授業の渚 ne-03-1


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Hi! Billyです。

 ネコヤナギは「春の訪れを告げる植物」なんだよ。知ってた?
白っぽいふっくらしたふわふわを見たことあるでしょう?

 さて、今週はいよいよ進級試験だ。ココロの準備はいいかな?
君の課題は「料理を作ったこと」です。食いしん坊の僕にはぴったりな課題だな。

 こう見えても僕、食べるだけじゃないんだよ。玉子焼きから始まって、焼きそばやカレーなんかも作ったことがあるんだよ。えっ! 野菜を切っただけとか、味見だけなんじゃないかって? う…まあ、そういうときもあるけどね。

 君は何を作ったことがあるのかな? 家庭科の調理実習や、おうちでお手伝い、お菓子作りをしたことがある人もいるかな?
その時のことを、いろいろ思い出して、読んでいる人が思わず「おなかがぐーっと鳴っちゃう」ようなおいしそうな作品にしようね!

 では、●の項目をおさらいしておこう。

<<構成>>書き出しの結び、これはまず書き出しのくふうが必要だったね。料理中の会話でも、おいしそうな匂いのことでも、何か印象的なことを考えてみてね。

<<題材>>前の話、聞いた話、調べた話。お母さんが初めて料理を作ったときの話、君が小さい頃、料理を手伝いたがってお母さんが困った話、料理について新しく知ったこと、調べたことなど、おもしろいエピソードを披露しよう。

<<表現>>たとえか、ことわざを入れよう。ことわざの選び方は、くすっと笑ってしまうようなユニークな引用がポイントかな。

<<主題>>「わかった」を使って考えをまとめよう。料理をする上で得た知識や技術について「わかった」でもよいけれど、望ましいのは「料理をすることで食べ物のありがたさがわかった」とか「自分で作った料理は一味もふた味も違うということがわかった」「ふだん簡単そうに料理をしているお母さんはこんなに大変なことをしていたのだとわかった」というように、君の考え方や感じ方の成長が見られる内容だとさらにいいよ!

 それから、忘れちゃいけないのが、字数! だね。君の目標字数は1000字!!

 1000と聞くと、いかにも多そうだけれど、ちょっとくわしく体験実例を書いたらすぐだよ。ただね、その時の注意としては「料理のレシピ=作り方」みたいにならないこと。つまり、ああして、こうして、これをまぜて、という話だけに始終しないことが必要だよ。その合間合間に、君の感想や、登場する人の会話や、素材の変化(音、匂い、色)などをもりこんで書いてね。 

 この題材だったら、失敗談なども書きやすそうだね。なんていっても、料理初心者に失敗はつきものだからね。

 それから、料理をしているときの話だけでなく、献立作り、準備の買出し、下ごしらえ、味見、配膳、後片付けなどの話題もOKだからね。

 もし、あまり料理の経験がなかったら、カップラーメンは、お湯を入れるだけだから料理とは言いがたいけれど、日常の食事に何か少し手を加えておいしくした、なんていうのを書いてもいいよ。

 
 なんだか、おなかがすいてきちゃったな。早く書き上げて、何かつーくろっと。

 では、みんな! 合格目指して! Let’s GO!