授業の渚 ra-06-1


↑スタート/ストップ音声オン/オフ↑
中3 ラ 6.1週 ●テレビで見える戦争の部分と(感)
 第一段落は、要約。そのあと続けて、「テレビを鵜呑みにするべきではない」又は、「テレビに映らないところに目を向けるべき」と意見を書いていく。例えば、テレビに映った、きれいな景色。のどかな秋の光景で、鹿(しし)おどしがコーンと音を立てるというような画面であっても、実はその撮影現場はゴミだらけで、撮影する場所だけきれいに片付けてあった、というようなこともあり得る。しかし、テレビを見る人は、その切り取られた画面だけを現実のものとして受け止めてしまう。
 第二段落は、その方法1。例えば、複数の情報源によって判断する。ここに、体験実例が入りそう。テレビで見たときは、Aだと思ったが、新聞を読むと、Bだということもわかった。しかし、当事者に聞いてみると、真実はCだった、など。
 第三段落は、方法2。自らの情報発信によって検証。ブログなどで意見を述べると、異なる意見の人と交流でき、視野が広がることも。また、実際に自分の目で確かめることも。もちろん、地球の温暖化の現状を確かめるためにちょっと南極までというわけにはいかないが(ユーモア表現が入りそう)。
 第四段落は、まとめ。確かにテレビが活用できることは多い。しかし、テレビは、ある視点から見たものごとを、あたかも自分の目で見ているかのような錯覚を起こさせる。名言は、「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わねばならない」など。テレビのほこりを払う前に、まず、自分の目のほこりを払おう。