あやゆきさん、こんにちは。今回の作文について拝読(はいどく)しましたので、感想をお伝えしますね。

まず、科学の進歩や技術(ぎじゅつ)発展(はってん)に関する歴史的な変遷(へんせん)を取り上げた点が非常(ひじょう)興味深く(きょうみぶかく)、読んでいて楽しかったです。特に、ジョージ・ダーウィンの説から始まり、現代(げんだい)の科学技術(ぎじゅつ)へと話が展開(てんかい)していく流れがしっかりしており、テーマに沿っ(そっ)内容(ないよう)充実(じゅうじつ)していました。

また、父親の体験を通じて、過去(かこ)現在(げんざい)の通信手段(しゅだん)違い(ちがい)を考察している部分も、個人(こじん)的なエピソードを科学技術(ぎじゅつ)の進歩と結びつけることで、読者にとって親しみやすい内容(ないよう)となっています。このように具体例を用いて説明することで、作文全体の理解(りかい)が深まります。

さらに、漢字の書き順が時代とともにどのように変化してきたかを説明する部分は、とても興味(きょうみ)を引かれる内容(ないよう)でした。教育の変遷(へんせん)についての調査(ちょうさ)もしっかりとされており、研究心が感じられる素晴らしい(すばらしい)試みだと思います。

これからも、さまざまな角度から物事を見る力や、新しい情報(じょうほう)を取り入れる柔軟(じゅうなん)(せい)を持ち続けて、さらに作文の技術(ぎじゅつ)磨い(みがい)ていってくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
-テーマの理解(りかい):★★★★☆
-内容(ないよう)充実(じゅうじつ):★★★★☆
-エピソードの活用:★★★★☆
-研究と調査(ちょうさ):★★★☆☆
-表現(ひょうげん)力:★★★★☆

「ハトが豆鉄砲(まめでっぽう)を食ったような顔をしていた」◎たとえがうまく使われています。 森リン評価 月ができた原因に ne 03月3週 あやゆき
字数/基準字数:
1186字/1000字
思考点:75点
知識点:68点
表現点:75点
文化点:83点
総合点:75点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
文化点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙 28個 75点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙41種56個73%68点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙100種165個61%75点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
文化語彙40種58個69%83点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1186字
 75点
 68点
 75点
 83点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 文化語彙

 


■思考語彙 28個
いくはず,なると,。もしも,ないため,返せば,。だから,できるので,と思う,と思う,と思う,いると,と思う,ちがうらしい,。例えば,。なぜ,だろう,みると,そのため,いきによって,。しかし,たらしい,。つまり,伝えると,思いこまざる,なけば,。だから,いこう,と思う,

■知識語彙 41種
予定,以前,会社,伝達,便利,先生,出版,判断,友達,大切,大学生,学校,完全,平成,情報,技術,指導,文部省,方法,昭和,時代,時間,書道,漢字,理解,発想,発達,石橋,科学,筆順,約束,習慣,自分,自由,行動,証明,進歩,重要,電話,電話機,非常,

■表現語彙 100種
いき,いつ,おおらか,かき,けい,けんか,こと,ころ,さ,しゅう,じゅん,そこ,それ,たい,ため,とき,とり,どおり,はず,びき,ほう,もの,よう,らく,わ,わたし,キャンセル,ドリル,ハト,上,世の中,予定,事,人,今,以前,会社,伝達,便利,先生,公,出版,判断,前,友達,地,大切,大学生,子ども,字,学校,完全,家,平成,情報,手,手引き,技術,指導,文部省,方法,昔,昭和,時,時代,時間,書き,書道,次,母,漢字,父,理解,発想,発達,石橋,科学,筆順,約束,習慣,考え,考え方,自分,自由,行動,証明,話,豆,連,進歩,違い,重要,鉄,電話,電話機,非常,順,顔,馬,PHS,

■文化語彙 40種
いける,うる,く,さだめる,しまう,たたく,たつ,だまる,ちがう,できる,とり入れる,とる,なく,はじめる,ひらめく,れる,ろんじる,わたる,伝える,分かる,変わる,帰る,広がる,広まる,待つ,思いこむ,教える,書く,比べる,生まれる,終わる,続く,聞く,行ける,見せる,覚える,調べる,返す,遊ぶ,食う,

 

月ができた原因に
   小5 あやゆき(ayayuki)  2025年3月3日

 月ができた原因については進化論で有名なダーウィンの息子のジョージ・ダーウィンという人が考え出した説が学会で認められていた。しかし、こんな説は今ではすっかり消えてなくなってしまった。こういうことは天文学、あるいは地学などに限らず、いろいろな科学の領域で起こってもふしぎはないわけだ。そしてそこから新しい学説が発展し、それをもとにしてまたすぐれた技術が誕生するといったことがこれからも続いていくはずだ。そして、そこから、思いがけない科学の進歩も生まれるということになると、なんともすばらしいことであるに違いない。

 父に聞いた。父が子どもの時は友達と遊ぶときの連らくは家に帰る前の約束かまたは、家にある電話機での連らく方法だった。父が大学生のころから、けいたい電話やPHSといういけいたい電話が広がりはじめていたが、それ以前は、家や会社や公しゅう電話での連らく方法しかなかった。もしも、予定が変わって行けなくなっってしまった時でも連らく方法がないため待っている人も、ある程度時間がたったら、その約束はキャンセルされたと判断され次の行動をとるようなおおらかな時代だった。でもうらを返せば、約束の重要さが大きいということでもあった。だから、父は今でも行くことができない事には、約束しないようにしている。それに比べて今の世の中は情報伝達の技術が発達して、いつでも連らくできるので、便利だと思うが約束がかろんじているのではないのかと思っている。石橋をたたいてわたるではないが父の約束は非常に重要だなと思う。

 わたしは、よく漢字のかきとりをしていると母とけんかになる。わたしが、漢字を書く時の書き順が母と思っているものとちがうらしい。ほとんどは、わたしの書いているほうが正しく、母に漢字ドリルを見せて、わつぃの正しさを証明し母がだまって終わる。どうやら、母の時代と今では漢字の書きじゅんがちがうようだ。例えば、馬、必、上という字だ。なぜ、昔と今では書き順が変わったのだろうか。調べてみると、昭和に文部省から筆順指導のの手引きという正しい書き順をさだめたものが

出版されていたが、世の中には広まっていなかった。そのため、昔ながらの書道の書き順で覚えていたり、地いきによって書き順がちがっていたりした。しかし、平成になると広まり、学校の先生が手びきどおりに教えるようになったらしい。つまり、本当は昔から書き順は変わっていなかったのだ。この話を母に伝えると、ハトが豆鉄ぽうを食ったような顔をしていた。自分が完全に正しいと思いこんでいたようだ。

 わたしは、昔の考えや習慣を思いこまずに、新しい考えもとり入れていかなけばならないと分かった。そして、自分の自由な発想やひらめきが大切だということも分かった。だから、これからは、今の考え方も調べて理解していこうと思った。