考え方の変化
   小5 ゆき(aonari)  2025年4月3日

私たちは学生の時にこういう説を教わったわけなのですが、こんな説は今ではすっかり消えてなくなってしまいました。古い説では解釈がつかないことだらけで、また、いずれ新しい学説が誕生することになるわけです。古いものにとらわれずに新しい見方をする、あるいは逆転の発想ということばがありますが、そういう考え方をしていると、そこから案外面白い発展が起こるのです。



 私がピアノの練習をしている時、お母さんがそこ譜読み間違えてるよと声をかけた。私は自分が弾いていた音に聞きなれていたから頑固にそのまま弾き続けた。結局ピアノの先生に注意された。お母さんがいった方が正解だったから、思い込みは怖いし、人の話を聞くことも大切だなと思った。



 お母さんに聞くと、最新の研究で一一九二(いいくに)つくろう鎌倉幕府という鎌倉幕府という政府ができた時の年号を覚える語呂合わせが一一八二年に変わったそうだ。お母さんは一一九二年私は、一一九二年だったから覚えやすかったから、語呂はどうなるのだろうかと思った。調べてみると、円周率の三.一四も三に変わったそうだ。私は三.一四と習ったのに、昔の歌は今は歌えぬということわざがある。意味は時勢の変わった今となってはすでに通用しなくなっていることだ。確かにそのことわざの通り演歌や童謡を聞いても想像しづらい昔の風景が出て来るし、貧しくてつらい歌も共感できない。



 お父さんは大学の授業で関西空港にどうしたら人をたくさん呼べるか考える課題で、カジノや娯楽施設を作れば関西空港に人が来ると発表したそうだ。当時はまだカジノは法的にも認められていなかったし、賭け事のイメージが悪く、お父さんの考えに対してみんな反対したし、先生からの評価は低かったそうだ。今年の四月から始まる大阪万博の跡地にカジノを建てるする計画があるそうだ。お父さんは昔は受け入れなかった意見だったけれど、時代が変わったなと思ったそうだ。



 時代とともに研究が進んで、科学の理論や解説が変わっていくのと考え方も次々に変わっていくということがわかった。