ゴミをどう捉えるか
   中3 あおてね(aotene)  2025年4月1日

  私の家でもゴミの分別をするようになった。プラスチックゴミと生ゴミ、紙類などを分ける。外にあるゴミ箱だと、燃えるゴミと燃えないごみに分けられ、スーパーなどにはリサイクルできるプラスチックやペットボトルを回収している場所もある。ゴミは、もう使い道がないものとしてとらわれがちだが、ゴミでもリサイクルで資源として活用することができるのだ。私の住む地域では週末になるとトラックが一軒一軒回り、リサイクルできるものを回収している。私は、このゴミのようなものも活かせるような人間になりたいと思う。



 第一の方法としては、物事の良い面を見ることだ。最近では、「ポジティブ思考」という言葉をよく聞く。何か予想外のことが起きたとしてもすぐにネガティブな言動や行動をとるのではなく、どんな時でも前向きに考えることだ。ポジティブ思考があるおかげで、ストレスが溜まりにくくなったり、うつ病にもなりにくくなるという効果がある。また、私も失敗した時やミスをしてしまった時何度か家族や友達からポジティブのアドバイスをもらって元気になった経験もある。物事の良い面を見るということは、大事なことだと改めて気づくことができた。



 第二の方法としては、今の原点主義のような教育ではなく、マイナス面を直すことを中心とした社会風土を変えていくことだ。物事には必ず良い面と悪い面がある。多くの人は悪いことが見つかるとすぐに改善しようとし、完全無欠なものを作り出そうとしている。確かに完全無欠なものができると信頼性も高まり、使用する人が増える。しかし、現実的に考えて完全無欠なものを作り出すことも困難であり、そんな商品があったとしても面白くないと思う。ものにはそれぞれの目的があり、その目的に特化したものであれば欠点があったとしても安心に使えるはずだ。マイナスばかり見つめるのではなく、もっと良い面に視点を変えると良いと思う。



 確かに、欠点を直すことは大事である。しかし、「すべてに効くという薬は、何にも、たいして聞かない。」という言葉があるように、物事の良い面を活かしていくことがそれ以上に大事である。だから、私は、ゴミのようなものも活かせるような人間になりたいと思う。