Hi! Billyです。
春はもうそこまできているね! 今週は進級試験だね。ヘチマのみんなは、4月になったら、今までとはちょっと違って、 ぐんと「おとなっぽい」課題に挑戦することになる。今回の進級試験は、そのための腕試しとも言えるね。 なんて、緊張させてしまったかな? 君が今回挑戦する課題は、ずばり! 「がんばったこと」であーる。受験やスポーツの試合、そのほか日常の小さな「がんばったこと」で、もいいよ。 僕は苦手な算数を、毎日欠かさず勉強したことを書こうかなあ。それとも、夏に水泳の特訓を受けたことを書こうかなあ。君にはどんながんばったことがあるのかな? それでは、項目のおさらいをしておこう。●の項目をしっかり入れて書こう。 <<構成>>書き出しの結び 書きだしのくふうをうまく考えて、最後と呼応するように書こう。 <<題材>>前の話、聞いた話、調べた話。まわりの人に取材してもいいし、うんと小さかった頃のがんばった話でもいいね。 <<表現>>たとえか、ことわざ。「がんばる」「努力」などに結びつくうまいことわざがみつかったらいいね! <<主題>>一般化の主題 「…は人間にとって…である」「がんばること」と人生、生き方などを結びつける大きなとらえかたができたら最高だね。 それから、忘れてはならないのが目標字数だ。ヘチマの君は1200字以上。ひえーこれってかなり大変?! そんなに書けないようと弱音を吐きそうになっている君! こっそり字数をのばすコツを伝授しよう。 字数は、体験実例でのばせるんだ。 ただがんばったことを紹介するだけでなく、「どうしてそれをがんばることにしたのか、またはがんばらなくてはいけないのか」とか、「どのような方法でがんばったのか」「がんばってもなかなかうまくいかなかったこと」などを入れて、内容をふくらませよう。 それでもなかなか…と言う人は、会話を入れてみるのもテだね。 「Billy! あと10メートルだ! がんばれ! Billy! あと5メートル! あとひとかき、ふたかき…」 これは、水泳の特訓中のコーチの声だよ。25メートルがやっと泳げるようになった時のね。あのときは、ほんとに苦しかったなあ…。最後の5メートルがなんだかとても長くてね。こんなふうに会話を取り入れると、臨場感が出て、作文が生き生きとしてくるしね。 どうかな? がんばれそう? えッ?! 「進級試験をがんばったこと」を書く? それもおもしろいなあ。「生中継」って感じだね。 それでは、みんな合格目指して Let’s GO! |