人間のすばらしい体の力
   小3 なな(akasona)  2025年3月3日

このパストゥールのお話を読んで一番すごいと思ったのは、人間の体はいつも抵抗力をつけようとしているところです。人間の体では風邪などのウィルスに対抗する免疫細胞が活性化していて、免疫細胞はウイルスを攻撃しながら次回に備えて倒し方を学習します。これにより、次に同じウイルスが侵入してもすぐに戦えるようになります。そして、風邪をひくと免疫の一部であるB細胞がウイルスを攻撃する特殊なタンパク質である抗体を作るそうです。ウイルスと何度も何度も戦うことで免疫システムがきたえられ、他の病気に対する抵抗力も上がる可能性があります。



「あれ、先週風邪が治ったばかりなのにまたのどが痛いの?」

と、お母さんがまたため息をついています。私が幼稚園生だった頃、幼稚園に通い始めるとすぐに風邪をひいていました。でもその時から今までに数えきれないほど風邪にかかっているので抵抗力がついてきているはずなのですが、やはり今でも学校が始まるとすぐに風邪をひいてしまいます。不思議なので調べてみると、六才から十二才の小学生は免疫が達成して風邪をひきにくくなる確率が上がるそうですが、新しい病原体にはまだ弱いそうです。免疫力が最も強い時期が二十代前半で、風邪をひく回数が最も減るそうです。体の免疫システムはまるで魔法みたいに不思議ですばらしい存在だと思います。私は早く大人になって風邪をひきにくくなる体になりたいと思いました。



お母さんに体の抵抗力について何か感じたことはないか聞いてみました。お母さんは子供の頃から健康優良児で、学校を休むことはほとんどなかったそうです。なので、体の抵抗力が年れいに応じて上がるのはあまり実感しなかったそうです。それを聞いて、私はお母さんがすごくうらやましくなりました。もし私がお母さんだったら、まずい薬も飲まずに辛い思いをしなくていいのですごく楽になると思います。



私はこのお話を読んでから風邪をひいた時に体の抵抗力についてもっと考えるようになりました。免疫力を上げて健康に過ごすために、嫌いな野菜をもう少し食べて、夜はなるべく早く寝るように努力しようと思いました。