カキの課題
【バオ】 ぼく、バオ君。 構成の仕方を説明するよ。 カキの課題では、最初に絵をかくんだ。 絵が苦手な人は、お母さんに手伝ってかいてもらうといいかもしれないね。 お母さんも苦手だったら、お父さんに手伝ってもらってね。 え? お父さんも苦手だったら? そうしたら、今から、先生にかいてもらう絵をまねしてみてね。 せんせーい。 はーい。家族でレストランに行った絵だったら、こんなふうにかくといいよ。 (絵をかく) せんせい、ありがとう。なんだか、レオナルドダビンチの最後の晩餐みたいですね。 【コーチン】 題材の説明だよ。 名前や数字を詳しく書くことが目標だよ。 このまえ、家族でごはんを食べにいったんだ。そのことを作文に書いてみるね。 4月29日日曜日に、ぼくは、お父さんとお母さんとお兄ちゃんとごはんを食べに行きました。 お父さんの運転で車にのって30分くらいでつきました。 行ったところは、横浜中華街のマンチンロウというお店です。 みんなで、ヤキそば、エビチリソース、かにチャーハン、すぶた、シュウマイ、とスープを食べました 。 いつもは、20分で食べてしまうお家のごはん時間が、お店では、1時間以上もかかって食べました。 ほら、日にちや時間の数字が詳しく書けたし、お店の名前や料理の名前がちゃんとかけてるでしょ。 こんなふうに書くといいんだよ。 書けたら項目シールを貼っておいてね〜。 【フロール】 私は使えるカエル。名前はフロールです。 表現の項目の説明をします。 表現の項目って聞くと難しいけれど、いつも練習しているたとえのことね。 さあ、今日はどんなたとえを書こうかなあ。 今日はおいしいものを食べてきたことを書くって。 え、中華街で? いいなあ。おいしかったでしょ。 ほっぺたが落ちそうなくらいだった? あ、やった、思いついた! ほら、たとえが書けそう。 「おいしくて、まるでほっぺたがおちそうでした。」 ね、簡単、簡単。 おいしいものを食べると、とっても幸せな気持ちになるよね〜。 わたしもおいしいもの大好き。 天国にいるような気持ちになるもの。 あ、やった、思いついた! ほら、また書けそう。 「おいしいものをたくさんたべて、まるで天国にいるようでした。」 ね、簡単、簡単。 さあ、みんなもじぶんだけのたとえをかんがえてみてね。 さくぶんのなかにひとつ入れられるといいですね。 カエルのお話はおしまい。カエルはカエルー。 【ビリー】 思ったことを作文の最後に書くのにはもうなれたかな? え? カンタンカンタン? そうか。それなら、、もう一段むずかしいことをしてみよう。その思ったことを長く書いてほしいんだ。長くというのは、くわしくとういうことだね。2行にわたるくらいかけるといいね。 「ちゅうかがいでたべたごはんはおいしかったと思いました。」これが、今までの書き方。 それをさらにくわしく書くとすると「ちゅうかがいでたべたごはんは、今でも味を思い出せるくらいおいしかったので、またすぐ行きたいなあと思いました。」とか「ちゅうかがいでたべたごはんを、うちでも食べられたらしあわせだろうなあと思いました。」「まんちんろうのおりょうりのようなごうかなりょうりは、作るのがタイヘンだろうなと思いました。」うんうん、そうだろうねえ。 なんだか、ぼくもおなかがすいてきちゃったな。ちなみに横浜ちゅうかがいでおすすめの店は、えーとね、あ? 時間? あっそう。 残念! 時間切れだ。 ではがんばって挑戦してくれたまえ! Let’s GO! (レッツゴー) 【シャンテン】 では、最後に字数と表記の説明をします。 字数の目標は200字。 ちょっと大変だなあって思った人もいるかもしれないわね。 でも、大丈夫。会話のカギかっこをたくさん使えばすぐに200字までいきますよ。 会話のカギかっこは、行をかえて書くでしょう? カギかっこを閉じた後も行を変えるでしょう? だから会話を入れるたびにどんどん行がふえるわけ。 ね? いい方法でしょう? 何度も言うけど、カギかっこの前と後で行をかえるのを忘れちゃダメよ。これを忘れちゃうと、行がなかなか増えないからね。 表記で注意することは、今説明したカギかっこの書き方のほかにもう一つあります。それは、縦書きのとき、数字を漢字で書くこと。 横書きのときはどちらでもいいけれど、縦書きのときは、数字は漢字を使って書くのよ。数字を書くときは気をつけてね。 これで説明はおしまいです。今日書いた作文は、担当の先生に送ってね。 じゃあ、がんばってねー。 |