里山を歩いていると(感)
   中2 あけみお(akemio)  2025年4月2日

 里山を歩いていると何人ものハイカーとすれちがう。それぞれの目的を気持ちよく、楽しく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生生物を中心とした自然だ。今、美しく維持されている里山は、必要なてまひまをすべて山里の人びとの善意に負っている。都市に暮らす人びとが、山里の人びとに対して相応の負担をすべきではないか。例えば、野生動物たちのために緑のコリドーをつくることである。



 夏休みに家族と徳島県に旅行に行った。海に行ったとき最初に思ったことは、海がグラデーションになっていてとてもきれいだったことだ。めったに海には行かないので久しぶりに海の景色が見られて嬉しかったし、きれいで感動した。海の近くに行くと風があって気持ちよくとても涼しかった。海に入って浮き輪でプカプカと海水浴をしていると、父が急に騒ぎ出した。クラゲに刺されたのだ。私は大慌てで、

「一旦砂浜に出よう!」

と言った。海面をのぞき込んだら、小さな小さなクラゲがいた。もっと大きいクラゲだと思っていたけれど、意外と小さかったのでびっくりした。プールと違って海には生物がいることを改めて実感した。次に私たちは、父と二人でカヤックに乗った。ブイのあたりまでこいて行くと浜辺にいる人たちの声があまり聞こえなくなって自然の中にいるなと感じた。カモメの鳴き声や泳いでいる魚を身近に感じた。



 近頃、プラスチックなどが海に捨てられることが問題になっている。海鳥や魚、ウミガメなどがプラスチックを食べてしまい、命を落としてしまうというニュースをよく耳にする。



 人間にとって自然とは、いやしをくれるなくてはならない大切なもので守らなくてはならないものである。私たちは、自然を守るために海にプラスチックを捨ててはならない。また野生動物は看板の意味がわからないので人間が注意と配慮をするべきだ。自然保護のためには、リサイクルをしっかり行うこと、無駄なプラスチックを使わないように意識することなどが必要だ。今すぐできることは限られているが、少しずつでも意識を高めて行動することが、自然を守るためには大切だと思う。実際に自分たちがどんな行動を摂るかが重要だと感じる。未来が豊かな自然環境で暮らせるように、いま私たちができることを考えて行動することが必要だと思う。