授業の渚 me-03-1


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 いつも同じものだと飽きてしまいます。
「また、サンマ」(季節がちょっと違いますが)
 たまに、
「はい、今日はブタの丸焼きね」
 こんなのが出てきたら、すごいです。というか、かわいそうです。
 たまには、どかんと変化があると刺激があります。

 また、狂気が偉大な仕事を成功させてきました。
 たとえば、エジソン。
「これで、五千個目」
 フィラメントを探すために、いろいろな材料を確かめてみました。このとき、エジソンは、失敗が続けば続くほど成功に近づいているのだという核心を持っていたそうです。これは、狂気というか、異常な執着心や集中力を持っていないとできないことです。
 もちろん、冷静な理性も必要です。
「なあんだ。最初から電気屋さんでフィラメントを買ってくればよかったんだ」なんてね。
 冷静な判断も大事だが、常識を超えた努力もまた必要なのではないか。

 狂気も大切だ。
 第一の理由は、狂気がないと偉大なことを成し遂げることができないからだ。
 第二の理由は、平凡な毎日では退屈するからだ。
 確かに冷静な判断も大切だが……
 理由の中の実例には、データも入れていきましょう。

 漫画です。
 怒る犬。
「ワン」
 怒る人。
「ワオ」(下手な絵)
 でも、どんなに怒っても、その怒りのおよぶ範囲はたかが知れています。
 ところが、
「正義の名において、大虐殺しちゃお」
というようなことが人間の歴史にはあります。人間には、動物の普通の水準を超えて狂気で行動することがあります。
 逆に、子供を愛する犬。
「ペロペロ」
 かわいいですね。人間も同じです。
「ペロペロ」(なめないだろ)
 ところが、人間は、動物の普通の愛情の水準を超えて、
「平和のために命をささげるわ」
などということもあります。
 抽象的な愛を持てるところが、人間の動物と違うところです。

 意見は、狂気を大切にしよう。
 例は、テストの前は狂気でがんばれる、など。
 また、平凡な毎日では飽きる、など。
 データ実例は、海外旅行の人数など。つまり、人間は、平凡な日常を脱出して変化を求めたい気持ちがある、など。