あおやゆさん、今回の作文を拝読(はいどく)しました。まず、学校生活の中での上級生としての役割(やくわり)や目標について、具体的でリアルなエピソードを交えながら書かれており、読み手にとって非常に理解しやすく感じられました。特に、「ミニランドセル」や(たて)割り(わり)のグループ活動など、学校の伝統や文化が生き生きと伝わってくる表現は素晴らしいです。

また、祖母から聞いたピアノの話や自分自身の経験を織り交ぜることで、文章に深みと多角的な視点(してん)が加わり、非常に立体的な内容になっています。ことわざ「石の上にも三年」を用いて努力の重要性を語る部分も、主題にしっかりと関連付けられており、説得力があります。

さらに、アインシュタインの引用を取り入れることで、努力の価値(かち)一層(いっそう)強調している点も高く評価できます。文章全体を通じて、目標に向かって努力する大切さを一貫(いっかん)して訴え(うったえ)ており、非常に印象的でした。

結びの部分で、目標を達成することの重要性を再び強調しているのも良いまとめになっています。全体を通して、あおやゆさんの成長への意欲(いよく)や考えがよく表れており、非常に読み応えのある作文でした。

項目(こうもく)評価:
-書き出しの結びがよく書けています。
-たとえがうまく使われています。
-前の話聞いた話がよく書けています。
-ことわざがよく書けています。
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
 

森リン評価 ゴールテープ ha 04月1週 あおやゆ
字数/基準字数:
1055字/600字
思考点:45点
知識点:75点
表現点:77点
経験点:72点
総合点:66点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:52点
知識点:82点
表現点:85点
経験点:79点
総合点:75点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙10種22個45%45点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙50種75個67%75点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙104種182個57%77点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙33種58個57%72点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1055字
 45点
 75点
 77点
 72点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 10個
いれば,しよう,そのため,だろう,つけるため,と思う,と思える,のため,みると,人間にとって,

■知識語彙 50種
一番,三日坊主,上級生,下級生,世話,中居,交流,人間,入学,凡才,努力,勉強,地道,場面,大事,天才,委員,子供,学校,実行,家族,年生,年間,彰宏,必死,必要,意味,感動,感情,成功,掃除,教室,新入生,最初,有名,毎年,決心,甲斐,目標,確率,祖母,笑顔,結局,絶対,練習,自分,言葉,途中,達成,雑巾,

■表現語彙 104種
いろいろ,こと,さん,そ,そう,そのため,それ,つけるため,のため,ふう,みたい,みんな,よう,ん,アイス,アインシュタイン,アタリ,クラブ,グループ,ゴール,テープ,ピアノ,ミニ,ミニサイズ,ランドセル,一,一番,三,三日坊主,上,上級生,下級生,世話,中居,交流,人,人間,会,何,入学,凡才,割り,力,努力,勉強,地道,場面,多く,大事,天才,姉,委員,姿,子供,学校,実行,家族,年,年生,年間,式,彰宏,必死,必要,意味,感,感動,感情,成功,掃除,教室,新入生,方,時,最初,有名,机,桜,様,様々,歳,毎年,決心,甲斐,的,目標,石,確率,祖母,私,穏やか,笑顔,結局,絶対,練習,縦,自分,言葉,諺,途中,達成,違い,雑巾,頃,

■文化語彙 33種
いただく,たどり着く,つける,できる,と思う,と思える,もらう,やり遂げる,やる,られる,作る,困る,始める,座る,弾ける,忘れる,感じる,成し遂げる,投げ出す,持つ,接する,掲げる,教える,残す,知る,続ける,置く,聞く,背負う,表す,遂げる,遊ぶ,飛び上がる,

 

ゴールテープ
   小6 あおやゆ(aoyayu)  2025年4月1日

 「桜は入学式まで持つかな」

新入生の世話をし優しい上級生になることを私は決心した。私の学校では毎年「ミニランドセル」や縦割りでグループを作りみんなで遊ぶなど下級生や上級生との交流が多い。まるで家族みたいだなと思った。一年生の頃、自分の背負っていくランドセルがミニサイズになって初めてきた教室の自分の机に置いてあった時の感動は忘れられない。いつも優しいお姉様方の姿は「私もこんなふうになりたい」と思えた。2年生は5年生からの雑巾、3年生は6年生から掃除を教えてもらい、4年生はクラブ、5年生は委員会など様々な場面でいろいろなことをしていただいた。私は上級生として笑顔で困っている下級生に接することができるようになりたいと思う。そのために穏やかに感情的にならないでいることを大事にしようと思う。

私の祖母に子供の頃に目標に掲げたことはと聞いてみるとピアノだそうだ。絶対に12歳までにエリーゼのためにを弾けるようになりたいと思って必死でピアノの練習をしたそうだ。結局練習の甲斐あって11歳で弾けるようになった。その時は飛び上がるほど嬉しかったそうだ。地道な努力を続けてやり遂げることができることはいいなと思った。中居彰宏さんの言葉に「何かをしたい人、10000人。それを始める人、100人。それを続ける人、1人。」がある。私は努力ができる人は一番の天才なんだなと思った。やっても三日坊主だったりあるいは実行までたどり着かなかったりで続けて成功するのはとても難しいのだなと思った。ピアノにしても勉強にしても何か力をつけるための必要なのは努力だけだと知った。まるでアイスのアタリに当たる確率みたいだと思った。

努力について表している諺には「石の上にも三年」がある。冷たい石でも三年間座っていれば暖かくなるという意味だ。石の上を暖かくするという目標から三年間座っているという努力をするということは難しいことだと思う。多くに人は途中で投げ出すか最初からやらないだろう。でもそ力してやり遂げたことの達成感は何よりもその人にしか感じることのできないことだろう。

そして有名なアインシュタインは「天才とは努力する凡才のことである」という言葉を残している。それだけ努力ができることは大きいのだなと思った。努力ができる人とできない人には大きな違いがある。

目標とは人間にとって努力して何かを成し遂げるゴールテープだと思った。

また、目標を成し遂げるということができる人は何よりも強い人だと思った。