あえひのさん、素敵(すてき)な作文をありがとう。剣道(けんどう)を始めたばかりの(ころ)緊張(きんちょう)と、今では自信(じしん)を持って楽しんでいる様子がよく伝わっ(つたわっ)てきました。剣道(けんどう)に対するあなたの情熱(じょうねつ)と、それを通じて()成長(せいちょう)が感じられる作文で、読んでいてとてもワクワクしました。

特に(とくに)剣道(けんどう)が始まった歴史(れきし)の部分を調べて、それがどれほど長い伝統(でんとう)を持っているかを学んだ点は、とても興味深い(きょうみぶかい)ですね。また、礼儀(れいぎ)を重んじる剣道(けんどう)精神(せいしん)日常(にちじょう)生活にも良い(よい)影響(えいきょう)与え(あたえ)ていることがうかがえます。自己(じこ)成長(せいちょう)を感じることができるエピソードが丁寧(ていねい)描か(えがか)れていて、とても感動しました。

あなたが最初(さいしょ)剣道(けんどう)体験(たいけん)した日の緊張(きんちょう)興奮(こうふん)、そしてそれを今日の自信(じしん)につなげる過程(かてい)がしっかりと書かれているのも素晴らしい(すばらしい)です。剣道(けんどう)技術(ぎじゅつ)だけでなく、精神(せいしん)(てき)成長(せいちょう)も感じられる部分が、この作文の大きな魅力(みりょく)だと思います。

また、母親の話と比較(ひかく)して、時代の変化(へんか)を感じることができるのも面白いアプローチですね。新しいことに挑戦(ちょうせん)する楽しさと緊張(きんちょう)感を、母親の体験(たいけん)と重ねて描く(えがく)ことで、読者にもその感覚(かんかく)伝わり(つたわり)やすくなっています。

全体を通して、あなたの成長(せいちょう)剣道(けんどう)への熱意(ねつい)伝わる(つたわる)素晴らしい(すばらしい)作文でした。これからも新しいことに挑戦(ちょうせん)する楽しみを大切にしてくださいね。

**項目(こうもく)評価(ひょうか):**
-内容(ないよう)豊か(ゆたか)さ:非常(ひじょう)良い(よい)
-表現(ひょうげん)力:非常(ひじょう)良い(よい)
-構成(こうせい)明確(めいかく)さ:良い(よい)
-語彙(ごい)の使用:良い(よい)

剣道(けんどう)をしているのは、まるで戦国(せんごく)時代にタイムスリップしたみたいだ」◎たとえがうまく使われています。 森リン評価 やー(清書) te 03月4週 あえひの
字数/基準字数:
1432字/800字
思考点:60点
知識点:54点
表現点:59点
文化点:48点
総合点:55点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
文化点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙 19個 60点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙23種36個64%54点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙71種127個56%59点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
文化語彙19種24個79%48点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1432字
 60点
 54点
 59点
 48点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 文化語彙

 


■思考語彙 17個
。きっと,。つまり,。なぜ,いうと,いるから,うと,すると,たので,だから,だろう,と思う,ないので,なければ,なので,はきっと,みると,やすいので,

■知識語彙 33種
不思議,不正,人間,会社,体験,先祖,剣道,寿命,小学生,平均,年生,想像,戦国,敬意,時代,時間,未知,本物,検索,歴史,状態,環境,礼儀,神前,神様,竹刀,緊張,習慣,自分,行為,角度,重要,高校,

■表現語彙 87種
〇,いろいろ,お願い,こと,ころ,すべて,そう,そこ,その後,それ,たくさん,みたい,みんな,もの,ゲーム,シナイ,スリップ,タイム,パソコン,ホームページ,一,三,不思議,不正,世の中,九,二,人間,今,代,会社,体験,何,僕,先祖,八,六,刀,前,剣,剣道,十,四,大好き,好き,寿命,小学生,平均,年,年生,当たり前,想像,戦国,手,敬意,方,日,昔,時,時代,時間,未知,本物,検索,様,歴史,母,気持ち,父,状態,環境,礼,礼儀,神前,神様,竹刀,紙,緊張,習慣,自分,行為,角度,話,誰,重要,頃,高校,

■文化語彙 23種
くれる,と思う,もらう,やる,られる,作る,使う,入れる,出る,取る,戦う,持つ,生まれる,示す,続く,聞く,触る,触れる,試す,買う,違う,頑張る,驚く,

 

やー(清書)
   小4 あえひの(aehino)  2025年3月4日

 「やー」

僕は今剣道をしている。僕が初めて剣道をしたのは、二〇二四年の四月の事だった。その日、僕は体験に参加して、先生に教えてもらっていた。その時、教えてくれている先生以外の先生や中学生たちが急に大きな声で叫びだしたのだ。僕は驚いて、思わず振り向いた。

そうしたら、教えてくれている先生が

「大丈夫だよ、君もあんな風に大きい声で叫ぶと力が入るから、そうしてね」

と言ってくれた。その声は、試合が始まって、気合を入れるための掛け声だったようだ。なるほど、と思ったけれど、その日はずっと大きな声が聞こえる度に、驚いていた。

そんな僕も、今では級審査を受けるほど上手になって、大きい声で叫ぶようになった。うまくなった理由は、土曜日も日曜日も、毎週道場に通ったからだと思う。九か月で人はこんなにも変われるのか、と思う。気合を入れるために大きな声を出せるようになったし、日常生活でも、ピシっと背筋を伸ばすことができるようになったし、礼儀正しくもなったように思う。剣道は試合や練習を始めるために、「神前に礼」「先生方に礼」「お互いに礼」と言って毎回、礼をする。剣道の練習が行える環境への敬意を示す重要な礼儀だ。それが習慣になったのだと思う。神前に礼、と言って神様にお願いをすると、頑張らなければという気持ちになる。剣道の歴史は、なんと一六〇三年からずっと続いているのだそうだ。つまり剣道は、四二二年続いているということだ。それを聞いて僕はとても驚いた。なぜなら、四〇〇年前というのはとても長い時間だ。なぜなら、人間の平均寿命は、約八〇年だからだ。僕の十三代前のご先祖様の時代からあったということかなと思った。初めて剣道の体験をした日は、もともと剣が好きだったので、たくさん剣に触れて楽しかったし、ワクワクした。自分の竹刀を買ってもらい、ついに自分の本物の刀を手に入れたと思って、嬉しかった。



 母に初めて何かをした話を聞いてみると、母は初めてパソコンを使った日の話をしてくれた。一九九四年、母が小学生の頃に、母の父が会社から持ってきたそうで、初めてパソコンに触った母は、なんて面白いものがこの世の中にあるのだろうと、とてもワクワクしたそうだ。その後、母はパソコンが大好きになって、高校一年生の時には自分でホームページを作るほどになったそうだ。きっと母は初めてパソコンに触れた時、ワクワクし、その後もパソコンが大好きだったのだと思う。母の時代は小学生の時代までパソコンがなくて、すべて紙だった、と聞いてとても不思議な気持ちになった。なぜなら、僕は生まれたころからパソコンがあるのが当たり前な時代だからだ。母が初めてパソコンでやった「インベーダーゲーム」というものを検索したら、出てきたので、僕もゲームを試してみた。楽しかったけど、今のゲームの方が3Dでいろいろな角度から見られたりして想像もしやすいので、僕は今のゲームの方が好きだと思った。

 

 初めて何かをするというのは、誰でも緊張する。でも楽しい。初めてのことって、やったことがない全くの未知の状態ということなので、ワクワクする。初めて剣道をして、大好きだった剣に触れられてワクワクした。剣道をしているのは、まるで戦国時代にタイムスリップしたみたいだ。なぜかというと、みんなが刀を使って戦っているからだ。だが、剣道は痛くないので、そこだけはきっと昔の戦国時代とは違うだろうなと思った。みんなシナイを使った不正行為はシナイからだ。



 僕はさっと竹刀を手に取った。



「やー」