とやちなさん、素晴らしい作文をありがとうございます。まず、自己(じこ)改善(かいぜん)に向けた具体的な目標設定が見事に表現されており、読者にとって非常に分かりやすい内容でした。ケアレスミスを減らすための努力や、それによって得られた成果が具体的なエピソードとしてしっかりと描か(えがか)れており、とても説得力があります。

また、目標を立てることの大切さを、自身の体験を通じて教えてくれる部分は、非常に感動的です。漢字検定の挑戦(ちょうせん)においても、困難(こんなん)乗り越え(のりこえ)た経験が効果的に活用されていて、読み手に強い印象を与え(あたえ)ます。一般(いっぱん)化の主題がよく書けており、「目標というものは人間にとって、まるでエンジンなようなもので、人を動かすものである」という表現は、その価値(かち)を明確に伝えています。

表現においても、「画竜点睛(がりょうてんせい)」のようなことわざが上手く使われており、文章を豊かにしています。全体を通して、目標に対する深い理解と、それを達成するための行動が見事に描か(えがか)れているため、非常に読み応えのある作文です。

引き続き、目標設定の大切さを活かして、多くの挑戦(ちょうせん)に取り組んでいってください。

項目(こうもく)評価:
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
-ことわざがよく書けています
 

森リン評価 目標という名のエンジン ha 04月1週 とやちな
字数/基準字数:
1023字/600字
思考点:63点
知識点:68点
表現点:69点
経験点:70点
総合点:67点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:72点
知識点:77点
表現点:79点
経験点:78点
総合点:77点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙21種29個72%63点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙42種69個61%68点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙90種155個58%69点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙32種43個74%70点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1023字
 63点
 68点
 69点
 70点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 21個
。しかし,。だから,。なぜ,くれるから,しよう,するため,すると,せざる,そのため,たから,たため,たので,と思う,人間にとって,僕にとって,忘れざる,思い出すと,減らすため,立てると,良いので,解くと,

■知識語彙 42種
人間,以上,何事,利点,努力,勇気,勉強,去年,合格,問題,回数,困難,国語,学校,小学,年生,必要,挑戦,検定,概念,漢字,点数,用意,用紙,画竜点睛,目標,範囲,結果,絶対,練習,脱字,自分,苦戦,血気,行動,褒美,記憶,試験,誤字,達成,集中,駆使,

■表現語彙 90種
かかん,がり,こと,さん,するため,せい,そこ,そのため,それ,たため,とき,はじめ,もの,よう,エピソード,エンジン,ゴール,テスト,ミス,一,下,五,人,人間,今,以上,何事,倍,僕,元,刀,初め,利点,努力,勇気,勉強,去年,台,合格,問,問題,回数,困難,国語,学校,小学,年生,必要,手,挑戦,文,方,日,昔,棚,検定,概念,次,気,消し,減らすため,満,漢字,激,点,点数,用意,用紙,画竜点睛,盛ん,目,目標,範囲,級,結果,絶対,練習,脱字,自分,苦戦,血気,行動,褒美,見直し,記憶,試験,誤字,達成,集中,駆使,

■文化語彙 32種
おこたる,かける,くれる,しまう,てる,できる,と思う,上げる,乗り越える,使う,凝らす,利かす,動かす,動く,取れる,忘れる,思いつく,思い出す,戻る,残す,減らす,減る,立てる,習う,落とす,見える,覚える,解く,解ける,踏み出す,間違う,間違える,

 

目標という名のエンジン
   小6 とやちな(toyatina)  2025年4月1日

 僕は、ケアレスミスがないかテスト用紙に目を凝らす。僕には今、ケアレスミスを少しでも良いので減らす、という目標がある。なぜなら去年、国語のテストで誤字脱字や誤字の消し残しなどで、テストの点数が69点だったからだ。いつもは、90点台は必ず取れていた。しかし、凡ミスのせいで約20点も落としたのだ。だから、その次の日からそのようなミスを減らすため、見直しの回数をいつもの2倍以上にした。すると、点数は元に戻りケアレスミスは減り、ときには画竜点睛(がりょうてんせい)にできた。これからも、ケアレスミスを減らすという目標を忘れず、見直しをおこたらないようにしていきたい。



僕にとって目標というのは、勉強のように踏み出すのに少し勇気必要なときに、立てるものだ。なぜなら、目標を立てるとゴールが見えて少し勇気をくれるからだ。また、目標とともにご褒美を用意すると、より血気盛んになる。そうして僕は、目標をうまく使い、困難なことを乗り越えてきた。もし、僕に目標という概念がなかったら、今は集中できなく、気が満さんしてしまい、この文すら、かけていないと思う。だから僕は、これからもうまく目標というものの利点を利かしていきたい。



僕には昔、「漢字検定5級」を“絶対“に合格するという目標があった。それは僕にとって、まだ小学五年生だったので、学校で習ってない範囲であった。そのため、練習のはじめのときは、とても手ごわく苦戦していた。そのときは、漢字の一も思いつかないようなぐらいだった。特に「激」の下にある方が刀のようなものになってしまっていた。しかし、目標をどうしても達成したい自分がいたため、そのようなときは間違ったときのことをエピソード記憶して覚えていた。そうすると、だんだん解けるようになった。そうして、去年の問題を解くとスラスラと手が動いた。試験日には、そこまで漢字の練習をしなかった。結果は、合格で4、5問、間違えただけだった。自分を棚に上げるようだが、初めのことを思い出すとよく合格できたと思う。



目標というものは人間にとって、まるでエンジンなようなもので、人を動かすものである。なぜなら、漢字検定やケアレスミスを減らすときのように目標を達成するために、僕を動かしてくれたからだ。もし、人間に目標がなかったら、努力も行動しようともせずにいたと思う。これからも僕は、目標を駆使して、何事もかかんに挑戦していきたい。