たくみさん、今回の作文では、自分自身の体験を通じて学んだ教訓をしっかりと書き出していて、非常に印象的でした。特に、水泳のタイム改善に向けた具体的な目標設定や、お母さんの宅建試験への挑戦というエピソードを交えることで、文章がよりリアルで感情移入しやすくなっています。また、「塵も積もれば山となる」ということわざを使って、コツコツと努力を積み重ねる大切さを表現している点も素晴らしいです。
さらに、たとえを用いた表現が文章に彩りを加えています。例えば、「学校の成績がなかなか伸びない人みたいだ」とか、「旅行のプランを立てている人みたいだ」という表現が、抽象的な内容を具体的かつ親しみやすくしています。これにより、読者が内容を理解しやすくなっているのです。
文章の終わりに向けて、自己反省とともに、将来に向けた意欲を新たにする様子が伝わってきて、読んでいて勇気づけられる部分が多かったです。
全体を通して、自らの経験を振り返りつつ、それを通じて得た学びをしっかりと書き記すことができているため、読み手にとっても共感や教訓を得ることができる良い作文です。
###項目評価
-たとえがうまく使われています。
-前の話や聞いた話がよく書けています。
-ことわざがよく書けています。
-一般化の主題がよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1007字/600字
思考点:50点
知識点:66点
表現点:69点
総合点:63点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)
■思考語彙 13種
。しかし,すれば,それざる,たかも,できると,と思う,と言える,ないので,のに対し,も思う,も言える,人間にとって,積もれば,
■知識語彙 39種
中学,人間,仕事,以外,会社,個人,全体,出番,努力,勉強,原因,去年,受験,合格,問題,土曜日,学校,家事,平均,弁当,必死,成績,教室,教科書,方向,旅行,時間,来年度,毎週,水泳,目標,結果,自分,計測,試験,達成,隙間,集中,高校,
■表現語彙 89種
お母さん,か月,こと,そう,それ,たち,だい,つもり,とき,ところ,ぼく,まま,みたい,みんな,もの,もん,よう,クロール,ストップウォッチ,タイム,ターン,ダイニング,テーブル,バタフライ,フルタイム,プラン,メドレー,一,中,中学,人,人間,仕事,他,以外,会社,何,個人,僕,全体,出番,努力,勉強,原因,去年,受験,合格,問題,土曜日,塵,子,学校,宅,家事,山,平均,平泳ぎ,建,弁当,必死,感,成績,教室,教科書,方向,旅行,昼休み,時間,来年度,毎週,水,水泳,発,的,目標,秒,組,結果,肩,背泳ぎ,自分,計測,試験,足,達成,間,隙間,集中,高校,
■経験語彙 32種
おる,しまう,しれる,それる,できる,と思う,と言える,も思う,も言える,やってくる,やる,伸びる,作る,出る,分かる,寝る,広げる,感じる,投げ出す,沈む,泳ぐ,溶ける,積み重ねる,積もる,立てる,絞る,続ける,縮める,落とす,計る,込む,頑張る,
努力することで得るもの
小6 たくみ(nomutaku)
2025年4月1日
みんな(同じ組の子たち)がタイムを計測している中、僕の出番がやってきて、コーチがストップウォッチでタイムを計っていた。しかし、背泳ぎのタイムが遅くなってしまい、ぼくは何も言えなかった。また、僕は少し悔しくなった。
毎週土曜日に水泳教室に行っていて、いつも頑張って個人メドレーを合格するするつもりでやっている。しかし、背泳ぎのタイムが39秒、クロールとバタフライのタイムが30秒平泳ぎが38秒となっており、背泳ぎ以外のタイムが平均に近いのに対し、背泳ぎは全体的にみてもタイムが遅くなってしまっている。また、背泳ぎは足が水の中に沈んだまま泳いでしまっているということが原因だった。そこでぼくは、来年度までに背泳ぎのタイムを目標として頑張ることにした。また、個人メドレーのターンもできないので、背泳ぎのタイムを縮めることと、ターンをできるようになることが大きな目標となった。それはまるで、学校の成績がなかなか伸びないの人みたいだと思った。また、目標を立てているところは旅行に行くときのプランを立てている人みたいだとも思った。
お母さんは、去年宅建の試験をやったのだそうだ。去年は5か月で宅建の試験を合格するという目標を立てて、家事などをやりながら必死に勉強をしたのだそうだ。フルタイムで仕事をして、家事や僕たちのお弁当を作ったりして、ダイニングテーブルに教科書を広げて、隙間時間ができるとすぐに勉強をしたのだそうだ。会社の昼休みや僕たちが寝ている間も勉強を続けたのだそうだ。一発で合格して、ものすごい達成感を感じたのだそうだ。
僕は中学受験はしないけど、高校受験をするときに難しい問題が出てきたら、どうしても溶けなくて投げ出してしまったかもしれない。でも、問題が出てきても、
「どんなもんだい!」
と言えるくらいになりたいと思った。
僕は、自分が難しいと思っているものでも、人一倍努力をすればできるが、努力することを絞り込んで他の方向にそれずにできて初めてうまくできるということが分かった。また、塵も積もれば山となるのように、努力をコツコツと積み重ねていくことでできるようになるのだということも分かった。そして、集中していできていて、なおかつうまくできるということは人間にとって努力した結果だということである。そして、ぼくは背泳ぎタイムが遅くなって少し肩を落としてしまった。