努力することで得るもの
小6 たくみ(nomutaku)
2025年4月1日
みんな(同じ組の子たち)がタイムを計測している中、僕の出番がやってきて、コーチがストップウォッチでタイムを計っていた。しかし、背泳ぎのタイムが遅くなってしまい、ぼくは何も言えなかった。また、僕は少し悔しくなった。
毎週土曜日に水泳教室に行っていて、いつも頑張って個人メドレーを合格するするつもりでやっている。しかし、背泳ぎのタイムが39秒、クロールとバタフライのタイムが30秒平泳ぎが38秒となっており、背泳ぎ以外のタイムが平均に近いのに対し、背泳ぎは全体的にみてもタイムが遅くなってしまっている。また、背泳ぎは足が水の中に沈んだまま泳いでしまっているということが原因だった。そこでぼくは、来年度までに背泳ぎのタイムを目標として頑張ることにした。また、個人メドレーのターンもできないので、背泳ぎのタイムを縮めることと、ターンをできるようになることが大きな目標となった。それはまるで、学校の成績がなかなか伸びないの人みたいだと思った。また、目標を立てているところは旅行に行くときのプランを立てている人みたいだとも思った。
お母さんは、去年宅建の試験をやったのだそうだ。去年は5か月で宅建の試験を合格するという目標を立てて、家事などをやりながら必死に勉強をしたのだそうだ。フルタイムで仕事をして、家事や僕たちのお弁当を作ったりして、ダイニングテーブルに教科書を広げて、隙間時間ができるとすぐに勉強をしたのだそうだ。会社の昼休みや僕たちが寝ている間も勉強を続けたのだそうだ。一発で合格して、ものすごい達成感を感じたのだそうだ。
僕は中学受験はしないけど、高校受験をするときに難しい問題が出てきたら、どうしても溶けなくて投げ出してしまったかもしれない。でも、問題が出てきても、
「どんなもんだい!」
と言えるくらいになりたいと思った。
僕は、自分が難しいと思っているものでも、人一倍努力をすればできるが、努力することを絞り込んで他の方向にそれずにできて初めてうまくできるということが分かった。また、塵も積もれば山となるのように、努力をコツコツと積み重ねていくことでできるようになるのだということも分かった。そして、集中していできていて、なおかつうまくできるということは人間にとって努力した結果だということである。そして、ぼくは背泳ぎタイムが遅くなって少し肩を落としてしまった。