるから,なければ,と思う,とらわれざる,。例えば,たらしい,。しかし,はなぜ,だろう,うと,に思う,。確か,と思う,が第,と思う,が思う,。だから,いこう,と思う,に考える,

■知識語彙 39種
一利一害,一番,不便,世界,今日,仕方,休校,体育,便利,個人,先生,公表,友達,回数,場所,大切,天気,季節,学年,学校,安全,実験,常識,情報,授業,時代,最近,水泳,理科,番号,直接,社会,福井,経験,結局,絵本,自分,見方,電話,

■表現語彙 87種
お家,けい,こと,これら,しん,そう,たい,たん,ちがい,びっくり,みんな,もの,よう,らく,わたし,ん,アルコール,ガスコンロ,クラス,スイミング,スクール,プール,ランプ,一,一利一害,一番,不便,世界,人,今,今日,仕方,他,代わり,休校,体育,使い方,便利,個人,先生,公表,友達,問,回数,場所,夏,大切,天気,子ども,季節,学年,学校,安全,実験,家,常識,当たり前,情報,手,授業,方,昔,時,時代,最近,母,水泳,点,物,理科,番号,直接,県,確か,社会,福井,経験,結局,絵本,自分,見方,通,連,遊び,達,電話,面,

■文化語彙 29種
いける,おどろく,かかれる,かれる,さそう,しまう,ちがう,できる,とらわれる,とる,とれる,ふる,まかれる,れる,使う,入る,分かる,減る,無くなる,知る,続く,習う,考える,聞く,読む,買う,遊ぶ,配る,関わる,

 

月ができた原因に
   小5 あやゆか(ayayuka)  2025年3月3日

 月ができた原因については進化論で有名なジョージ・ダーウィンという人が考え出した説が学会でみとめられていた。面白いことに太平洋は月が飛び出したあとだという説を立てたらしい。こんな説はすっかり消えてしまった。こういうことは天文学、地学などに限らず、いろいろな領いきで起こってもふしぎはない。古いものにとらわれずに新しい見方をするという考え方をしていると、案外そこから面白い発展が起こる。そういうことから、思いがけない科学の進歩も生まれるということになると、すばらしいことであるのにはちがいはない。

 わたしの学校では、昨年から学校のプールが無くなった。代わりに、一年に四回だけ民間で経営しているスイミングスクールにバスに乗って、クラスごとに通うようになってのだ。絵本などを読んでいても学校にプールがあって、夏の体育の授業は学校のプールで、水泳の授業をするというのが、当たり前だと思っていたので、わたしはとてもおどろいた。しかし、少なくとも福井県ではスイミングスクールに水泳の授業をアウトソーシングするのがこれからの新常識らしい。確かに季節や天気に関わらず、水泳ができるという良い点はあるけれど、わたしとしては、学校のプールだった時よりもプールに入る回数が減るので、おもしろくない。しかし、先生達の負たんのことを考えると、この方しんは続きそうだし、わたしは、長いものにまかれることにした。

 母に聞いてみると、今の学校と昔の学校のちがいには、おどろくことが多いらしい。その一番びっくりしたのは、昔は新学年になると、必ず配られたクラスみんなの電話番号がかかれた連らくもうが無くなっていたことだ。確かに学校が休校の連らくはアプリで母に直接連らくが来るし、個人情報にうるさい時代だから公表できないのは、仕方ない。しかし、連らくもうがあったら、友達の家に遊びに行く時にも家の場所が分かるし遊ぼうとさそう時も家の電話番号が分かるから便利だった。今は、けいたい電話を知っているお家には連らくはとれるけど知らないお家の人には全く連らくをとりようになく子どもが遊びに行った時などには、連らく手だんがなく不便だ。結局、子どもにケータイを買わなければいけなくなってしまう。まさに、一利一害。アプリという便利な物ができたけれども不便になってしまった面もあるのだなと思った。

 わたしと母の経験から古いものにとらわれず、新しい見方をすることは大切だといいうことが分かった。例えば、学校には理科の実験でアルコールランプを使うのがふ通だったらしい。しかし、今、学校ではアルコールランプをあまり使うのではなく、代わりにガスコンロを使って実験することが多い。アルコールランプの使い方は習うのに、ガスコンロを使うのはなぜだろうと、ぎ問に思う。確かにアルコールランプよりガスコンロの方が安全だなと思い最近は安全が第一なんだなと思った。わたしはこれらのことから古い物にとらわれていたら、自分が思った。だから、これからわたしは、古いものだけではなく広い世界を見ていこうと思う。

「他にどんなちがうことがあるのかな。」

わたしは、今日も社会においてかれないように考えている。