あえみもさん、作文「考えて実践(じっせん)する大切さ」を拝読(はいどく)しました。

まず、作文のテーマについて、非常(ひじょう)に深い考察がなされており、その点が大変素晴らしい(すばらしい)です。
具体的な日常(にちじょう)の例を挙げながら、理論(りろん)だけでなく実践(じっせん)の重要(せい)を説明している点も、読み手にとって理解(りかい)しやすく、説得力があります。
また、ご自身のピアノの経験(けいけん)を取り入れたエピソードは、個人(こじん)的な体験を通じてテーマを深く掘り下げ(ほりさげ)ており、感情(かんじょう)移入(いにゅう)しやすい内容(ないよう)となっています。

作文の構成(こうせい)も良く、序論(じょろん)創造(そうぞう)とは何かを説明し、本論(ほんろん)で具体的な例を交えながら創造(そうぞう)過程(かてい)における「考えること」と「実践(じっせん)すること」の重要(せい)展開(てんかい)し、結論(けつろん)で自分自身の体験をもとにした学びと自信について述べ(のべ)ている点が印象的です。

ただ、もう少し段落(だんらく)ごとのつながりを明確(めいかく)にすると、さらに読みやすい作文になるでしょう。
最後に、たとえを使って内容(ないよう)表現(ひょうげん)する技術(ぎじゅつ)も見られ、「雁も鳩も食わねば知れぬ」という表現(ひょうげん)が作文に深みを与え(あたえ)ています。

全体を通して、考え抜か(かんがえぬか)れた素晴らしい(すばらしい)作文をありがとう。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-テーマの理解(りかい)度:非常(ひじょう)に良い
-内容(ないよう)の具体(せい):良い
-表現(ひょうげん)の工夫:良い
-構成(こうせい)明確(めいかく)さ:普通(ふつう)

◎たとえがうまく使われています:
「雁も鳩も食わねば知れぬように」 森リン評価 考えて実践する大切さ ne 03月2週 あえみも
字数/基準字数:
1170字/1000字
思考点:63点
知識点:72点
表現点:71点
文化点:80点
総合点:71点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
文化点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙 21個 63点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙46種75個61%72点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙93種164個57%71点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
文化語彙38種54個70%80点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1170字
 63点
 72点
 71点
 80点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 文化語彙

 


■思考語彙 22個
 考える,。しかし,。多分,あるため,あろう,いるから,くると,さかも,ざるば,すぎると,すれば,て考える,で考える,と思う,ないと,なければ,を考える,出来るため,学習によって,知れざる,見つければ,食わざる,

■知識語彙 58種
事柄,人間,仕事,以上,価値,刺激,創造,力説,勉強,動画,半分,四則,変化,大切,大脳,存在,学習,実践,小学校,小麦粉,心理,意味,感覚,成功,数式,文脈,料理,映像,時間,最初,最後,検索,構造,模索,現代,理解,発表,発見,知識,神経,細胞,結果,練習,背景,脈絡,自信,自分,言語,計算,試行,説明,距離,連打,週間,過程,適応,錯誤,風速,

■表現語彙 117種
あるため,いくつ,いろいろ,おはじき,がら,きれい,こと,さ,そう,それ,たち,とき,もと,もの,よう,アイアン,インターネット,コツ,ゴルフ,スピード,ドライバー,ネットワーク,ピアノ,マグネット,メトロノーム,リズム,世の中,中,事柄,人,人間,仕事,以上,会,何,価値,働き,全て,出来るため,刺激,前,割り算,創造,力説,勉強,動画,半分,四則,変化,大さじ,大切,大脳,存在,学,学び,学習,実践,小学校,小麦粉,度,引き算,心理,意味,感覚,成功,掛け算,数式,文脈,料理,方,日,映像,時間,最初,最後,杯,検索,構造,模索,法,父,現代,理解,発表,発見,知識,神経,私,答え,細胞,組み合わせ,結果,練習,背景,脈絡,脳,自信,自分,言語,計算,試行,説明,足し算,距離,身,連打,週間,過程,適応,錯誤,雁,風速,飛,鳩,2つ,cc,g,

■文化語彙 43種
 考える,あたる,かかる,かわる,しれる,すぎる,せる,つく,つまずく,て考える,できる,で考える,と思う,なれる,もたらす,やる,られる,れる,わかる,を考える,上げる,付く,位置づける,使う,入る,出す,出来る,合う,変わる,学ぶ,弾く,悩む,投げ出す,決める,深める,生かす,生み出す,知れる,見つける,試す,認める,追い求める,食う,

 

考えて実践する大切さ
   小5 あえみも(aemimo)  2025年3月2日

 考えて実践する大切さ







「創造」は世の中の人たちがその価値を認めたものである。創造は人間にふさわしい仕事であり、脳の構造と働きからも説明できる。人間が意味があり、価値があると思う新しい組み合わせであるため、2つ以上のいろいろなことが同時に脳の中に存在しなければならない。大脳の中の神経細胞のネットワークは、刺激や学習によって変化をもたらす。同じ事柄でことがらでもそれを位置づける背景や脈絡がかわることにあたる。「新しい文脈のもとで、意味が変化する」と心理学や言語学でいう。



 小学校に入って足し算引き算掛け算割り算の四則計算を勉強する。足し算引き算は数式で出来るようになるまでマグネットやおはじきを使って自分で試す練習をしてきた。掛け算割り算もお料理のとき大さじ1杯15ccでいくつになるか、150gの小麦粉を半分にすれば何gかと実際に試すことでわかることも多い。雁も鳩も食わねば知れぬよいうように実際に自分で試して実践すればもっと理解を深められることを学んだ。多分それは自分で考えながら掛け算割り算を実践して答えを出すまでの過程が数式になっているからだと思う。



 父がゴルフが上手くなってくると風速で飛距離を計算し、アイアンかドライバーかを決めることもあるそうだ。しかしあまりにも計算しすぎるとうまくいかないこともあり、実際の練習でやってみたことが生かされることの方が多い。ゴルフは知識だけでもうまくいかないし、練習だけしてもうまくはなれない。自分で考えて自分の感覚を生み出す、それがゴルフの楽しさかもしれないと父は力説していた。



 現代においてわからないことはほとんどインターネットで検索し、YouTubeでの動画で見ることが出来るため自分で学びを追い求めることが少なくなっている。私は1週間前までピアノの連打につまずき、どうやったらきれいな連打を弾くことができるのかと悩んだ。YouTube動画で「連打を成功させるコツ」と映像を何度も見たがやはり変わらなかった。そこで練習法を自分で模索した。最初はゆっくりと次にリズム練習をして、メトロノームで少しずつスピードを上げていく練習、ありとあらゆる練習を考えた。その結果、ピアノの発表会3日前にやっと成功させることが出来た。AIでもインターネットでもYouTube動画でもない。自分に合った自分で試行錯誤して考えた練習法が最後は身に付くということがわかった。成功するまでは時間がかかって投げ出したくなるけれど、自分の練習法を見つければ全てに適応できるという発見もあった。次にどんな連打があっても私はうまく弾くことができるであろうという自信もついた。父が言ったゴルフと同じように私もピアノで学ぶことが出来た。