さようならあやねちゃん
小5 あかすな(akasuna)
2025年4月1日
「今までありがとう。愛知県に行っても元気でいてね。」
三年生の一学期のころに、わたしと仲が良かった友達が愛知県にお父さんの「てんきん」引っ越すことになってしまった。その時、わたしは悲しくてなみだが出てきてしまった。あやねちゃんは、ダンスが上手でかわいい女の子だ。わたしが、あやねちゃんを好きな理由は、話が合うところといつも元気なところだ。
つくえの中を整理するときにあやねちゃんからもらったお花の形をした『折り紙』が出てきた。その折り紙は、あやねちゃんと二人で一緒に作ってこうかんしたおりがみだった。あやねちゃんの好きな色の【青色】で作ってあげた。それには、「元気でね。大好きだよ♥」と書いた。あやねちゃんからは、【オレンジ色】で「大好き♥」と書かれていた。その折り紙をもらった時は`大切にとっておこう`と思った。心の中でガッツポーズもした。折り紙は、わたしのつくえのキーホルダーが入っている「お宝室」に入れている。お宝室で、まるで、一番かがやいているみたいにキラキラと光って見える。四年生の夏休みに、「あやねちゃんが愛知県から旅行でもどって来た」と聞きびっくりした。あやねちゃんに、「会いたかったな~」と思った。
わたしは母に、
「友達が転校してさみしかったことってある?」
小学四年生のころに、仲が良かった友達が、転校してしまったそうだ。転校してしまった後に、ひっこした友達の家に遊びに行ったらしい。友達のひっこした家に行ってからも、ずっと文通をしていたそうだ。だんだん疎遠になってきてしまい、友達とは会えなくなってしまったらしい。会えなくなってしまってからも、仲が良かった友達のことをよく考えることがあるそうだ。仲が良かった友達は、頭が良く、かわいい女の子だったらしい。将来は、メイクアップアーティストになることだったそうだ。母は、まだ小さいのに、「メイクアップアーティスト」という仕事の名前を知っていて、びっくりしたらしい。わたしは母の話を聞いてみて、母と仲が良かった友達が、「メイクアップアーティスト」というのを知っていてすごいな~と思った。
別れというのは、とても悲しいものであり「出会いがあれば、別れはつきもの」だとわたしは思った。これからも、多くの人に出会い、別れてしまうときは、何かものをこうかんして、いろいろな人との思い出を作っていきたいなと思った。