あやゆきさん、春休み前に立てた目標についての作文、読ませていただきました。
目標設定の重要性を自分の言葉でしっかりと表現できていて、読んでいて非常にわかりやすかったです。
特に「最高学年の責任を持つ」というテーマを選んだ理由が明確で、その決意が感じられました。

また、友達との会話を取り入れることで、他の生徒がどのような目標を持っているのかもうまく描か(えがか)れており、作文に多角的な視点(してん)を加えています。
さらに、お父さんが資格を取得する過程を詳細(しょうさい)に記述することで、目標達成のための努力や挑戦(ちょうせん)の大変さがよく伝わりました。
この部分では、前に聞いた話がよく書けています。

また、作文全体を通じて「人間にとって目標がどれほど重要か」という一般(いっぱん)的なテーマについても触れ(ふれ)ており、一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
終わりには、初めに設定した目標への意気込み(いきごみ)を再確認(かくにん)する形で締めくくっ(しめくくっ)ていて、書き出しの結びがよく書けています。

あやゆきさんの作文は、目標に向けてどのように考え、行動するかが具体的に描か(えがか)れていて、非常に教訓的でした。
これからもこのように、自分の経験や周りの人々の話を取り入れながら、豊かな内容の作文を書いていってください。

###項目(こうもく)評価
-たとえがうまく使われています:使用されていました。
-前に聞いた話がよく書けています:お父さんの話が具体的でわかりやすく書かれていました。
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています:「人間にとって目標が重要である」というテーマが適切に扱わ(あつかわ)れていました。
-書き出しの結びがよく書けています:終わりの部分で、初めの目標に戻っ(もどっ)締めくくり(しめくくり)がされていました。
 

森リン評価 私の目標 ha 04月1週 あやゆき
字数/基準字数:
1090字/600字
思考点:55点
知識点:70点
表現点:75点
経験点:85点
総合点:70点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:61点
知識点:76点
表現点:81点
経験点:90点
総合点:77点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙16種19個84%55点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙44種82個54%70点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙100種200個50%75点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙41種63個65%85点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1090字
 55点
 70点
 75点
 85点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 16個
。だから,いこう,きくと,そのまい,それに対して,たから,たので,と思う,なければ,は確か,ましょう,人考える,人間にとって,合おう,多いと,急がば,

■知識語彙 44種
一番,三月,五分,人間,仕事,体育,先生,全員,八月,努力,勉強,十月,友達,受験,合格,問題,団長,大会,大切,委員,学年,学科,実現,山口,年生,建物,成功,技術,教習所,方法,日間,時間,最後,最高,用紙,目標,石川,福井,経験,親友,試験,責任,資格,開始,

■表現語彙 100種
いっしょ,いろいろ,か月,こと,これ,そう,その後,それ,とき,となり,なん,は確か,みんな,めん,もの,やる気,わたし,ん,クラス,クレーン,シート,テスト,ロク,一,一番,七,三,三月,中,二,二つ,五,五分,人,人間,仕事,会,体育,作,先生,全員,八月,六,前,努力,勉強,十,十月,友達,受験,合格,問題,四,団長,大会,大切,委員,学年,学科,実現,山口,年,年生,建物,後,成功,手,才,技術,教習所,方,方法,日間,春休み,時,時間,書,最後,最高,無,父,物,用紙,目標,県,石川,福井,笑,組,経験,街,親友,許,試験,責任,資格,足,車,長,開始,

■文化語彙 41種
かかる,かける,がんばる,きく,くれる,しまう,せる,つりあげる,できる,とる,と思う,まく,まとめる,まよう,まわる,もつ,やる,よびかける,人考える,伝える,使う,入る,入れる,出す,分かる,取る,合う,向かう,帰る,建てる,急ぐ,持つ,教える,書く,楽しむ,決まる,決める,立てる,終わる,聞く,通う,

 

私の目標
   小6 あやゆき(ayayuki)  2025年4月1日

 「よし、がんばるぞ!」

 これは、春休みに入る前に一人、一人考えた六年生の目標が決まった時に言ったことだ。そして、その目標はいろいろあったがわたしは「最高学年の責任をもつ」に決めた。

 わたしは、春休みにはいる前、五年三組の山口先生がみんなに、

「六年生の目標を書きましょう。」

とよびかけた。だから、わたしは、その目標シートにわたしはいろいろまよったが、「最高学年の責任をもつ」と書いた。なぜなら、最高学年の六年生になったら、委員会の委員長や体育大会の団長や副団長などの一、二、三、四、五年生をまとめる「責任」が大切だと思ったからだ。そして、クラスの全員が終わったら先生が、

「友達と書いたことを伝え合おう。」

と言ったので、わたしは、親友のまいちゃんといっしょに伝え合うことにした。そのまいちゃんといっしょに伝え合うことにした。そのまいちゃんの目標は「最後の一年を楽しむ」という目標だった。そしてそのまいちゃんに、

「なんでまいちゃんは、その目標にしたの?」

ときくと、まいちゃんは、

「最後の一年はさすがに勉強より楽しみたいじゃん。六年生でロクでもない年にしたくない(笑)」

といっていた。それに対してわたしは確かにと思った。

 父に聞いた。父は仕事で使ういろいろな資格やめん許を持っている。その中で一番取るのに時間がかかったのは、街で建物を建てるときに物をつりあげるクレーン車のめん許だ。父は、「よし、このめん許を四十才になる前にとるぞ」という目標を立てて、資格を持っためん許を取ったそうだ。めん許は学科試験というテスト用紙の問題

実際のクレーン車をそう作する技術のテストの二つに合格しなければならない。父は、学科試験をその年の八月に合格した。二か月後の十月に技術のテストを受験した。試験開始後、五分で不合格になり二時間かけてまた福井県に帰った。まさに無だ足になってしまった。その後、よく年の三月に、福井県のとなりの石川県にあるクレーンの技術を教えてくれる教習所に、七日間通ってようやくめん許書を手に入れることができた。まさに急がばまわれである。目標を立てて実現するには、いろいろな方法があるが時間をかけて、じっくりかけてじっくりやった方が成功することが多いと父は言っていた。

 わたしは目標は人間にとってやる気を出すものであるということが分かった。そして、目標は努力して、成功する経験を持たせてくれるものだということも分かった。だから、これからはその目標に向かって、努力していこうと思った。