目標
   小6 あきはな(akihana)  2025年4月1日

 「はぁ疲れたー。」

ダンスから帰って、思わず大きなため息をつく。 

 私は、ダンスを習っている。4年生の終わりごろくらいから習っている。最近は週に2回ダンスに行っている。そしてやっと初級のクラスから、上のクラスに上がることができた。初めは、同級生もいたし、ダンスの先生と前からやっている友達のやりとりが面白くて、楽しめそうと思った。上のクラスの人たちについていけるか心配でもあった。私より前からやっている人が多かったからだ。お今は一応ついてはいけてるが、まだまだできないことがたくさんある。同級生の子でも、同じ踊りのはずなのに全然違って見える。初級のクラスでは全然ついていけていたのに、上のクラスに行くとだんだんと余裕もなくなっていった。「上には上がいる」ということが改めてわかった気がした。私は、よくダンスの先生に動きが小さいと言われるので、自分なりに大きく踊っているつもりだったけれど、踊っている動画を見てみると思っているより小さかった。それを見て、もっと頑張ろうと感じた。友達と比べると、さらに頑張ろうと思えた。だから、撮ってもらった動画をみて、上手な人と比べたりしようと思っている。

 私が、頑張ろうと思えたのは、ダンスだけではない。学校での目標は、字をきれいに書くことだ。自分で言うのもおかしいが、鉛筆で書くよりも、シャープペンシルで書いた方がきれいに書けると気づいた。私の友達は、字がきれいな人が多くてみるたびに、「きれいだな」と感じることがある。みんなは、私の字をきれいと言ってくれる時もあるけれど、自分ではそうと思わない。シャーペンなら鉛筆よりきれいに書けるのに、なんで学校はシャーペン禁止なんだろう、と考えている。いつか、小学校もシャーペンが使える日が来るといいと思う。

 母に話を聞いてみると、母は身長が小さい方で6年生を卒業するまでに150cmを超えることが目標だったらしい。しかしその目標が叶うことはなかった。母は小学校6年生でバレーボールをやっていて、スパイクをしてみたいと思っていたらしい。少し時間はたっているが、今では154、いや155cmまでのびたそうだ。

目標とは人間にとって、今までやってきたものをさらに頑張ろうと思えるものだ。また、努力をするには、目標は大事なものだと思う。

今日も、ダンスの準備をしてなんだかんだ楽しみにしている。