ゆきさん、今回の作文の内容(ないよう)は大変興味深く(きょうみぶかく)、多くの事例を用いて「時代による変化と受け入れ」というテーマを見事に表現(ひょうげん)しています。

特に良かった点は、個人(こじん)的な体験(ピアノの練習やお母さんとの会話)と、より広い社会的な変化(カジノの話や科学の進歩)を織り(おり)交ぜながら、読者にテーマを理解(りかい)させようとしているところです。これにより、作文が一層(いっそう)リアルで感じやすくなっているのです。また、古い考えに固執(こしつ)することの危険(きけん)(せい)と、新しい情報(じょうほう)を受け入れることの重要(せい)を自然に説明している点も素晴らしい(すばらしい)です。

ただし、いくつかの話題が短く紹介(しょうかい)されているため、それぞれの話題にもう少し詳しく(くわしく)触れる(ふれる)ことで、作文の説得力をさらに高めることができるかもしれません。次回の作文では、一つのテーマにもう少し焦点(しょうてん)を当ててみると良いでしょう。

全体として、非常(ひじょう)に考えさせられる作文でした。これからもこのように多角的な視点(してん)から物事を捉え(とらえ)表現(ひょうげん)していくことが大切です。

**項目(こうもく)評価(ひょうか)**:
-内容(ないよう)豊か(ゆたか)さ:良い
-テーマの一貫(いっかん)(せい):やや良い
-表現(ひょうげん)の分かりやすさ:良い
-事例の使用:非常(ひじょう)に良い

「お母さんがいった方が正解(せいかい)だったから、思い込み(おもいこみ)怖い(こわい)し、人の話を聞くことも大切だなと思った。」◎たとえがうまく使われています。 森リン評価 考え方の変化 ne 04月3週 ゆき
字数/基準字数:
887字/1000字
思考点:58点
知識点:78点
表現点:75点
文化点:73点
総合点:71点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
文化点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙 18個 58点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙55種62個89%78点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙100種163個61%75点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
文化語彙34種45個76%73点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
887字
 58点
 78点
 75点
 73点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 文化語彙

 


■思考語彙 18個
とらわれざる,いると,たから,たから,と思う,聞くと,つくろう,たから,たから,だろう,と思う,みると,歌えざる,。確か,か考える,作れば,考えに対して,と思う,

■知識語彙 55種
万博,今年,先生,共感,円周,反対,四月,大切,大学,大阪,娯楽,学生,学説,幕府,年号,当時,想像,意味,意見,授業,政府,施設,時代,時勢,最新,正解,法的,注意,演歌,理論,発展,発想,発表,研究,科学,空港,童謡,結局,練習,自分,見方,解説,解釈,計画,評価,誕生,語呂,課題,跡地,逆転,通用,鎌倉,関西,頑固,風景,

■表現語彙 100種
お母さん,お父さん,くに,こと,ことば,ことわざ,そう,そこ,たくさん,たち,だらけ,みんな,もの,わけ,イメージ,カジノ,ピアノ,一,万博,三,九,二,人,今,今年,先生,八,共感,円周,反対,四,四月,声,大切,大学,大阪,娯楽,学生,学説,幕府,年,年号,当時,思い込み,想像,意味,意見,授業,政府,方,施設,昔,時,時代,時勢,最新,歌,正解,法的,注意,演歌,率,理論,発展,発想,発表,研究,確か,私,科学,空港,童謡,結局,練習,考え,考え方,自分,見方,解説,解釈,計画,評価,話,誕生,語呂,語呂合わせ,説,課題,譜,賭け事,跡地,逆転,通り,通用,鎌倉,関西,音,頑固,風景,.,

■文化語彙 34種
かける,しまう,つく,つくる,てる,できる,とらわれる,なくなる,なれる,られる,れる,わかる,作る,出る,受け入れる,呼べる,変わる,始まる,建てる,弾く,教わる,歌える,消える,続ける,習う,考える,聞く,覚える,認める,読む,調べる,起こる,進む,間違える,

 

考え方の変化
   小5 ゆき(aonari)  2025年4月3日

私たちは学生の時にこういう説を教わったわけなのですが、こんな説は今ではすっかり消えてなくなってしまいました。古い説では解釈がつかないことだらけで、また、いずれ新しい学説が誕生することになるわけです。古いものにとらわれずに新しい見方をする、あるいは逆転の発想ということばがありますが、そういう考え方をしていると、そこから案外面白い発展が起こるのです。



 私がピアノの練習をしている時、お母さんがそこ譜読み間違えてるよと声をかけた。私は自分が弾いていた音に聞きなれていたから頑固にそのまま弾き続けた。結局ピアノの先生に注意された。お母さんがいった方が正解だったから、思い込みは怖いし、人の話を聞くことも大切だなと思った。



 お母さんに聞くと、最新の研究で一一九二(いいくに)つくろう鎌倉幕府という鎌倉幕府という政府ができた時の年号を覚える語呂合わせが一一八二年に変わったそうだ。お母さんは一一九二年私は、一一九二年だったから覚えやすかったから、語呂はどうなるのだろうかと思った。調べてみると、円周率の三.一四も三に変わったそうだ。私は三.一四と習ったのに、昔の歌は今は歌えぬということわざがある。意味は時勢の変わった今となってはすでに通用しなくなっていることだ。確かにそのことわざの通り演歌や童謡を聞いても想像しづらい昔の風景が出て来るし、貧しくてつらい歌も共感できない。



 お父さんは大学の授業で関西空港にどうしたら人をたくさん呼べるか考える課題で、カジノや娯楽施設を作れば関西空港に人が来ると発表したそうだ。当時はまだカジノは法的にも認められていなかったし、賭け事のイメージが悪く、お父さんの考えに対してみんな反対したし、先生からの評価は低かったそうだ。今年の四月から始まる大阪万博の跡地にカジノを建てるする計画があるそうだ。お父さんは昔は受け入れなかった意見だったけれど、時代が変わったなと思ったそうだ。



 時代とともに研究が進んで、科学の理論や解説が変わっていくのと考え方も次々に変わっていくということがわかった。